スペイサイドモルトのグレングラントアルボラリスはオレンジ色を基調とした外観通り滑らかで爽やかな味わいで、2000円台前半という手の出しやすい価格帯ということもあってコストパフォーマンスに優れた酒でした。
スコッチの一大産地であるスペイサイド
グレングラントはスコットランドのスぺイ川のほとりに1840年に創業したグレングラント蒸留所で生産されたシングルモルトウィスキーです。
スコットランド北部を流れるスペイ川周辺はスコッチウィスキーの一大産地となっており、スコットランドに110ある蒸溜所のうちの約半数にあたる54の蒸留所が東京都と同じくらいの面積のエリアにひしめき合っています。
この地域は大麦の生産地である上にスコットランド高地の地層でろ過されたスぺイ川の伏流水に恵まれており、大麦麦芽を乾燥させる際には周辺に無尽蔵にあるピートを使用することができます。
グレングラントはSimplicity(飾り気がないこと)をモットーに、スペイサイドの自然を活かした素直なウィスキーづくりに徹しており、その結果販売量世界第5位のメジャーブランド(イタリアにおいては、断トツのNo.1)となっています。
甘くてまろやかそうな外観
グレングラントアルボラリスは創業180年となる2020年に誕生した新商品で、「アルボラリス」ラテン語で「木漏れ日」を意味しています。
創業者であるグラント兄弟は蒸留所に隣接してビクトリアンガーデンと呼ばれる庭園を造っており、現在でも蒸留所を訪れる多くの人々の目を楽しませています。この庭園の木々に降り注ぐ柔らかな太陽の光からアルボラリスという名前がつけられたといいます。
バーボン樽熟成とシェリー樽熟成の2つのタイプの原酒が用いられており、まさに木漏れ日のような明るい色となっています。鮮やかなオレンジ色のラベルの影響も加わり、いかにも甘くてまろやかそうな、インパクトのある外観となっています。
相模原の成城石井で発見した際、「ジョニーウォーカーワインカスクブレンド」に似ていると思いました。
2000円台前半という価格帯では珍しくコルクキャップです。
(PR)シングルモルトに似たフルーティーな味と香り
ストレート
栓を開けてみて漂う香りに何やら酸っぱさのようなものを感じました。滑らかな口当たりでコクのある味わいであり、柔らかめのスモーキーさが印象的でした。
ロック
スモーキーさが一層まろやかになり、柑橘系の甘さを感じました。全体としてしっとりとした味わいです。
水割り
ついで水で割ります。
合わせる水は箱根の森の天然水です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)
滑らかな甘さに加え、ほろ苦さも感じられるようになりました。
ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)
ほろ苦さに似たスモーキーさと甘さが両立しています。全体的にほんのりとした味わいとなりました。
ハイボール
上戸彩さんのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。
滑らかで爽やかな味わいだった
オレンジ色が映える爽やかな外観通りの滑らかで爽やかな味わいのシングルモルトウィスキーでした。2000円台前半という手の出しやすい価格帯ということもあり、コストパフォーマンスに優れた酒ではないかと思います。
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★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎには十分に注意しましょう
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◆外観が似ていると思ったジョニーウォーカーワインカスクブレンド
◆超個性派ぞろいのシングルモルトウィスキー