酒(ウィスキー)
VAT69(バット69)は樽に詰めた100種類の試作品の中から選ばれたスコッチウィスキーで、69番目の樽であったことからこの名になりました。映画の中で登場人物が愛飲していたことでも有名で、大変にコストパフォーマンスに優れた酒でした。5種類の飲み方を試し…
オールドグランダッド114は蒸留所の3代目が創業者である「おじいちゃん」を讃えるために名付けられたバーボンです。アルコール度数57度でピリピリとした刺激の強いマッカランのような味ですが、度数が高い分だけ一度に飲む量が少なく大変にコストパフォーマ…
ジョンソン12年はビックカメラの酒売り場で初めて見つけたウィスキーで、「ロシアで人気がある」バッテドウィスキーということしかわからない謎だらけの酒でした。飲んでみるとドライさが印象的なレベルの高いウィスキーで、2000円台半ばという価格がちょう…
ニッカウィスキーのセッションは国内産のモルトとスコットランド産のモルトを混ぜ合わせてつくられたもので、青いボトルに青いラベルというこれまでにない外観により酒売り場の棚に全くの別世界ができていました。アルコール度数が43度と高いこともあり、全…
スコッチウィスキーのモンキーショルダーはグレンフィディックを製造しているウイリアム・グラント&サンズ社が所有する3つの蒸留所でつくられたモルト原酒のみでつくられた「トリプルモルトウィスキー」で、職人たちの職業病である肩の痛みがブランド名にな…
ディンプル12年はブレンデッドウィスキーの草分け的存在のスコッチで、ボトルの3面につけられた楕円形のくぼみと全体を包むように巻かれた金色のワイヤーが特徴となっています。「特級酒」という表現がピッタリする外観と味わいでしたが、実は手を出しやすい…
ジョニードラムは最近になって初めて見かけたバーボンで、恐らく日本ではほとんど知られていないのではないかと思いますが、同じファミリーの中で5世代にわたって厳格に製法が守り続けられており、これまで飲んできた中で最上級の味わいのバーボンでした。
J&Bレアは日本ではあまり見ないが実は売上世界5位のスコッチで、バーの棚で見つけられやすくなることを狙ってデザインされた黄色地に赤文字でJ&Bと書かれたラベルが特に印象的です。5通りの飲み方を試してみましたが、私はハイボールが最も良かったと…
アイリッシュウィスキーのキルベガンはアイルランド最古の蒸溜所といわれるキルベガン蒸溜所の代表ブランドを復活させたもので、ゲール語で「小さな教会」を意味します。現在はライセンスを購入した別の蒸留所で生産していますが、いずれはサントリー傘下と…
オールドパーは152歳まで生きたという英国の伝説の農夫の名に由来しており、日本人にとって超高級酒の代名詞的存在のウィスキーです。その中でもオールドパーシルバーは特に日本市場限定商品として発売されたもので、飲んでみるとハイボールが最も良かったよ…
サントリーの「碧Ao」は世界5大産地の自社蒸溜所でつくられた原酒のみをブレンドした世界初のウィスキーで、世界各地の蒸留所を傘下に持つサントリーだから可能な酒です。全体的にはビターチョコレートのようなほろ苦さが印象的でした。
ラベルに描かれた白い雷鳥が印象的なスノーグラウスはフェイマスグラウスの中でも特に弁税店向けに開発されたブレンデッド・グレーンウィスキーで、最新の冷却濾過法を用いて製造されていることから冷やして飲むことが推奨されています。ではどれくらい冷や…
エンシャントエイジは「全米で最も古く長い歴史を持つ蒸留所」で製造されたバーボンで、荒々しさよりも滑らかでフルーティーな甘さが印象的な酒です。「古き時代」を意味するエンシャントエイジですが、歴史が比較的浅い国であるアメリカでは「開拓時代」を…
ジャパニーズウィスキーのマルスウィスキー3&7はニッカやサントリーと比べて知名度が全く違いますが、「日本のウィスキーの父」である竹鶴正孝まで登場する歴史の古いウィスキーで、飲んでみると意外な甘さを感じました。
スコッチウィスキーのブラック&ホワイトはラベルに描かれた黒と白の犬が印象的なウィスキーで、創業者が犬好きであったことから選ばれたデザインです。飲んでみると濃厚なスモーキーさが楽しめる厚みのある味わいでした。
バーボンウィスキーのエヴァンウィリアムズは最近になるまで知らなかったようなウィスキーですが、実は販売量世界2位の超メジャーなバーボンでした。飲み比べてみると飲み方によって様々な味の変化が楽しめました。
ブラックニッカ リッチブレンド コンフォートアロマは伝統あるブラックニッカシリーズの数量限定商品で、シェリー樽やリメード樽で10年以上長期熟成した原酒をブレンドしています。甘いともフルーティーとも違っており、表現するのが大変に難しい酒でした。
スコッチウィスキーのハイランドクィーンは18世紀スコットランドの「悲劇の女王」の名前に由来しており、グレンフィディックを思わせるフルーティーな味わいが印象的でした。
キリンの「陸」は5月19日に発売開始になったばかりの新商品で、グレーンが主体の珍しいブレンデッドウィスキーです。アルコール度数が50度と高く、様々な飲み方を試した結果意外な結論となりました。
スコッチウィスキーのアードモア レガシーは当ブログ前樸中で断トツ一番人気の「ティーチャーズ ハイランドクリーム」のベースとなっており、飲んでみると粗削りな超個性派モルトでした。
今回はスコッチウィスキーのストラスアランをご紹介します。グラスゴー最古の蒸留所の流れを汲むウィスキーで、「ドライ」とは違う「辛さ」が印象的でした。
ジャパニーズウィスキーのカルガモは小さ目のボトルとラベルに描かれた赤い蝶ネクタイをしたカルガモの絵が印象的なウィスキーで、飲んでみると独特のほろ苦さが印象的でした。「イチローズモルト」で有名なベンチャーウィスキー社長の肥土伊知郎氏の祖父が…
デュワーズは「アメリカでスコッチといえばデュワーズ」と言われるほど世界的に人気のウィスキーで、その中でも12年は日本において「バーテンダー支持No.1スコッチウィスキー」という称号も持っています。飲んでみるとシングルモルトウィスキーを思わせるフ…
富士山ウィスキー40°はモンドセレクション2019で金賞を受賞したウィスキーで、富士山麓の地下深くから汲み上げた天然水で割水しています。山梨県韮崎市で蒸留されたウィスキーが「富士山」の名を冠するのにはある理由がありました。
今回はアンジャッシュ渡部建さんのCMでもおなじみの炭酸水メーカー「ソーダストリーム」をご紹介します。簡単な操作で水道水を一瞬にして炭酸水に変えてしまうことが可能で、炭酸の強さや味を変えることにより完全に自分好みの炭酸水をつくることができる…
スコッチウィスキーのジェームズキングは世界的品評会で金賞をとった酒で、スコットランド国民から愛された国王の名をブランドにしています。シロップのような甘さが特徴で、ハイボールが最も適した飲み方であったように感じました。
ラフロイグはチャールズ皇太子お気に入りのスコッチで、超個性的というイメージが強いアイラモルトの中でも伝統的製法を守り続ける「スモーキー4」の一つに数えられるほどのブランドです。飲み方に応じて味が劇的に変化しました。
インバーハウスグリーンプレイドはラベルに描かれたタータンチェックが印象的なボトルで、水で割っても氷を入れても崩れない厚みのある味わいが印象的でした。
今回は兵庫県明石市の地ウィスキーの江井ヶ嶋酒造が製造・販売する「あかし」をご紹介します。江戸時代初期に起源を持ち、日本初の一升瓶入りの酒の販売を開始した歴史のある酒蔵ですが、一方でサントリー山崎蒸留所の着工よりも早くウィスキーの製造免許を…
山梨県の地ウィスキーの「甲州韮崎ピュアモルト」はニッカやサントリーと比べると謎の部分が多く、その分だけネット上には憶測記事が数多く流されています。しかし飲んでみると辛さが印象的な個性的ウィスキーで、「本格派の地ウィスキー」であると思います。