酒(カクテル)
ウォッカにトマトジュースを加えたブラディー・メアリーは20世紀初頭に誕生したカクテルで、プロテスタントを徹底的に弾圧して恐れられた英国女王の名前にちなんでいます。飲んでみると草っぽいほろ苦さが印象的で、スイスイと飲めました。
ソルティドッグは1940年代のイギリスで誕生したカクテルで、1960年代のアメリカでウォッカとグレープフルーツ果汁を混ぜる現在のスタイルとなりました。グラスのふちに塩をまぶしつけたスノースタイルと呼ばれるグラスに注いで飲むのが通例で、まるで塩が酒…
ジン・トニックは欧米ではビジネスマンがバーでまず注文する「とりあえず」の酒となっています。材料や作り方がシンプルだからこそ作り手の力量が試されるカクテルで、つくってみるとスイスイと水のように飲めるカクテルでした。
「カクテルの女王」と呼ばれるマンハッタンは「カクテルの王様」マティーニと並び称される存在で、その由来にはチャーチルやマリリンモンローといったそうそうたる人物が登場します。スッキリとしていながら奥深さもある高貴な味わいで、自分で作って飲んで…
「カクテルの王様」と呼ばれるマティーニはジンとドライベルモットを混ぜるだけという極めてシンプルなレシピですが、それだけにごまかしが効かず奥深いとされています。材料と道具さえあれば簡単に作ることができるので、外で飲むことがはばかられるコロナ…