酒とうどんと御朱印の日々

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〖縁結びの糸〗出雲大社の2種類のシンプルな御朱印と上級者のアクセス

出雲大社では拝殿と神楽殿で2種類の御朱印を頂けます。様々なアクセスが可能ですが、サンライズ出雲と一畑電車を利用し、稲佐の浜をスタート地点とするのが上級者だと思っています。縁結びのご利益にあやかり、「縁結びの糸」が人気です。

御朱印は2種類でシンプル

出雲大社では拝殿と神楽殿の2ヶ所で御朱印を頂けます。グレードの高い神社の御朱印はシンプルという傾向がありますが、出雲大社の御朱印も「参拝」と朱印と日付だけです。

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拝殿

出雲大社拝殿の御朱印所

御朱印所は拝殿の裏側(八足門の向かい)にあります。

平成28年6月23日付御朱印

朱印に「参拝」だけ記された出雲大社拝殿の平成28年6月23日付直書き御朱印

この頃は普通に直書き御朱印が頂けました。グレードの高い神社特有のシンプルな御朱印です。

令和3年6月10日付御朱印

「参拝」とのみ記された拝殿の令和3年6月10日付書置き御朱印

東京がコロナの緊急事態宣言発出中ということもあり、御朱印は全て書置きとなっていました。

令和4年5月6日付御朱印

出雲大社拝殿の令和4年5月6日付御朱印

1年が経過し、「緊急事態宣言」「蔓延防止措置」の類は全国的に全て解除されていましたが、それでも御朱印は書置きのままでした。

神楽殿

出雲大社神楽殿の御朱印所である御祈念受付所

御朱印所は向かって左手の御祈念受付所です。

平成28年6月23日付御朱印

朱印に「奉拝」とだけ記された出雲大社神楽殿の平成28年6月23日直書き付御朱印

令和3年6月10日付御朱印

「参拝」とのみ記された神楽殿の令和3年6月10日付書置き御朱印

令和4年5月6日付御朱印

出雲大社神楽殿の令和4年5月6日付御朱印

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出雲大社の由緒

出雲大社は一般的には「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式名称としては「いずもおおやしろ」で、創建に関しては完全に神話の中の世界となっています。

日本国を創った神とされている大国主神は国譲り神話の中で国土を天照大御神に譲り。その代償として造営されたのが起源とされています。

古事記では国を譲る条件として「我が住処を、皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」と大国主神が述べたとさされており、社伝によれば垂仁天皇の時が第1回、斉明天皇の時が第2回の造営となっています。第11代の垂仁天皇は仮に実在したとすれば3世紀後半から4世紀前半頃の人物で、第35代の斉明天皇は642年~645年の在位です。

出雲大社古代の神殿の図

古代の本殿は現在の2倍の高さである48mあったという伝説があり、15階建てのビルに相当するようなそのような建物を古代に建てることがはたして可能だったのか様々な議論がありました。2000年に実施された発掘調査で直径約1.35mの巨木を3本組にした鎌倉時代の巨大柱の跡が境内から発見され、現在では高さ48mの本殿は実存した可能性があると考えられています。

縁結びのご利益と「縁結びの糸」

出雲大社の御祭神は大国主命で、何人もの女神との間に数多くの子供を儲けていることでも知られており、古事記においては6柱、日本書紀においては7柱、出雲風土記においてはさらに何人もの妻神が紹介されています。

出雲大社が縁結びの神様とされているのには諸説あり、御祭神の大国主命が多くの女神と結ばれたことによるという俗説もあります。

出雲大社の縁結びの糸

ということで出雲大社では「縁結びの糸」が人気となっています。赤と白に染められた縁起の良い糸で、衣服などに縫い込んでおくと良いとされています。

上級者のアクセス

寝台特急サンライズ出雲を利用して現地入りし、稲佐の浜からお参りをスタートさせるのが上級者のアクセスだと確信しています。

交通

一畑電車「出雲大社前」駅下車徒歩約5分

JR出雲市駅から車で約20分

出雲縁結び空港から車で約25分

地図

出雲まではサンライズ出雲がおススメ

ホームに入線してきたサンライズ出雲

窓側に設けられたベッド

出雲市駅までは寝台特急サンライズ出雲をするのがおススメです。日本に唯一残っている定期運航されている寝台列車で、快適な個室寝台の旅を楽しむことが可能です。

※A個室シングルデラックスの場合

〖A個室〗サンライズ出雲のシングルデラックスで約12時間の旅を満喫した - 酒とうどんと御朱印の日々

※B個室シングルの場合

〖乗車記〗サンライズ出雲91号の2階シングル個室で15時間の旅を満喫した - 酒とうどんと御朱印の日々

出雲市駅からは一畑電車がおススメ

出雲市駅からはバスか車が一般的ではないかと思いますが、私は一畑電車を利用することをお勧めします。

一畑電車の料金表

川跡駅で乗り換えになります。(直通電車も数本ある)

ホーム上の1両編成の電車

田舎の田園風景の中を1両編成の電車で走るのはいいものです。

出雲大社前駅の駅舎

出雲大社前駅のステンドグラス

出雲大社前駅は「登録有形文化財」「近代化産業遺産」に指定されています。「出雲大社にきたんだ」という気分にさせられます。

「日本最古級」電車のデハニ50系・52号車

駅前には「日本最古級」電車のデハニ50系・52号車が展示されています。

稲佐の浜をお参りのスタート地点にすべき理由

稲佐の浜

出雲大社から約1.7㎞西にある稲佐の浜は毎年10月に全国八百万(やおよろず)の神々が集う際に上陸する浜とされており、ここから「神迎の道」を通って出雲大社に入ります。

素鵞社の軒下にある砂の入った箱

稲佐の浜の砂は出雲大社の素鵞社で、お清めの砂と交換して持ち帰ることができます。

素鵞社の軒下には砂が入った木箱があり、ここに稲佐の浜から持ってきた砂をお供えして元からある砂を頂きます。この時、自分が持ってきた砂と同じ量だけ頂くようにしてください。

ビンに入れられた「お清めの砂」

これは「お清めの砂」といわれ、自宅に持ち帰ることで様々なご利益があるとされています。

せっかくここまで来たのですから全て満喫して帰りたいものです。素鵞社で「シマッタ」と後悔しないためにも、出雲大社をお参りする際は稲佐の浜をスタート地点としましょう。

神在月に神様が集結する境内と参拝方法

勢溜の大鳥居

勢溜の大鳥居と社号標

かつてこちらには大きな芝居小屋があり、多くの人が集まる場所でした。「多くの人が勢いよく集い、溜まる場所」という意味で「勢溜(せいだまり)」という名になったといいます。

参道

出雲大社の参道

祓橋

祓橋

ここから先が神域です。

中の鳥居

中の鳥居

銅鳥居

銅鳥居

1666年に毛利輝元の孫である綱広が寄進したものです。

拝殿

正面の注連縄が印象的な出雲大社の拝殿

正面の注連縄が印象的です。

斜め前から見た出雲大社の拝殿

元々あった拝殿は昭和28年に火災で焼失してしまいました。現在の建物は昭和34年に再建されたもので、戦後の木造建築としては屈指の規模を誇ります。

八足門(重要文化財)

重要文化財の八足門

御本殿を囲む瑞垣に建つ門で、通常はこちらからお参りします。1667年に造営されたもので、国の重要文化財に指定されています。出雲大社の拝礼作法は他の神社と違って「二礼四拍手一礼」です。

赤く示された柱が見つかった場所

2000年に実施された調査で発掘された直径約1.35mの巨木を3本組にした巨大柱の発見された場所が赤く示されています。

御本殿(国宝)

「天下無双の大廈(二つと同じものが無い壮大な神殿)」と称えられる御本殿は1744年に造営されており、1952年に国宝に指定されました。

国宝の御本殿

大社造と呼ばれる独特の様式で建てられており、柱の上に設けられた高い床、建物を覆う檜皮葺き大屋根、屋根の両端に交差して置かれた2本の千木、水平に置かれた勝男木等の特徴があります。

出雲大社御本殿の東面

東面です。

御本殿の北面

北面です。

出雲大社御本殿の西面

西面です。出雲大社の御本殿の正面は南向きですが殿内の御神座は西向となっており、まず正面でお参りした後に御神座の正面に当たる西側からも二礼四拍手一礼でお参りします。

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摂末社

野見宿禰神社

メインの参道からは外れた場所にありますが、駐車場から勢溜の大鳥居に向かう途中にあるため目にした方は多いのではないかと思います。

野見宿禰神社の社殿

天下一の力士と評判だった当麻蹶速を御前相撲で破った野見宿禰を祀っており、今日では相撲を始めスポーツを志す人々に篤く信仰されています。

祓社

祓社

勢溜の大鳥居をくぐってすぐの場所にあります。知らぬうちに犯した心身の罪汚を祓い清めて下さります。

東十九社(重要文化財)

東十九社

御本殿の東側にあります。毎年10月の神有月に際し、全国から出雲に集まった八百万の神々の宿所となります。

釜社(重要文化財)

釜社

保食神(うけもちのかみ)ともよばれ、食物全般にわたっての主宰神です。

素鵞社(重要文化財)

御本殿の真後ろに位置する重要文化財の素鵞社

御本殿の真後ろに位置しており、大国主大神の父である素戔嗚尊を祀っています。

軒下の砂の入った木箱

境内でも屈指のパワースポットであり、軒下の砂が入った木箱に稲佐の浜の砂を入れて同量の砂を持ち帰ります。

氏社(重要文化財)

御本殿の西側に東向きの社殿が2つあります。

北側の氏社

北側は宮司家の祖先神が祀られています。

南側の氏社

南側には宮司家の祖先神の17代末裔が祀られています。

西十九社(重要文化財)

西十九社

東十九社と同様に、こちらも全国から集まった神々の宿所となります。

上宮

上宮の社殿

敷地外で稲佐の浜の近くにあります。毎年10月の神有月に際し、全国から出雲に集まった八百万の神々が会議をする場所です。

下宮

下宮の社殿

上宮の近隣にあります。皇室の祖先である天照大御神を祀っています。

日本一の国旗がひるがえる神楽殿

注連縄が印象的な神楽殿

本来は出雲大社の宮司家である千家國造家の大広間として使用されてきましたが、現在では御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われる場所となっています。

日本一の大きさの国旗

敷地内には高さ約47mの掲揚塔があり、13.6m×9mで畳75畳分の国旗が掲揚されています。国旗としては日本一の大きさですが、「NHKの放送終了時に出る国旗」というのはデマのようです。

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