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〖詳説〗サンライズ瀬戸・出雲のチケットの買い方と車内での楽しみ方を全部まとめた

サンライズ瀬戸・出雲のチケットの買い方や各個室の特色、車内設備や車窓等、シャワーカードの並び方、車内での楽しみ方について全部まとめました。(尚、「右手」「左手」とあるのは全て下りの進行方向から見た側です。)※2023年1月31日作成。2024年5月7日改定。

サンライズ瀬戸・出雲のチケットの買い方

高松駅のサンライズ瀬戸

出雲市駅停車中のサンライズ出雲

サンライズ瀬戸・出雲は東京と四国・山陰を結ぶ寝台特急です。東京駅を14両で21時50分に出発して途中の岡山で切り離し、前7両がサンライズ瀬戸として7時28分に高松に到着し、後ろ7両がサンライズ出雲として10時に出雲市に到着します。(上りの場合は岡山で連結して東京に向かう。)

8回分の指定券

私が初めてサンライズを利用した際はコロナ禍ということもあってA個室以外ガラガラだったのですが、ここ1年で状況は急変し、現在では「最もチケットが取りにくい列車」となったようです。最近ではみどりの窓口の大幅な削減により残された数少ない窓口の混雑が激化し、サンライズのチケットの入手は一層困難になりました。

JRの指定席券は乗車日の1ヵ月前の10時から一斉に発売されます。駅の指定席券売機の対象列車にサンライズは入っておらず、指定券を取るには発売開始後できるだけ早く窓口に並ぶ必要があります。その中でも特にシングルデラックスとサンライズツインについては「10時打ち」しかありません。

「10時打ち」とは人気列車の指定席を10時の発売開始と同時に確保するためのもので、窓口で必要事項をあらかじめ端末に入力しておき、10時の時報と同時にenterキーを押します。これをやるためにはとにかく早めに窓口に行って職員に申し出る必要がありますが、大きな駅では専用受付が設けられているように思われます。

人気列車の場合は全国から申し込みが殺到して一瞬で売り切れるため、10時打ちをやったからと言って席が確実に取れるわけではありません。私は過去に2回試みて両方成功しましたが、どちらも窓口で対応してくれた職員の顔が緊張でこわばっていました。

サンライズ瀬戸・出雲の寝台

列車内に3段ベッドや2段ベッドが並べられた従来の寝台車と違ってサンライズ出雲はそのほとんどが個室となっているのが最大の特徴です。

床下にモーターのない車両

床下にモーターのある車両

電車の車両には床下にモーターがないもの(上)とモーターがあるもの(下)の2種類あります。

モーターがない車両の場合は音が静かな上に室内をひろくすることが可能で、そのためシングルデラックス・サンライズツイン・シングル等の料金の高い席として使用されています。一方モーター付きの車両の場合はソロ・ノビノビ座席で使用されています。

シングルデラックス(A個室)

サンライズ出雲の11号車

サンライズ瀬戸では4号車、出雲では11号車に各6室しかありません。最も贅沢な旅が楽しめる個室で、進行方向左側の2階にのみ存在します。

大きな鏡と洗面台

ドアを開けると正面に大きな鏡と洗面台があります。(「飲料水ではありません」という表示あり)

テーブルと椅子

テーブルと椅子も置かれています。

窓側に設けられたベッド

窓側に設けられたベッドは84センチ×195センチのサイズで、若干硬めですが眠るには全く問題はありません。

鏡と反対側の壁

天井の高さは最高部で約188センチありました。

A個室専用のアメニティーグッズ

シングルデラックスには専用のアメニティグッズが置かれています。

アメニティグッズの中身

中身はヘアブラシ、T型シェーバー、シェービングフォーム、石鹸、洗顔フォーム、歯ブラシセット、ヘアゴム、綿棒、シャンプー、リンス、ボディソープ、サニタリーバッグ、タオル、ポケットティッシュ、靴磨き用紙のようです。

シャワーカード

そしてA個室専用のシャワーカードも入っていました。A個室には専用のシャワールームがあり、東京駅でのシャワーカード争奪戦に加わる必要はありません。

※シングルデラックスの乗車記はコチラ

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シングル

編成の約半分がこのタイプです。

シングルの2階席

シングルの2階席

シングルの2階席は天井がアーチ型になっており、ベッドの他に簡単なテーブルや鏡が取り付けられています。ベッドの全長は194㎝、幅は70㎝ありました。

土間のようなスペース

ドアの手前が土間のようになっており、大きな荷物はこちらに置けます。

ベッド脇のスペース

ベッドの脇にも若干のスペースがあります。

シングル1階の室内

シングル1階の室内はこのような様子です。

停車中の駅のホーム

窓がホームと同じ高さであり、必然的に停車駅ではホーム上の人から室内を見下ろされることになります。

シングル1階からの車窓

1階は目線が線路に近づくため、その分だけスピード感が増して車窓は意外な迫力がありました。但しサンライズ瀬戸の場合、高規格路線である瀬戸大橋線に入ると防音壁が高くなるので下段からは何も見えなくなります。

※シングルの乗車記はコチラ

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ソロ

サンライズの個室の中では最も安い寝台料金で利用できます。

ソロの上段

室内に設けられた階段

上段は室内に設けられた階段を利用して通路から寝台に上がります。

上段の収納スペース

下段の入口の分だけ室内が削られています。上段には少しばかりの収納スペースがありましたが、私は大きな荷物は階段に置き、こちらには脱いだジャケットを入れておきました。

ソロの下段

下段は通路からそのまま入れます。

ソロ下段の室内

しかし上段の階段に室内をガッツリと削られています。

ベッドのサイズとしては上段の枕側が幅65㎝(下段では70㎝)。足元側が55㎝(下段も同じ)ベッドの長さは193㎝(下段も多分同じだと思う)。

上段は天井の中央に照明が取り付けられており、ベッドからそこまでの高さが88㎝でした。上段は室内では立てません。(下段にはこういう照明がなく、高さが98㎝でした。また入口の土間の部分では立てます。)

寝るだけならこれで十分ですが、弁当を食べたり酒を飲んだりするのには狭いというのが正直な感想です。階段部分が何をするにも邪魔になる上段に比べ、下段の方が居住性はいいのではないかと思われます。

※ソロの乗車記はコチラ

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サンライズツイン

2人用の個室で、シングルデラックス寄りもさらに少なく、サンライズ出雲では4室しかありません。そのためチケットの入手はかなり難しいようです。

サンライズツインの室内

サンライズツインだけは外からしか見たことがありません。

平屋シングル

平屋シングルの窓

シングルは基本的に2階建てですが、端の部分に平屋のシングルが置かれている車両もあります。車両の端にしかない個室なので数は少なく、サンライズ出雲では合計8室しかありません。

平屋シングルの天井

平屋シングルの天井

設備仕様はシングルと全く同じで、天井が高くなっています。また車輪の近くにあるため、台車に設けられたばねの影響もあって相当揺れます。

※平屋シングルの乗車記はコチラ

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シングルツイン

上下二段のベッド

シングルツインは平屋シングルよりも少しだけ天井が高い空間に上下二段のベッドが収められているもので、基本的には1人用ですが別料金を払えば2人でも利用する事が可能です。

壁際に設けられた階段

壁際に設けられた狭い階段(梯子に近い)を利用して上段下段を行き来します。

構造上車両の端にしか設けられない絶対数の少ない個室である上、人気も高いようでチケットの入手は困難を極めました。

メゾネットタイプの個室

下段のベッドは解体してソファーにすることが可能であり、1階がリビングで2階が寝室というメゾネットタイプの個室として利用することができます。

クロスシートの車窓

クロスシートになるということが重要で、車窓を楽しみながらゆったりと食事を楽しんだりできるようになります。

(シングルデラックスでは窓に背を向けることになる。)

※シングルツインの乗車記はコチラ

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ノビノビ座席

ノビノビ座席の全景

運賃と指定席特急料金だけで利用できる最も経済的な席です。

個々のノビノビ座席

寝台というよりも「雑魚寝のできる指定席」という印象です。

サンライズ瀬戸・出雲の設備

シャワールーム

シャワーカードの並び方

サンライズ瀬戸は3号車と4号車、出雲は10号車と11号車にシャワー室が設けられています。(4号車と11号室はA個室専用)

シャワーカードの自販機

A個室の場合は専用シャワーカードをもらえますが、それ以外の方は3号車と10号室に置かれている自動販売機でシャワーカードを購入しなければなりません。タンクの容量の関係もあって枚数は限られており、確実に入手するには東京駅で入線前から待機列に並ぶ必要があります。

4号車の前に並ぶ人々

シャワーカードを求める行列

シャワーカードの自販機は3号車と10号車の後方に設置されています。こちら側にはドアがないため、実は4号車と11号車のドアが最も近い入口なのです。そのため希望者は4号車と11号車の乗車位置に並ぶというのが暗黙のルールとなっています。(上が4号車、下が11号車)

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サンライズが入線し、ドアが開いてシャワーカードの自販機にたどり着くまでの動画です。方向幕が「回送」から「高松・琴平」に切り替わる2分50秒からドアが開く直前の8分25秒までは飛ばして頂いて差支えありません。

シャワールームの使い方

シャワールームごあんない

「シャワールームごあんない」に使用方法が書かれています。

ドライヤー下のボックス

ドライヤーの下のボックスにシャワーカードを差し込みます。

シャワー設備

緑のボタンを押せばお湯が出て、赤いボタンを押すと止まります。お湯が出るのは合計6分間で、残り時間が表示されます。ボディーソープとリンスインシャンプーも備え付けられています。

タオルはないので、これだけは自分で用意してください。

ドライヤーはかなり非力なので期待しない方がいいかもしれません。水色の「シャワールーム洗浄ボタン」を押すのですが、その際に脱衣所の床を乾燥させるため足元に驚くほどの風が吹きます。

ラウンジ

ラウンジ

3号車と10号車にあるラウンジは通路を挟んで両側に椅子と机が設置されています。

またラウンジの横にはドリンク類の自動販売機も置かれています。しかし最初からほとんど売り切れ状態だった事例もあり、必要なものはあらかじめ買い込んでから乗車した方がいいと思います。

東京から岡山まで

車内アナウンス

寝台列車に乗る際に最も胸がときめくのは発車の時と目が覚めて外を見る時ではないかと思います。

発車直後にサンライズ特有のチャイムと共に自動音声のアナウンスが流れ、熱海到着直前の23時頃に寝台列車特有の「お休み放送」が流れます。

夜が明けるのは日が長い時期では大阪付近、日が短い時期だと岡山到着直前です。

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「おはよう放送」は岡山到着の20分前くらい前です。

車窓の見どころ

六甲山(右手)

六甲山の車窓

六甲山に向けて結構な傾斜が続く景色は神戸ならではのものです。

明石海峡大橋(左手)

三ノ宮周辺のビル群を抜けると列車は須磨の海岸線に出ます。

明石海峡大橋の車窓

程なくして左手に明石海峡大橋が見えてきました。

明石市立天文科学館(右手)

明石市立天文科学館

東経135度の日本標準時子午線上に建っています。

岡山駅での切り離し

6時27分に岡山駅に到着し、サンライズ瀬戸と出雲の切り離し作業を行います。

岡山駅での切り離し作業

作業を見物する人々

切り離し作業をみんなで見物するのがお決まりとなっています。

先に発車したサンライズ瀬戸

サンライズ出雲の停車時間が7分間なのに対し、サンライズ瀬戸は4分間しかありません。

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切り離しが完了すればサンライズ瀬戸はすぐに発車してしまうので、切り離し作業をじっくりと見ることができるのはサンライズ出雲に乗車した場合だけです。

岡山から高松まで

サンライズ瀬戸の場合は岡山を出るとそろそろ降りる準備を始めなければなりません。

岡山から高松まで結ぶ路線は瀬戸大橋線と呼ばれていますが、これはあくまでも愛称です。岡山を出てから茶屋町までは単線のローカル線である宇野線で、サンライズ瀬戸は田園風景の中をゆっくりと走り、茶屋町を過ぎて高規格路線の本四備讃線に入ったとたんに一気に加速し、「特急」らしくガンガン飛ばします。

左手に見えてきた海

しばらくすると左手に海が見え始め、児島を過ぎるといよいよ瀬戸大橋です。終盤に大山・中海・宍道湖と見どころが続くサンライズ出雲は進行方向右手が圧倒的に楽しいのですが、サンライズ瀬戸の場合は左手をお勧めします。

フィナーレの瀬戸大橋の映像は動画をご覧ください。

www.youtube.com

児島駅を発車して鷲羽山トンネルを抜け、瀬戸大橋を通過して四国に入るまでの9分47秒で、サンライズ瀬戸で最もワクワクする車窓をノーカットで収録しております。シングルツインの上段の窓から瀬戸内海を見ている気分になれますので、イヤホンの使用を推奨します。

岡山から出雲市まで

サンライズ瀬戸の場合、岡山を出ると下車の準備を始めなければなりませんが、サンライズ出雲はまだまだたっぷりと列車の旅を楽しむことができます。

車内アナウンス

倉敷を過ぎて伯備線に入るとサンライズ出雲は様々なビューポイントを通過します。中国山地の分水嶺、大山、中海、宍道湖といった場所では車掌が車内アナウンスで解説をしてくれます。

車窓の見どころ

岡山を過ぎると圧倒的に右がいいです。

高梁川橋梁(左手)

高梁川橋梁

倉敷を過ぎて高梁川沿いを走るようになるとまもなく出現します。通常は川に対して直角に掛けられるはずの橋がここではカーブしています。新技術を用いた日本でも大変に珍しい橋で、平成5年度の「土木学会技術賞奨励賞」に選定されました。

井倉洞(右手)

井倉洞の滝

新見に到着する直前、右手に小さな滝が見えました。こちらには井倉洞という岡山県の天然記念物に指定された鍾乳洞があり、洞窟内の水が流れ出ているのです。

大山(右手)

大山

岡山と鳥取の県境にあるトンネルを抜け、平地まで下りきったあたりで右手後方に伯耆冨士と呼ばれる大山が見えます。かなり長い時間見えますので、車内アナウンスがあってからでも遅くありません。

中海(右手)

中海

米子を過ぎると中海が目の前に広がります。

手間天神社

中海と宍道湖は川でつながっており、途中にある島には手間天神社が鎮座しています。

遊覧船

川では遊覧船も運行しているようです。

宍道湖(右手)

宍道湖

松江を過ぎるとサンライズは宍道湖に沿って走ります。

斐伊川(両方)

斐伊川

八岐大蛇退治の舞台として有名な斐伊川は首都圏で見る川とは全く雰囲気が違っています。

最新の斐伊川

川を渡るのは出雲市駅到着の直前で、一瞬で通過してしまいますので窓に貼りついていてください。

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