御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖レビュー〗ジョニ赤を5通りの飲み方で評価してみた

ジョニ赤を5通りの飲み方で評価してみました。ジョニーウォーカーレッドラベルはキーモルトが3種類ある世界で最も売れているウィスキーであるとされ、四角いボトルと24度の角度で斜めに貼られているラベルは酒好きなら誰でも知っていると思います。

キーモルトは3種類

ジョニーウォーカーの歴史は1820年にスコットランドのキルマーノックで弱冠14歳のジョン・ウォーカーが小さな食料雑貨店を始めたことから始まりました。この時代は会社の売り上げに占めるウィスキーの割合は8%だったといいますが、息子のアレクサンダーが会社を継ぐとウィスキー事業を世界的規模にまで拡大します。

スペイサイドのカーデュ、スカイ島のタリスカー、アイラ島のカリラの3種類をキーモルトとしており、力強いスモーキーさが特徴の世界で最も売れているウィスキーとなっています。

ジョニ赤のボトル2022年

四角いボトルと24度の角度で斜めに貼られているラベルはこの時代に生み出されました。そうして航海に出る船長に販売を委託するというスタイルで全世界に進出したのです。この時代には売り上げの中でウィスキーの占める割合は90%以上になりました。

昼食会のメニュー裏のスケッチがブランドマークとなった

アレクサンダーが亡くなって二人の息子が会社を継ぎますが、この時代にウィスキーのブランドがウォーカース・キルマーノック・ウィスキーからジョニー・ウォーカー・ウィスキーに変わります。そして3つの主力ブランド-オールドハイランド、スペシャルオールドハイランド、そしてエクストラスペシャルオールドハイランド-を確立するのです。このスペシャルオールドハイランドが後にレッドラベル、エクストラスペシャルオールドハイランドが後にブラックラベルになります。

またこの時代、漫画家のトム・ブラウンが、ウォーカー兄弟との昼食会で、メニュー裏に描いたスケッチ。その絵が、後に、世界的なブランドマークの先駆けとなる「ストライディングマン」です。

ジョニ赤を5通りの飲み方で評価してみた

ストレート

ジョニ赤のストレート2022年

飲んでみると焼けるようなスモーキーさがまずあり、そのスモーキーさの陰にほんのりとした甘さがを感じました。カラッとした味わいで、香ばしさも感じられます。

ロック

ジョニ赤のロック2022年

口当たりがかなり良くなり、スモーキーさも滑らかになりました。しっかりとした甘さがありながら、意外とスッキリとしています。

水割り

次いで水で割ります。

ジョニ赤と箱根の森の天然水2022年

合わせる水は箱根の森の天然水です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

ちなみにジョニーウォーカーのHPではこの飲み方はジョニーウォーターとされています。

ジョニ赤のトワイスアップ2022年

水で割るとふんわりとした滑らかさが出てきました。それだけ刺激がとれて柔らかなスモーキーさとすっきりとした甘さが感じられます。

ハーフロック(1対1で氷を入れる)

ジョニ赤のハーフロック

異様にすっきりとした味わいです。甘さ・スモーキーさが全てサラサラとしたものになりました。

ハイボール

次いで炭酸で割ったハイボールを試してみます。

プレミアムソーダ

合わせる炭酸はサントリーの山崎の天然水でつくった「プレミアムソーダ」です。

ジョニ赤のハイボール

スモーキーさが弱まり、一転してシャープな味わいとなりました。 

甘さを伴ったスモーキーさが印象的だった

全体として甘さを伴ったスモーキーさはどの飲み方でも一貫していたように思います。ストレートではカラッとしていたものが氷を入れたり水で割ったりしているうちにしっとりしたり柔らかくなったりしましたが、この独特なスモーキーさは最も印象に残りました。

お勧め記事

◆日本ではジョニ赤と双璧な存在であるバランタインファイネスト

www.goshuinbukuro.com

◆日本で高級洋酒といったらますジョニ黒

www.goshuinbukuro.com

◆武骨な男の力強さがあるホワイトホースファインオールド

www.goshuinbukuro.com

◆手間と時間がかかっているが手頃な価格のホワイト&マッカイ

www.goshuinbukuro.com