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猿江神社の御朱印は7種類で唯一無二の美しい書体

東京都江東区の猿江神社では美しい書体の直書き御朱印を頂くことができます。千年以上という歴史のある神社で、社殿は国内最古の部類に入る鉄筋コンクリート造の建物です。

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唯一無二の美しい書体の直書き御朱印

御朱印所

御朱印所の参集殿

猿江神社の御朱印は社殿向かって左手の参集殿で扱っています。

御朱印の見本

通常時のものの他に毎年の正月用や祭事用など季節に応じた特別御朱印もあり、お参りしたこの日は全部で7種類用意されていたようです。ただし直書きは1種類だけです。

受付時間9:00~17:00(12:00~13:00は昼休み)

初穂料 500円

御朱印

2024年4月13日付葉桜御朱印

「桜参り」の四月限定葉桜御朱印のみ頂きました。唯一無二の美しい書体の直書き御朱印です。

境内の桜

境内の桜もちょうどきれいな葉桜状態でした。

桜を描いた間紙

墨がうつらないよう挟む間紙も桜を描いた美しいものでした。

オリジナル御朱印帳

御朱印帳の見本

猿江神社では表紙に猿をデザインしたオリジナル御朱印帳を扱っています。サイズは大と小の2種類です。

価格 2500円~3000円

千年以上の歴史を持つ神社

猿江神社は東京都江東区にある猿江恩賜公園の近隣に位置する神社です。正確な創立年代は不詳ですが、1058年頃には境内地五百余坪を有する稲荷社として近在の信仰を一身に集める存在であったといいます。

1051年から1062年にかけて実施された源頼義・義家父子による奥州征伐において数々の武功を挙げた武勇の士である猿藤太が最後に力尽きた地とされており、これを知った地元の漁師達が塚を建てて手厚く葬ったことが起源とされています。地名である「猿江」は猿藤太の猿と最後に力尽きた入江の江から付けられたもので、元々は猿江稲荷神社と称していましたが1946年に伊勢大御神を合祀して猿江神社と改称しました。

決して知名度が高いとは言えない神社ですが地域に密着して千年以上経過した歴史があり、地元の人々の信仰を集めています。

御朱印所の行列

私がお参りしたのは普通の日曜日の夕方でしたが、近隣の方と思しき人々で御朱印所には長い列ができていました。

アクセス

交通

東京メトロ半蔵門線・都営新宿線住吉駅下車徒歩約2分

JR錦糸町駅より、都バス22番、東京駅北口・東陽町駅行 「江東区西税務署入口」下車徒歩2分

東西線「東陽町」駅下車、都バス22番、錦糸町駅行「江東区西税務署入口」下車徒歩2分

地図

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境内の見どころ

大鳥居

大鳥居

社号標には「稲荷神社」と刻まれています。

拝殿

拝殿

旧社殿が関東大震災で焼失してしまったため、1931年に宮内庁設計技官の設計により再建されました。築90年という国内最古の部類に入る鉄筋コンクリート造の建物で、当時としてはとても珍しい優美で強固な造りのデザインとなっています。そのため先の大戦における東京大空襲で深川エリアが焼け野原となった際にも難を逃れることができました。

本殿

本殿

境内社

藤森稲荷神社

藤森稲荷神社

江戸時代初期には既に墨田区の横網町付近の江戸幕府御用材木蔵に祀られており、貯木場が移転になるたびに各地を転々としました。平成になって猿江神社の境内に遷座しています。

馬頭観音社

馬頭観音社

馬は猿と相性がよく、一緒に飼うことで猿が疫病を引き受けて馬の無病息災の守護神となると信じされています。

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