ソルティドッグは1940年代のイギリスで誕生したカクテルで、1960年代のアメリカでウォッカとグレープフルーツ果汁を混ぜる現在のスタイルとなりました。グラスのふちに塩をまぶしつけたスノースタイルと呼ばれるグラスに注いで飲むのが通例で、まるで塩が酒のつまみであるかのような何ともいえずいい感じのカクテルでした。コロナ禍という社会情勢において家飲みに最適です。
「甲板員」を意味するイギリスのスラングだった
ソルティドッグはウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜて作られた定番カクテルで、グラスのふちに付けられた塩と合わせて味わいます。もともとはイギリスの船員たちが使用していたスラングで「甲板員」を意味しており、甲板上で潮風や波浪を浴びて働いて汗まみれ塩まみれになった彼らを「しょっぱい奴」と呼んだことに由来しています。
誕生したのは1940年代のイギリスで、当初はジン、グレープフルーツジュース、食塩をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注いでいたといいます。1960年代になってアメリカ人がジンをウォッカに替え、現在のスタイルとなりました。
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スノースタイルとは
ソルティドッグはふちに塩をまぶしつけたグラスに注いで飲むのが通例です。まるで雪が凍り付いたような見た目からこの技法はスノースタイルと名付けられていますが、これは和製英語で欧米では通じません。正式な英語では、rimmed with salt または、rimmed with sugarといいます。
最初に口を付けた部分を少しずつ移動させて飲んだり、ふちについた塩をカクテルの中に落としながら飲んだりすることで、ウォッカとグレープフルーツの酸味と塩のしょっぱさを同時に味わうことができます。
まずあらかじめ平皿に塩を平らに広げておきます。使用するグラスのふちにカットしたレモンやグレープフルーツの切り口を当ててグラス1周分しっかりと果汁を付けて湿らせ、平皿に用意した塩の上でグラスを軽く回して均等にグラスのふちに付けていきます。
スノースタイルの完成です。塩の付け過ぎに注意しましょう。
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ソルティドッグのレシピと作り方
今回使用したソルティドッグの材料です。
まずグレープフルーツを絞ります。
「カクテルは冷たさが命」ということでウォッカは冷凍庫で、グレープフルーツ果汁は冷蔵庫でキンキンに冷やしておきました。
スノースタイルが完成したグラスに氷を入れます。
ウォッカを45ml、グレープフルーツ果汁を90ml.注ぎ、バースプーンでしっかりとステアします。
ソルティドッグの完成です。
塩が酒のつまみのようだった
飲んでみるとグレープフルーツの甘み、酸味、苦みがウォッカと完全に一体化しており、それをグラスのふちの塩が引き締めてシャープな味わいでした。バランスの取れた大変に飲みやすいカクテルだったと思います。
常温のウォッカとグレープフルーツ果汁で試してみるとややふんわりとしており、やはり材料はあらかじめキンキンに冷やしておいた方がいいようです。
スノースタイルの塩は口の中でもしばらく粒のまま残っており、まるで塩が酒のつまみであるかのような感じで、何ともいえずいい感じでした。
特に難しいカクテルではなく、家飲みには最適です。
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◆家飲みにはカクテルが最適