当ブログ立ち上げ以来ご紹介してきたウィスキーはこれまでで48本になりますが(2018年7月23日現在)、今回はその中で私がまとめた安ウィスキーランキングをご紹介します。これまでご紹介してきた銘柄は全て自分で飲んでみて一定レベル以上と判断したものばかりではありますが、やはりその中でもレベルの差というものは存在するため、5段階に分けてランキング付けをしてみました。
決定!安ウィスキーランキング
これまでご紹介してきたウィスキーの中で税抜き価格2,000円未満のものを「安ウィスキー」とし、1点から最高で5点までの5段階にランク付けします。価格については店によって大きな差がありますが、基本的に私が日頃利用している店における価格で判断しています。たとえ1点でも「ブログで紹介するに足る」と判断した一定レベル以上のもので、圏外となって載せていない銘柄もゴマンとあります。
5点 ティーチャーズ ブラックニッカスペシャル アーリータイムズ
4点 デュアーズ グレンエリス グランツ ロングジョン ホワイト&マッカイ オークマスター樽薫る フェイマスグラウス
3点 バランタインファイネスト ジョニーウォーカー赤ラベル オールド カティーサーク タラモアデュー ハディントンハウス
2点 角瓶 ホワイトホース ブラックニッカディープブレンド ベル 白角 ブラックニッカリッチブレンド フォアローゼス ジムビーム 富士山麓
1点 ジェムソン カナディアンクラブ リチャードソン
5点だけは私の好きな順ですが、それ以外は順不同です。
5点
ティーチャーズ
やや甘く重厚なスモーキーフレーバーを感じることのできる、いかにもスコッチというウィスキーです。これで1,000円台前半ですから驚きます。(先日入った古淵のイオンでは税込みで1,000円を切っていた)
〖正露丸〗ティーチャーズハイランドクリームは究極の「安くてうまいウィスキー」だった - 酒とうどんと御朱印の日々
ブラックニッカスペシャル
ストレートで一口飲んで、思わす「これは梅酒か?」と感じるほどのとろりとした甘さがあったことが印象的です。ブラックニッカの中で完全に干された存在でほとんど酒屋で見かけませんが、今後どうするつもりなのかはっきりとさせてほしいものです。
〖飲み方〗ブラックニッカスペシャルはほとんど売っていないがうまい - 酒とうどんと御朱印の日々
アーリータイムズ
すっきり爽やかな飲み口ですが、しっかりとした味わいはどんな飲み方をしても崩れませんでした。
〖評価〗アーリータイムズイエローラベル 5通りの飲み方を徹底比較 - 酒とうどんと御朱印の日々
4点
デュワーズ
〖飲み方〗デュワーズホワイトラベルはハイボールが素晴らしい - 酒とうどんと御朱印の日々
グレンエリス
玉付のボトルと高級和菓子を思わせる甘さが印象的です。成城石井で扱っていますが、現在では見つけるのが至難の業となっています。(たまプラーザ店には何本かあった)
〖在庫切〗グレンエリスは大変に珍しい玉付きウィスキーである - 酒とうどんと御朱印の日々
グランツ
グレンフィディックと同じ三角形のボトルが印象的です。ハーフロックが一番うまいというスコッチとしては珍しい酒です。
〖三角形〗グランツは氷を入れても水で割ってもびくともしない - 酒とうどんと御朱印の日々
ロングジョン
コストパフォーマンスに優れており、1,000円以下のウィスキーとしては最強だと思います。
〖飲み方〗ロングジョンは最上級のコストパフォーマンスだった - 酒とうどんと御朱印の日々
ホワイト&マッカイ
滑らかで上品な甘さが特徴のウィスキーです。こちらも最近では見つけるのが難しくなりました。
〖評価〗ダブルマリッジ製法のホワイト&マッカイはのど飴のようなしっとりとした甘さを感じた - 酒とうどんと御朱印の日々
オークマスター樽薫る
640mlで1,000円を切る価格で、警戒心が沸いてなかなか手が出せなかったのですが、飲んでみると驚くほど本格的味わいでした。
〖評価〗「オークマスター樽薫る」は価格の割に驚くほどうまい - 酒とうどんと御朱印の日々
フェイマスグラウス
本場スコットランドで30年以上人気ナンバーワンだったウィスキーです。ラベルに雷鳥が描かれていますが、パブで「あの雷鳥の酒をくれ」と注文する客が多かったことから「The Famous Grouse(あの有名な雷鳥)」という名になったといいます。
〖終売?〗フェイマスグラウスは龍角散のど飴の甘さだった - 酒とうどんと御朱印の日々
3点
バランタインファイネスト
価格は手頃で味も標準的であり、スコッチウィスキーの入門編としてうってつけだと思います。バランタインファイネストを略してバラファイという呼び方もあるようです。
〖飲み方〗バランタインファイネスとはトワイスアップが一番うまい - 酒とうどんと御朱印の日々
ジョニーウォーカーレッドラベル
ジョニーウォーカーからは「俺がスコッチだ!」という強烈な自己主張を感じますが、それは一番低い価格帯のジョニ赤からも感じることができます。
〖キーモルト〗ジョニ赤を5種類の飲み方で比較してみた - 酒とうどんと御朱印の日々
オールド
過去にいろいろと黒歴史があったようですが、やはり日本のウィスキーの代表的な味がオールドではないかと思います。戸棚にあった父のウィスキーを盗み飲みすることから始まった私の酒歴の原点でもあります。
〖芸術的〗ボトルのデザインが印象的なオールドはハーフロックが最良 - 酒とうどんと御朱印の日々
カティーサーク
一般的には「軽い」と評されているようですが、実際に飲んでみるとしっかりとした味わいで、「軽い」とはどうしても思えません。
〖味〗カティーサークはしっかりとした味わいで、全然軽くなかった - 酒とうどんと御朱印の日々
タラモアデュー
初めて飲んだアイリッシュウィスキーがこの酒でした。英国の近隣でありながらスコッチとまったく違い、クリーミーで滑らかな味わいには面食らいました。
〖評価〗タラモアデューの5種類の飲み方を試してみた - 酒とうどんと御朱印の日々
ハディントンハウス
1,000円をきる価格からは信じられないような味わいで、コストパフォーマンスに優れたウィスキーです。
〖税抜き〗1本980円のハディントンハウスはコスパ最強だった - 酒とうどんと御朱印の日々
2点
角瓶
オールドと同様に日本のウィスキーの典型的な味わいだと思います。ハイボールが一番美味いという驚きの結果でした。
〖飲み方〗「角瓶」はハイボールが一番うまかった - 酒とうどんと御朱印の日々
ホワイトホース
〖味〗ホワイトホースファインオールドは武骨な力強さがあった - 酒とうどんと御朱印の日々
ブラックニッカディープブレンド
45度というアルコール度数からくる強靭な味わいが特徴で、昨今のウィスキーブームがもたらした原酒不足に対応して登場した商品です。これと入れ替わりに「ブラックニッカ8年」が販売終了になったのは納得できません。
〖45度〗ブラックニッカ・ディープブレンドはハイボールに限る - 酒とうどんと御朱印の日々
ブラックニッカリッチブレンド
ブラックニッカシリーズの中では価格面でも味の点でも最も標準的です。(ブラックニッカクリアを私は認めていない)
〖評価〗ブラックニッカリッチブレンドはひたすら「スッキリ爽やか」だった - 酒とうどんと御朱印の日々
ベル
文字通り辛口ウィスキーでした。
〖潮の風味〗ベルはスモーキーで力強い味わいが印象的だった - 酒とうどんと御朱印の日々
フォアローゼス
氷を入れたり水で割ったりして飲み方を変えるとその都度劇的に味わいが変わります。
〖飲み方〗フォアローゼスのブランドとマークに残る由来 - 酒とうどんと御朱印の日々
ジムビーム
典型的なバーボンウィスキーです。
〖味〗ジムビーム 5種類の飲み方を徹底比較 - 酒とうどんと御朱印の日々
白角
その昔「端麗辛口」というキャッチコピーで売り出されていただけあって、角瓶より若干辛口です。
〖終売〗サントリー白角はハイボールが最適な飲み方 - 酒とうどんと御朱印の日々
富士山麓
50度という高いアルコール度数が特徴です。1回に飲む量はどうしても少なくなるため長持ちさせることができ、意外とコストパフォーマンスがいい酒でした。
〖終売〗富士山麓樽熟成原酒50°は意外とコストパフォーマンスがいい酒だった - 酒とうどんと御朱印の日々
1点
ジェムソン
アイリッシュウィスキーの代表的銘柄ですがタラモアデューに比べるとかなり弱く、ストレートで飲むならありだと思います。
〖評価〗ジェムソンは水割りは避けた方がいいアイリッシュウィスキー - 酒とうどんと御朱印の日々
カナディアンクラブ
カナディアンウィスキーの代表的銘柄ですが、若干力強さに欠けており、ストレートならありです。
〖評価〗カナディアンクラブ 5種類の飲み方を徹底比較 - 酒とうどんと御朱印の日々
リチャードソン
香ばしいという不思議な味わいです。強靭さや分厚さはありませんが、税込みでも1,000円以下という価格ならギリギリセーフです。
〖博打〗税込みでも1000円を切るリチャードソンは余裕でOKだった - 酒とうどんと御朱印の日々
「房総ウィスキー」飲んでみませんか?
★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎには十分に注意しましょう
左下のボタンでB!ブックマークをお願いします。
◆最高の5点をつけたウィスキー