今回はブラックニッカリッチブレンドをご紹介します。1,000円台前半としてはしっかりとした味わいでコストパフォーマンスに優れています。いろいろな飲み方を試しましたが、ロックで飲むのが最上ではないかとお思います。
ブラックニッカの上から2番目という扱い
ニッカのホームページでブラックニッカを見るとディープブレンド・リッチブレンド・クリアの3ブランドが常にセットとして扱われています。スペシャルをどの辺りに置くつもりなのかはわかりませんが、ニッカとしてはブラックニッカの上から2番目(下から2番目と言ってもいい)という扱いでしょう。
ちなみにブラックニッカクリアが発売開始となった時試しに飲んでみたのですが、これはだめだと思ったのでそれ以降飲んだことがありません。度数が低い割に薬品を飲んでいるような刺激を感じました。その後様々なウィスキーを飲んできたので今なら違った感想を持つかもしれませんが、一旦不味い酒を買ってしまうと4日我慢しなければならないことを考えると冒険はしたくありません。
不安を抱きつつも飲んでみた
リッチブレンドはそのクリアの一つ上のブランドということで、多少の不安感は感じつつも飲んでみることにしました。
ブラックニッカと言えば角ばった黒いボトルにキングオブブレンダーズのラベルというイメージがありますが、ボトルだけみると「竹鶴」を思い出すような形状となっています。ただし色は竹鶴よりかなり薄めです。
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ストレート
とろりとしてなめらかな口当たりでした。スペシャルほどのではありませんがやはり梅酒のような甘さがあります。強さ、深さ、コクのようなものがあり、若干アルコールのピリピリ感がありました。
ロック
氷で冷やした結果味が引き締まり甘さも感じられるようになりました。ストレートで感じられたコクは残しており、絶妙なとろみのようなものを感じます。
水割り
次いで水で割ります。
合わせる水は南アルプスの天然水です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない)
これまで感じてきた太さ、強さが消えてしまったようです。和三盆等を溶かしたような滑らかな甘さがあって、これはこれでありだと思います。この飲み方についてはその時の気分で良しあしが違ってくるように感じられました。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
グラスは以前ニッカの懸賞で当てたクリスタルガラス製のものです。特にマーク等入っていないため言わないと誰もわかりません。
バランスがとれていて非常にスッキリとしています。しかし太さ、強さは消えたままです。
ハイボール
「炭酸が弱めのコーラ」というのが飲んでみた第一印象です。縁日で売っているソーダのようで妙なバランスがありました。これまでと全く違う飲み物になりましたが、これが好きだという方も多いのではないかと思います。
1000円台前半のウィスキーとしてちゃんと飲める
5種類の飲み方を比べてみるとハイボールにした時の意外なバランスの良さが印象的です。
いずれにせよ1,000円台前半のウィスキーとしてはちゃんと飲める物で、クリアのように手に取ることもなくなるということはありません。まず見つけることに苦労するスペシャルと違ってどこの店にも置いてあるので、意外とお得なウィスキーかもしれません。
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未成年の飲酒は法律で禁じられています。健康のため飲み過ぎには注意しましょう。
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