乃木坂46ライブのチケットの買い方と楽しみ方をまとめました。チケットを入手する最も有効な手段はモバイル会員やのぎ動画会員になることです。
※2022年7月2日作成 2024年1月3日改定
- 乃木坂46のライブに行こう
- 乃木坂46のライブの種類
- 配信より絶対に現地
- オッサンでも大丈夫
- ライブチケットの買い方
- ライブ当日に用意しておく物
- 入場前に様々なチェックがある
- 入場そして開演
- ライブ終了後
- ライブ会場の特色
- このブログのイチオシ記事
乃木坂46のライブに行こう
昨年発表された2023年ライブ動員力ランキングTOP40によれば乃木坂46は全35公演で56.8万人を動員し、全アーチスト中8位という結果を残しています。女性アーチストの中では松任谷由実に次いで2位、女性アイドルグループに限れば断トツで1位であり、世代交代が進行して1・2期生が完全にいなくなってもこの分野の強さは全く変わっていないようです。
特に神宮球場を4日間満席にした全国ツアーの東京公演や、横浜アリーナで3日間立見席まで完売させたアンダーライブは大きな話題となりました。
年が明けて2024年となり、1月25日(木)26日(金)27日(土)にぴあアリーナMMで開催される「34thSGアンダーライブ」から今年のライブがスタートします。まだ発表されていませんが、3~4月頃に「12TH YEAR BIRTHDAY LIVE」があり、そして「真夏の全国ツアー」につながっていくことが予想されます。例年通りであればシングルの発売の都度アンダーライブも開催されるでしょう。
乃木坂46のライブを現地で楽しんでみませんか?※「12TH YEAR BIRTHDAY LIVE」は3月7日~10日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表されました。
乃木坂46のライブの種類
乃木坂46のライブとしては概ね4種類あります。
BIRTHDAY LIVE(バスラ)
2月22日がメジャーデビューの記念日である乃木坂46は毎年この時期にグループの誕生日を祝うライブを開催しており、「BIRTHDAY LIVE」(通称「バスラ」)と呼ばれています。(会場確保やスケジュールの都合でずれ込むこともあり、今年はそうなりそう。)
基本的に全メンバー参加です。
真夏の全国ツアー(全ツ)
7月から8月末にかけて全国の主要都市をまわって開催するライブで、最後は聖地神宮球場で締めくくります。これも全メンバー参加です。
アンダーライブ(アンダラ)
表題曲の選抜から外れたメンバーによるライブで、原則としてシングルが発売されるごとに開催されています。首都圏で二日間もしくは三日間開催される場合もあれば、各地の主要都市を巡る場合もあります。
全員均等に光が当たるような演出となっており、個々のメンバーをより近くから見ることができます。メンバーの層が厚いからこそできるもので、こういうライブが成り立つのは乃木坂46ならではでしょう。
その他(卒コン・卒セレ等々)
上記以外で開催されるライブで、卒業コンサートや〇期生ライブ、全国握手会の際のミニライブがあります。ZIP!春フェスや乃木スタライブ等のテレビ局とコラボしたものもあります。昨年は東急とコラボした「新参者」という5期生ライブもありました。
配信より絶対に現地
以前ならライブはチケットを入手して入場できた人だけが楽しめるものでしたが、コロナ禍でライブの配信が一般化したことにより状況は大きく変わりました。
配信は会場に行く必要も行列に並ぶ必要もなく、自宅の快適な環境の中でライブを楽しむことができます。しかも前の席の客の頭や照明の加減といった要素に影響されることは一切なく、カメラによる映像がパソコンの画面上に表示されるので見やすさは抜群です。そのためライブは全て配信で楽しむという人も多いようです。
しかし音の響きというものは現地ならではのもので、配信では絶対に伝わりません。また場内の空気感や一体感もわからないでしょう。一度現地で見たライブをリピート配信でもう一度見るという機会も増えましたが、伝わってくる迫力がまるで違いました。
やはり「見やすい配信より現地のクソ席」なのです。
オッサンでも大丈夫
オッサンが行って浮いたりしないだろうか、周囲から白い目で見られたりしないだろうかということが心配で、ライブに参加することを躊躇している人は多いのではないかと思います。しかし私は50代前半の頃より乃木坂のイベントに参加するようになりましたが、「あそこにおっさんが来てるよ。やだねー!」などという目で見られたことはこれまで一度もありません。
行列に並んでいる際に前後の若者と仲良くなって話をしたこともありますし、そもそもどこの会場であっても自分より上の世代の人は確実にいます。よほど高齢の方でもない限り最年長ということはありませんので安心しましょう。
ただし、若手によるライブということになると客層もぐっと若くなり、いろいろなことが気になるようになります。若手メンバーだけによるライブの際はその点を覚悟しておいてください。
ライブチケットの買い方
乃木坂46のライブチケットはまずモバイル会員を対象とした先行受付と抽選があり、その後に一般販売があります。モバイル会員とはスマホ専用のファンクラブのようなもので、チケットの先行申し込みができる他、様々な特典が用意されています。(会費月額300円)
モバイル会員先行は1回限りの場合と一次先行・二次先行と2回ある場合があります。期間中に申し込めば締め切り後に抽選が実施され、当たれば「以下の内容でチケットをご用意いたしました。」、外れれば「チケットをご用意できませんでした。」という内容のメールが届きます。
最近ではこれに加えて「のぎ動画会員先行」「楽天チケット先行」というのもあるようですが、これらについては公式HPをご覧ください。
一般販売はインターネットでの先着順ですが、時報を見ながら時間ぴったりに販売サイトに接続を試みたにもかかわらずアクセス集中でつながらず、何とか販売画面までたどり着くことができた時には既に予定枚数が売り切れた後というのがいつものことでした。
私の場合は一般販売で買えたことはなく、ライブに行きたいのならモバイル会員やのぎ動画会員になることをお勧めします。
モバイル会員についてはコチラ。ちなみに会費は月額300円です。(この画面だけはスマホで)
一般販売は楽天チケットが取り扱っており、詳しくはコチラをご覧ください。
ちなみにチケット発売開始に関してはグループの公式サイトで告知されますが、テレビ東京の日曜深夜に放送されている「乃木坂工事中」のエンディングでそれより早く第一報が流れます。
ライブ当日に用意しておく物
チケット
これがないと入場できません。私はいつもセブンイレブンのコンビニ決済・コンビニ発券を利用しているため紙のチケットですが、電子チケットというものもあるようです。
身分証明書
チケットには入場者と同伴者の氏名が明記されており、転売等を防止するため入場の際に身分証明書と突き合わせます。そのため身分証明書がないとやはり入場できません。
スティックライト
乃木坂46のライブでは披露される曲や登場するメンバーによって場内が「紫一色」、「緑一色」、「赤と青」等に染まる瞬間があり、スティックライトがないとこういう時に寂しい思いをすることになります。
私が持っているのはこちらですが、最近は新型が登場しているようです。
マフラータオル
ライブの際に会場周辺はそれぞれの推しメンの名が記されたタオルを首にかけた人であふれています。
ライブごとに新しいものが出てくるので「これは神宮球場の時のタオル」「これは東京ドームの時のタオル」と後になっていい記念になります。
ライブ当日の物販はとんでもない行列になっていることが多いので事前にネット通販で購入するようにしてください。
昨年の横浜アリーナアンダーライブでは3時間並んでそれでも買えなかったという人が続出していました。
雨具
乃木坂46の野外ライブでは雨が付き物で、日産スタジアムでも予報では雨の心配など全くないはずだったにもかかわらずやはり降りました。そのため野外ライブの場合は荷物に雨がっぱを入れておく必要があります。
ライブの真っ最中に着たり脱いだりすることになるので簡単なものがよく、プロ仕様よりもコンビニで売っているようなものが適しています。但し会場周辺ではすべて売り切れてしまうため、自宅近くで買っておくようにしてください。
雨の場合は持ってきた荷物もくるんでおく必要があり、それには市販されている40ℓのごみ袋が最適です。
双眼鏡は不要
大箱でのライブの際はそれなりに倍率がある双眼鏡を持参していましたが、これまで役に立ったことがありません。
双眼鏡を覗いてみても手振れが大きく、目当てのメンバーを探してピントを合わせている間にどんどん曲が進行してしまいます。最後はあきらめてモニターを見るしかありませんでした。
手振れ補正機能の付いた高価な双眼鏡を買えるというのなら話は別です。
入場前に様々なチェックがある
ライブ当日の会場周辺は開場よりもかなり前から人が溢れているものです。
コロナの規制が緩和されるとともに現地での物販も再開されましたが、なるべく事前にネット通販で購入しておくことをお勧めします。
こういう行列に並ぶことが楽しいと思っていた時期もありましたが、はっきり言ってエネルギーの浪費で、下手をすると開演に間に合わなくなる場合もあります。
会場には参加メンバーの名前を記した幟が掲げられているのが恒例です。
「推し」の幟の前で記念撮影しているのもいつもみられる光景です。人気メンバーの幟の前には行列ができていることもあります。
最近はライブごとに新しい幟が使用されていましたが、前回の横浜アリーナアンダーライブでは伝統の物に戻っていました。
新型コロナの5類移行以後入場時のチェックは大幅に簡素化されましたが、それでも金属探知機によるチェック、手荷物検査、チケットと身分証の確認は必ずやります。
もうグチャグチャになっていますが、この中で3項目のチェックをやっています。
入場そして開演
入場してしまうとバタバタは一段落です。開演まで心安らかに待ちましょう。ただしトイレだけは早めに済ませておくようにしてください。
開演30分前の日産スタジアムのロビーの様子です。写っているのは全てトイレの列に並んでいる人々で、開演までに席に戻れなかった人も多かったのではないかと思います。
私がいまだに慣れないのはサイリウムカラーで、気が付いたら周囲が真っ赤になっていたり真っ白になっていたりして面喰うことが多々あります。
参考までに最新情報を添付しますので参考にしてください。全部覚える必要など全くなく、「サヨナラの意味」の緑、「インフルエンサー」の赤、「乃木坂の詩」の紫を覚えておけばほぼ問題ないと思います。アンダーライブの鉄板曲である「日常」は赤派と青派がしのぎを削っています。
ライブ終了後
ライブは本編が終了すると次はアンコールとなり、最後は紫一色の中で「乃木坂の詩」で締めるというのがお決まりのパターンだったのですが、最近は別の曲が披露されることも増えました。
最後の曲が終わってメンバーが退場すると場内に明かりがともって「これで全て終了しました」という趣旨のアナウンスが流れ始めるのですが、ごくまれにそれでも拍手が鳴りやまずメンバーが再登場するということがあります。これを「ダブルアンコール」といい、体験できた人は自慢していいと思います。※私は30thSGアンダラの東京公演3日目に現地でこれを体験しました。場内アナウンスが止まり、プラカードを持った係員が引っ込み、場内が暗転してメンバーが再登場した際の一体感は忘れられません。
ライブが終了すると密集や混雑の発生を抑制するため会場の座席を階やブロックごとに分け、退場のアナウンスがあった区画の人から退場を開始する「規制退場」がかかります。
一旦規制がかかってしまうと運が悪ければ相当遅くまで場内で待ちぼうけを食わせられることになるため、帰りを急いでいる方は最後の「乃木坂の詩」の途中でぞろぞろ帰り始めます。
ライブ会場の特色
これまで私が実際に入場したライブ会場の印象をまとめます。
立川ステージガーデン
28thシングルと30thシングルのアンダーライブで使用された収容人員2500人というコンパクトな会場です。恐らくものすごい倍率になったと思われますが、必殺の気合で応募したら当選しました。
そのコンパクトさ故に場内にはライブにつきもののモニターがなく、また舞台上のメンバーからは最後列の席に座っている客のTシャツの柄まで見えたそうです。
そんなコンパクトなホールであってもアリーナでは前席の客の頭が邪魔になり、またスタンド席ではステージの一部が死角になったのは意外でした。それでもメンバーの細かな表情まで肉眼で見ることができる「近さ」には何物にも代えがたいものがありました。
TOKYO DOME CITY HALL
32ndシングルのアンダーライブで使用された収容人員2500人というコンパクトな会場です。すべての客席がステージから30m以内に配置されており、これまで入ってきたどのホールよりも見やすい会場ではなかったかと思います。
地面を深く掘り下げてつくられており、地表面が第3バルコニーでアリーナが地下3階という構造になっています。
こちらでは何と前から2列目で左端から2番目という席でした。ここまでくると立とうが座ろうが、前にどれだけ長身の者がいようが全く関係ありません。少しだけ上を向けば目の前にメンバーが立っている、そういう感覚です。舞台下手(舞台上の演者目線で右側)の端が若干死角になりましたが、それ以外の場所は肉眼で全てはっきりと見えました。
ぴあアリーナMM
29thシングルのアンダーライブで使用された収容人員約12000人のホールです。
2階席の4列目で前3列が機材席であったので見やすさは抜群でしたが、武道館や横浜アリーナと比べるとステージまでは距離があり、メンバーは小さめのフィギュアくらいの大きさでした。
アンダーメンバーだけで4DAYSという無茶をやった結果初日以外当日券が出ることとなりましたが、ライブの出来としては素晴らしいものがありました。
代々木第一体育館
2019年11月に開催された3・4期生ライブで使用された会場です。
縦長の会場でアリーナ席の真ん中よりもやや後ろで観覧しましたが、前の席の人の頭が邪魔になることが多く、ステージはあまりよくは見えませんでした。また若手メンバーによるライブのため客層もかなり若く、本来ならご法度のタオルを高く掲げる行為をする者が多く、一層邪魔でした。
メインステージとバックステージを外周ステージで結んでいるため、最大の勝ち組は目の前をメンバーが何度も通るスタンド席最前列の人ではないでしょうか。
日本武道館
2020年12月に26thシングルのアンダーライブで使用された会場です。コロナ禍という社会情勢の中で約1年半ぶりに開催された有観客ライブで、「ここでクラスターを発生させてしまえば今後有観客ライブはできなくなる。」という緊張感が場内に満ちていました。
ステージ正面の1階スタンド席の前から2列目だったのでステージからの距離もちょうどよく、見やすさは最高でした。横浜アリーナに匹敵する見やすいライブ会場だと思います。
横浜アリーナ
「乃木坂46 23rdシングル『Sing Out!』発売記念ライブ」や松村沙友里卒業ライブ、11TH YEAR BIRTHDAY LIVE、33rdSGアンダーライブで使用された会場で、私にとっては初めての乃木坂46ライブがこちらでした。
アリーナ席であっても前の席の客の頭がほとんど邪魔にならず、しっかりとステージまで見えたと記憶しています。正面ステージの他にセンターステージ、外周ステージ等々、会場内のどこにいてもメンバーを間近で見ることができる最高のライブ会場です。
東京ドーム
ほとんどのアーティストにとっては武道館でライブをするというのが夢の終着点で、その中のほんの一握りだけがたどり着けるのが東京ドームです。新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全て解除された直後の2021年の全国ツアーファイナルおよび齋藤飛鳥の卒業コンサートで使用しました。
ライブの際の収容人員は約55000人というだけあってさすがにでかく、1塁側スタンドからは3塁側席がかすんで見えるほどでした。1階席の11列目という恵まれた席であったにもかかわらずメインステージのメンバーは小指の先ぐらいの大きさにしか見えず、最も近い1塁側のステージであっても外見にはっきりとした特徴のあるメンバー以外は見分けられませんでした。
2階の「天空席」ともなるともう腹をくくってモニターに集中するようになります。その代わり会場全体がやたらよく見渡せるようになりました。
日産スタジアム
収容人員約70000人というライブ会場としては国内最大規模であり、東京ドームでライブをしたアーティストの中のさらにごく一部だけがたどり着ける場所です。実際、こちらでライブを行ったアーティストはこれまで19組だけです。(予定含む)
但し、ライブ会場として優れているかということになると話は全く別です。
アリーナの真ん中よりやや後ろの席でしたが、ライブが始まって観客が立ち上がるとステージは全く見えませんでした。
神宮球場
収容人員は約35000人で、2014年以来全国ツアー東京公演の会場として使用されてきましたが、コロナや東京オリンピックの影響で2年間使用されなかったため、今年は3年ぶりの神宮球場ライブということになります。
現在神宮球場でライブを開催しているアーチストは乃木坂46だけです。過去にさかのぼってみても2014年までライブ会場として使用された事例がほとんどなく、そのため神宮球場には「乃木坂46の聖地」「本拠地」というイメージが完全に定着しています。
三塁側のスタンド席から見てメインステージのメンバーは小さめのフィギュアくらいの大きさで、バックステージまで来てくれると何とか肉眼で区別がつきました。
観客席と屋根と空しか見えなかった日産スタジアムと違って野外ならではの開放感があり、他の会場とは全然違う、特別な雰囲気がありました。
このブログのイチオシ記事
「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。