ジョニーウォーカーレッドラベルは世界で最も売れているウィスキーであるとされ、四角いボトルと24度の角度で斜めに貼られているラベルは酒好きなら誰でも知っていると思います。飲み方としては氷を入れない水割り(トワイスアップ)が最高でした。
四角いボトルと斜めに貼られたラベルを生みだした二代目
ジョニーウォーカーの歴史は1820年にスコットランドのキルマーノックで弱冠14歳のジョン・ウォーカーが小さな食料雑貨店を始めたことから始まりました。この時代は会社の売り上げに占めるウィスキーの割合は8%だったといいますが、息子のアレクサンダーが会社を継ぐとウィスキー事業を世界的規模にまで拡大します。
四角いボトルと24度の角度で斜めに貼られているラベルはこの時代に生み出されました。そうして航海に出る船長に販売を委託するというスタイルで全世界に進出したのです。この時代には売り上げの中でウィスキーの占める割合は90%以上になりました。
昼食会のメニュー裏のスケッチがブランドマークとなった
アレクサンダーが亡くなって二人の息子が会社を継ぎますが、この時代にウィスキーのブランドがウォーカース・キルマーノック・ウィスキーからジョニー・ウォーカー・ウィスキーに変わります。そして3つの主力ブランド-オールドハイランド、スペシャルオールドハイランド、そしてエクストラスペシャルオールドハイランド-を確立するのです。このスペシャルオールドハイランドが後にレッドラベル、エクストラスペシャルオールドハイランドが後にブラックラベルになります。
またこの時代、漫画家のトム・ブラウンが、ウォーカー兄弟との昼食会で、メニュー裏に描いたスケッチ。その絵が、後に、世界的なブランドマークの先駆けとなる「ストライディングマン」です。
ド定番の組み合わせ
有吉さんぽ・モヤモヤさま~ず等でも紹介された行列店のガトーショコラ。チョコとウィスキーは最高の組み合わせ!
ストレート
飲んでみると焼けるようなスモーキーさがまずあり、そのスモーキーさの陰にほんのりとした甘さがを感じましたピリピリした刺激はそれほどなく、飲み込むと喉の奥から香りが湧いてきて口の中に充満します。
ロック
口当たりがかなり良くなり、スモーキーさも滑らかになりました。甘さが若干強くなり、飲み込んでから余韻がありました。
水割り
次いで水で割ります。
合わせる水は箱根の森の天然水です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)
ちなみにジョニーウォーカーのHPではこの飲み方はジョニーウォーターとされています。
水で割ると滑らかさが出てきます。それだけ刺激がとれて甘いスモーキーさがよくわかります。割った方がよく香るように感じました。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
異様にすっきりとした味わいになりました。甘さ・スモーキーさが全てほんのりとした口当たりの良いものとなっています。
ハイボール
渡部建さんのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった完全に私好みの炭酸水を使用します。
薄めの柑橘系の味ですが、大したものではありません。
※ソーダストリームに関し詳しくはコチラから
〖必見〗「ソーダストリーム」で自分好みのハイボールをつくってみた - 酒とうどんと御朱印の日々
ジョニ赤は氷を入れない水割りが最高
ちなみにHPではジョニーウォーターには氷を入れないことになっています。もう一つジョニーアイスという飲み方があり、それは氷を一つ口に含み、氷が溶けたらストレートをのむというもので、氷を入れた水割りという考えは公式にはないようです。
やはりジョニ赤では氷を入れない水割りがいいようです。
スコッチでも価格の高いシングルモルトを飲むと特有の癖の強さがありますが、スタンダードなブレンデッドウィスキーのジョニ赤にもその名残が残っていると言えます。
1500円前後で本格スコッチを飲んでいる気分になれるジョニ赤はコストパフォーマンスとしては十分だと思います。
相性抜群
蔵前・表参道・京都・鎌倉・伊勢に店舗を構えるチョコレート専門店のガトーショコラ。ウィスキーとのマリアージュをお楽しみください。
★最後までお読みいただきありがとうございます。
未成年の飲酒は法律で禁じられています。健康のため飲過ぎには注意しましょう。
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