アマハガン ワールドモルト Edition No.1は日本でも最小規模のウィスキー蒸留所である長濱蒸留所で製造されたウィスキーです。輸入原酒に自社モルトをブレンドしたアルコール度数47度のウィスキーは色の薄さと味の力強さが印象的でした。
なぜ「AMAHAGAN」か?
アマハガン(AMAHAGAN)は滋賀県長浜市に位置する長濱浪漫ビールに併設された長濱蒸溜所から販売されているブレンデッドウィスキーです。名前の由来がよくわからず何ともけったいな名前だと長らく思っていたのですが、要するに長濱のローマ字表記(NAGAHAMA)を逆に並べたということで間違いないでしょう。
長濱浪漫ビールが創業したのが1996年で、長浜市民に株主となってもらって近畿3番目のクラフトビール製造所となりました。併設されたレストランにリピーターを呼び込むため20年間ひたすら定番ビールの味を磨き続け、そしてウィスキーの製造を開始したのが2016年です。
もともと小規模なビール醸造所の中に小型の蒸留器を導入したため広さは約26㎡しかなく、長濱蒸留所は日本でも最小規模のウィスキー蒸留所ということができます。
輸入原酒と自社のモルトをブレンドしている
アマハガンシリーズは長濱蒸留所の主力商品で、アマハガン ワールドモルト Edition No.1はその中でも最もスタンダードなボトルです。
ウィスキーの蒸留を開始してから現時点でまだ6年と少々という時期ですから、長濱蒸留所には十分に熟成された原酒がそれほどあるわけではありません。
ラベルにもその旨の記載があるほどで、そのためアマハガンシリーズではブレンドに焦点を当てています。
海外から輸入したモルトウィスキーをベースに長濱蒸留所のモルトをブレンドしており、その独特な風味を十分に活かすためにアルコール度数は47度で設定されています。ブラックニッカディープブレンドが45度、イチローズモルトが46度ですから相当高めです。
![]() |
AMAHAGAN World Malt Edition No.1 アマハガン ワールドモルト 700ml 47度 長濱蒸溜所 ブレンデッドモルト 第一弾 ノンチル ノンカラー 箱付 新品価格 |
ストレート
何やら酸味を帯びた香りがします。シャープな甘さとほんのりとした甘さが印象的で、後味が強烈でした。47度というアルコール度数はやはり強く、刺激は相当なものがありました。
ロック
甘さがどっしりとしたものとなりました。刺激の強さは氷を入れてもそのまま残っており、後味もストレート並みです。
水割り
次いで水で割ります。
合わせる水は箱根の森の天然水です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)
こうしてみると色が薄い酒だと思うのですが、水割りなのに味は濃厚なままです。それでもさすがに柔らかくなり、とろりとしたビターさを伴った甘さを感じました。
ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)
トロトロとした口当たりです。しっとりとした甘さとほのかなビターさが感じられ、後味は意外なほどスッキリとしています。
ハイボール
炭酸はサントリーのトニックウォーターを使用しました。いろいろ試しましたが、これが最も私には向いているようです。
甘味・酸味ともちょうどよく、うそみたいに爽やかな味わいとなりました。
色の薄さと味の力強さが印象的
アマハガンシリーズの中で最もベーシックなEdition No.1はアルコール度数47度の強さがそのまま残された力強さが特徴となっており、色の薄さとのギャップが印象的でした。
![]() |
AMAHAGAN World Malt Edition No.1 アマハガン ワールドモルト 700ml 47度 長濱蒸溜所 ブレンデッドモルト 第一弾 ノンチル ノンカラー 箱付 新品価格 |
★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎに十分注意しましょう
左下のボタンでB!ブックマークをお願いします。
◆度数51.4度のフロム・ザ・バレル
◆度数50度の陸
◆度数46度のイチローズモルト
◆度数45度のブラックニッカディープブレンド
◆国内最強の60度 与那国島のどなん