今回はスコッチウィスキーのハディントンハウスをご紹介します。これまで存在すら知らなかった銘柄ですが、最近になって利用するようになったイオン大和鶴間店の店頭に並んでいるのを見て購入してみました。飲んでみると恐ろしいほどコストパフォーマンスに優れたスコッチウィスキーでした。
イオン大和鶴間店にこれまで見たことのない酒があった
昨年2月にグランベリーモールが閉店してしまったため、それ以降日常の買い物は東急ストアの仮店舗を利用せざるを得ない状況となっています。それまで駐車場だった場所に急遽設けられた店であるため品揃えはどうしても限られます。そのためまとまった買い物ということになるとイオンつきみ野店を利用していましたが、なんとこちらも今年の2月末をもって閉店して建替えとなってしまい、特に酒の購入という面で苦慮していました。(近隣の店に並んでいる手頃な価格のウィスキーはほぼ飲み尽くしてしまった)
小田急江ノ島線鶴間駅の近くに別のイオンがあることを思い出し、そこで見つけたのがハディントンハウスです。
これまで一度も見たことのないボトルで、税抜き価格で980円、税込みでも1058円という破格の値段です。「ロングジョン」や「オークマスター樽薫る」は当たりでしたが、やはりこの価格帯のウィスキーを買うのは勇気が必要です。
徹底的に調べたがほとんど何もわからなかった
ハディントンハウスはスコットランド産のブレンデッドウィスキーで、広島中央酒造㈱が輸入しています。ネット上を隅から隅まで徹底的に調べましたが製造元も詳しい商品情報も見つからず、何とか分かったのは「スペイサイドとハイランド産の高品質モルトウイスキーを、ローランド産のグレーンウイスキーとバランスよくブレンドした」ということだけでした。各地から原酒を購入し、それをブレンドして販売する特定の蒸留所を持たないメーカーのようです。
日本ではイオンで扱っているようですが、どうやらすべての店に置いているわけではなさそうです。
ストレート
甘い香りがグラスから漂ってきます。アルコールの刺激が弱く滑らかで口当たりもいいため、ストレートにもかかわらず飲みやすさがありました。和菓子のような甘さが特徴的です。
ロック
氷を入れたことにより味が引き締まり、より滑らかでシャキッとした甘さになりました。飲み終わった後に余韻が残ります。
水割り
次いで水で割ります。合わせる水は南アルプスの天然水です。
トワイズアップ(1対1で氷を入れない)
水を加えることにより味わいが丸くなり、和菓子のようなさらっとした甘さがさらによくわかるようになりました。以前飲んだグレンエリスの味わいに似ているように思います。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
氷を入れてハーフロックにすると一気に味わいが薄まってしまったようです。どちらかというとジュースに近い印象で、どうもこの飲み方はいただけません。
ハディントンハウスは最強のコストパフォーマンスだった
いつもの四種類の飲み方の中ではトワイスアップが最も良かったのではないかと思います。いずれにせよ価格からは信じられないような味わいで、コストパフォーマンスの点で最強の酒ではないかと思います。
イオン大和鶴間店の酒売り場にはこれまで見たことのないウィスキーが数多く並んでおり、これから順次発掘していきたいと思います。
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◆1000円台のウィスキーでは最上級だと思う「ティーチャーズ」
◆これまでコスパ最強だと思っていた「ロングジョン」
◆価格の割になかなかの味わいだった「オークマスター樽薫る」
◆高かったがひたすら美味かった「イチローズモルト」