アンガスダンディーは日本ではほとんど情報がないと思われるスコッチで、最近になって成城石井で見つけました。非常にデリケートな甘さとスモーキーさが特徴ですが、間違いなく美味しいウィスキーだと思います。
ほとんど情報がない
アンガスダンディーはスコットランドのローランド地方であるグラスゴーに拠点を持つアンガスダンディー社が製造するブレンデッドウィスキーです。
ネット上でいくら調べても全くと言ってよいほど情報がないことから、日本国内ではほとんど知られていないスコッチではないかと思います。最近になって成城石井で発見して即購入しました。
ちなみにアンガスダンディー社については「ボトラーズ」という名前がついて回っています。ボトラーズとは独立系の瓶詰業者のことで、蒸留所から原酒を購入して独自の熟成を行い、瓶詰めした後に自社のラベルを貼って販売します。熟成する環境が異なるため、オフシャルブランドのウィスキーとはまた異なった味わいが楽しめるといいます。
アンガスダンディーは1本2000円前後ですが、それよりも1桁多い価格の商品も数多く扱っているようです。
ウィスキーの品質をイヌワシに例えている
多くの人にとってアンガスダンディーでまず印象に残るのはラベルに描かれた金色の鳥ではないかと思いますが、これはプロ野球の東北楽天でおなじみのゴールデンイーグル(イヌワシ)です。北半球の高緯度地域に広く分布する大型で勇壮な猛禽で、スコットランドのハイランド地方も主要な生息場所となっています。
ボトルの裏側に貼られたラベルには英文で何やらビッシリと書かれており、上段ではイヌワシの身体能力の素晴らしさはアンガスダンディー社のウィスキーに匹敵すると謳われています。
下段になるともう完全にイヌワシに関する動物学的な説明で、翼長が2m、飛行可能距離は3〜4km、寿命が40〜50年 なのだそうです。
ウィスキーを鳥に例えられてもよくわかりません。結局は飲んでみるしかないようです。
まるで本物のようなデザインとは裏腹に、神戸フランツのプレミアムチョコレートのみを使用した本格派です。
ストレート
重厚感のある甘さが印象的で、飲んでいて喉が熱くなってくるほどの強さがあります。ケーキにかかっている粉砂糖のような甘さで、ほんの少しだけスモーキーさも感じました。
ロック
氷で冷やすことによりふんわりとした甘さがよくわかるようになりました。ストレートで感じたスモーキーさはここではほろ苦さに変化しました。
水割り
次いで水で割ります。
合わせる水は東急電鉄の公式グッズで、山梨県甲州市で採水された天然水である「のるるんWater」です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)
爽やかでありながら、それでいてしっかりとした甘さを感じました。
ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)
スッキリサラサラした甘さです。水で薄められたという感覚は決してなく、甘さがより広げられたというような印象です。
ハイボール
上戸彩さんのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。
甘みと酸味のバランスが取れたシャキシャキした口当たりで、オロナミンCのようなあじわいでした。
非常にデリケートな甘さとスモーキーさ
これまで取り上げてきた数多くの酒の中で、最もネット上の情報が少なかったと思います。味の面でも強烈な個性という要素が少なく、非常にデリケートな甘さとスモーキーさで表現に苦労しました。しかしなかなか美味しいウィスキーであることは間違いないと思います。
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★未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲過ぎには十分に注意しましょう
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◆ソーダストリームを使って完全に私好みの炭酸水を作ってみた
◆最近まで知らなかった非常に珍しいウィスキー