困ったときこそ酒と神様

日産スタジアムや東京ドームが浅草寺・増上寺なら神宮球場は法隆寺のようなものです。こういう建物は残さなければいけません。

酒(ウィスキー)

〖評価〗ジェムソンはハイボールが最も適した飲み方

アイリッシュウイスキーのジェムソンは地元の原材料のみを使用し、240年以上にもわたって伝統的製法を守ってウイスキーづくりを続けてきました。スモーキーさのないまろやかで飲みやすい味に仕上がっており、ハイボールが最も適した飲み方でした。

〖飲み方〗サントリーオールドはハイボールよりも水割りがうまい

サントリーオールドは独特な形状のボトルでも知られたウイスキーです。急増する国内需要をカバーするため混ぜ物だらけになった時代もあったようですが、現在でもジャパニーズウイスキーを代表するブランドで、ハイボールより水割りがうまいようです。

〖超高級〗ダンヒル・オールドマスターはひたすらマイルドで口当たりが最高

ダンヒル・オールドマスターは超高級ブランドとして知られるあのダンヒルがつくったウィスキーです。色と香りの濃さが印象的で、飲んでみると口当たりがよく大変に滑らかな味わいでした。

〖評価〗ティンカップは分厚く力強い、ワイルドな味だった

ティンカップは「山やアウトドアで楽しむ」ことをコンセプトとしたアメリカンウィスキーで、そのために独特な形状のボトルとなっています。分厚く力強いフルーティーさが印象的で、ジムビームを強烈にしたような味わいでした。

〖遺産〗グレンファークラスヘリテージはフルーティーとビターが目立っていた

グレンファークラスヘリテージはスコットランド最高峰のベンリネス山から湧き出た水を使用し、ノンピート麦芽で仕込まれたシングルモルトウィスキーです。フルーティーさとビターさが感じられ、濃厚なグレンフィディックのようでした。

〖47度〗アマハガンEdition No.1は色の薄さと味の力強さが印象的

アマハガン ワールドモルト Edition No.1は日本でも最小規模のウィスキー蒸留所である長濱蒸留所で製造されたウィスキーです。輸入原酒に自社モルトをブレンドしたアルコール度数47度のウィスキーは色の薄さと味の力強さが印象的でした。

〖飲み方〗ディープブレンドはハイボールに限る

ブラックニッカディープブレンドは近年勃発したウィスキーブームに伴って発生した原酒不足に対応した「ノンエイジウィスキー」です。45度という高いアルコール度数が特徴で、ハイボールが最も適していたように思います。

〖飲み方〗ブラックニッカスペシャルはマジでうまい

ブラックニッカスペシャルは宣伝もなければ売っている店も限られ、ニッカに売る気があるのかないのかわかりません。しかし千円台国産ウィスキーで最上級と言っても良いほどのうまいウィスキーで、私は高く評価しています。

〖味〗バランタイン7年はほのかなほろ苦さが印象的だった

バランタイン7年は最低でも7年以上熟成した原酒をブレンドしており、さらに半年以上バーボン樽で熟成しています。王道スコッチにふさわしい味わいで、ほんの少しだけ感じられるほろ苦さが印象的でした。

〖終売?〗フェイマスグラウスはハーフロックが最も良かった

フェイマスグラウスをは本場スコットランドで30年以上にも渡って人気ナンバーワンの座を守り続けてきたウィスキーで、1本1000円台前半のウィスキーとしてはハイレベルです。5種類の飲み方を試してみてハーフロックが一番良かったように思いました。

〖レビュー〗房総ウィスキーは柿を思わせるフルーティーさが印象的

房総ウィスキーは千葉県では初の地ウィスキーです。自社製のモルトと輸入スコッチをブレンドしており、柿を思わせるフルーティーさが印象的でした。

〖飲み方〗ジムビームはハイボールに限る

ジムビームは売り上げ世界一のバーボンで、禁酒法という最大の苦難の時期を乗り切ったビーム一族四代目の愛称がブランド名となっています。5種類の飲み方を試してみた結果、味としてはハイボールに限るという結論となりました。

〖評価〗オールドパー12年を5種類の飲み方で試してみた

オールドパー12年を5種類の飲み方で評価しました。試行錯誤を重ねて開発した技術により19世紀後半に完成されたウィスキーで、伝説上の人物にあやかった名前を付けられました。2019年のリニューアルに際してかつてのオールドパーをそのまま引き継いだのが12年…

〖特徴〗タリスカー10年はティーチャーズの3倍くらいスモーキーだった

タリスカー10年はスカイ島の厳しい自然環境の中で10年以上熟成された原酒をブレンドして造られたシングルモルトウィスキーです。ラベルに「MADE BY THE SEA」と書かれるほど海の影響を受けており、飲んでみるとティーチャーズの3倍くらいあろうかと思われる…

〖オレンジ色〗グレングラントアルボラリスは滑らかで爽やかな味わいだった

スペイサイドモルトのグレングラントアルボラリスはオレンジ色を基調とした外観通り滑らかで爽やかな味わいで、2000円台前半という手の出しやすい価格帯ということもあってコストパフォーマンスに優れた酒でした。

〖飲み方〗デュワーズホワイトラベルはハイボールが素晴らしい

デュワーズはアメリカで大きなシェアを誇っており、アメリカでスコッチと言えばデュワーズを意味します。どの飲み方でも美味しいのですが、ハイボールが特に素晴らしくおすすめです。

〖まずい?〗ボウモア12年はミントの風味だった

ボウモア12年は「うまい」「まずい」等々様々な意見が分かれます。「正露丸のよう」とも言われますが、私にはミントの風味に感じました。超個性派スコッチが居並ぶアイラモルトの中でも「アイラの女王」と呼ばれるような存在です。

〖味〗ホワイトホースファインオールドは武骨な力強さがあった

ホワイトホース・ファインオールドは飲んでみると武骨な力強さと何とも言えない「クセ」がありました。現在では最も容易に手に入れることができるスコッチですが、かつて黒澤明も愛飲した超高級酒だった時代がありました。

〖2度熟成〗ジムビームダブルオークははるかに洗練された味と香りだった

ジムビームダブルオークは2つの樽を使って2度熟成するという大変に手間をかけて製造されたバーボンで、その分だけ価格も高くなっていますが、従来のジムビームよりもはるかに洗練された味と香りを楽しむことができました。

〖評価〗ジョニーウォーカーダブルブラックはあらゆる点でジョニ黒の上位互換だった

ジョニーウォーカーダブルブラックは2012年に誕生した、シリーズの中でも比較的新しい商品です。ジョニ黒の持つスモーキーさや力強さをさらに強く洗練させた、上位互換といってよいウィスキーです。 2012年に誕生した比較的新しい商品 免税店で好評だった ス…

〖飲み方〗バッファロートレースは滑らかできめの細かい味が印象的だった

バッファロートレースはケンタッキー川沿いにある現存する全米で最古の蒸留所で生産されたバーボンウィスキーで、野生のバッファローの「通り道(トレース)」であったことからこの名前になりました。バーボンらしからぬ滑らかできめの細かい味わいが印象的…

〖飲み方〗バランタインファイネスとはトワイスアップが一番うまい

バランタインファイネストはスコッチウィスキーとしてはジョニーウォーカーと並び世界の人気を二分するメジャーなブランドです。価格面は手頃で味わいも標準的であり、スコッチウィスキーの入門編としては最も適したものではないかと思っています。バランタ…

〖宝酒造〗トマーティンレガシーは力強く分厚い味だった

トマーティンレガシーはインバネス郊外の小さな村にある、現在は宝酒造が所有する蒸留所でつくられています。ウィスキーにとって最適な環境でつくられており、ドライでスモーキーな力強く分厚い味わいが印象的でした。

〖霧〗アイラミストはスモーキーで通好みだが飲みやすい

アイラミストはアイラ島の領主の誕生パーティーのために1922年に開発されたスコッチウィスキーで、アイラ島のウィスキーであることを連想させるために島の名物である「霧」を商品名としています。いかにもアイラ島らしい分厚いスモーキーさに驚かされますが…

〖粉砂糖〗アンガスダンディーは非常にデリケートな甘さとスモーキーさが印象的

アンガスダンディーは日本ではほとんど情報がないと思われるスコッチで、最近になって成城石井で見つけました。非常にデリケートな甘さとスモーキーさが特徴ですが、間違いなく美味しいウィスキーだと思います。 ほとんど情報がない ウィスキーの品質をイヌ…

〖7世代〗テンガロンハットは高級感はないが買っておいて損はない

テンガロンハットは7世代に渡って守り続けられた伝統のレシピでつくられたバーボンです。約30年前にあったというバーボンブームの中で日本市場向けに開発され、一度中断された後に装いを新たに輸入・販売が再開されました。1本1000円台前半と価格的にも手ご…

〖評価〗VAT69はハイボール向きの酒だった

VAT69は5種類の飲み方を試してみてハイボールが最も良かったと思います。樽に詰めた100種類の試作品の中から選ばれたスコッチウィスキーで、69番目の樽であったことからこの名になりました。映画の中で登場人物が愛飲していたことでも有名で、大変にコストパ…

〖飲み方〗オールドグランダッド114はマッカランを分厚くピリピリさせた感じだった

オールドグランダッド114は蒸留所の3代目が創業者である「おじいちゃん」を讃えるために名付けられたバーボンです。アルコール度数57度でピリピリとした刺激の強いマッカランのような味ですが、度数が高い分だけ一度に飲む量が少なく大変にコストパフォーマ…

〖謎〗ジョンソン12年はドライさが印象的なハイレベルなウィスキー

ジョンソン12年はビックカメラの酒売り場で初めて見つけたウィスキーで、「ロシアで人気がある」バッテドウィスキーということしかわからない謎だらけの酒でした。飲んでみるとドライさが印象的なレベルの高いウィスキーで、2000円台半ばという価格がちょう…

〖青〗セッションは分厚く腰の強い味わいだった

ニッカウィスキーのセッションは国内産のモルトとスコットランド産のモルトを混ぜ合わせてつくられたもので、青いボトルに青いラベルというこれまでにない外観により酒売り場の棚に全くの別世界ができていました。アルコール度数が43度と高いこともあり、全…