「ティーチャーズ ハイランドクリーム」はサラリーマンが気軽に飲める1本1,000円台のウィスキーの中では間違いなくトップクラスです。やや甘く重厚なスモーキーフレーバーとこくがあって、大変に力強い味わいが印象的です。※最終更新日2020年8月11日
- 1,000円台のスコッチの雄「ティーチャーズ」
- 評判を呼んだウィリアム・ティーチャーの完璧なブレンド
- ストレート
- ロック
- 水割り
- ハイボール
- 1,000円台のウィスキーの中ではトップクラスの味わいだった
1,000円台のスコッチの雄「ティーチャーズ」
昨年8月15日に開設した当ブログも半年を経過しました。開設一週間後にバランタインファイネストをご紹介して以来、これまで18本のウィスキーについて書いてきました。本当はもう少し飲んでいるのですが、大して印象に残らなかったもの、美味しくなかったものについては思い入れを込めて書く気がしないので省略しています。
サラリーマンが日常的に飲める1,000円台、少し贅沢をしたい時飲む2,000円台のウィスキーをご紹介するよう日ごろから心がけています。3,000円台になると日常的に気軽に飲めるものではなくなりますし、逆に1,000円を切るようだと今度は怖くて飲む気がしません。
日ごろ利用している店に並んでいるスコッチやジャパニーズウィスキーのほとんどをご紹介してしまい、そろそろバーボンに移行しようかと思っていましたが、「ティーチャーズ ハイランドクリーム」が残っていることに気付きました。
評判を呼んだウィリアム・ティーチャーの完璧なブレンド
ティーチャーズといっても先生とは関係ありません。ウィリアム・ティーチャーが完璧にブレンドできたウィスキーに自分の名前をつけたのでティーチャーズなのです。
もともとは彼がバーで提供していた独自のブレンデッドウィスキーが評判を呼び、他の酒屋からも注文が入るようになったのが始まりだったと言います。そしてモルト・グレーン両蒸留所を完備し、ブレンドまで自社で一貫して出来る体制を最初に作ったのがウィリアム・ティーチャーです。
原酒を入れた樽をオーストラリア就航船にバラスト(バランスをとるための重り)として積み込み、船内で長期熟成させることにより貯蔵庫のスペースを節約したというような逸話もありました。
ストレート
香りがグラスの中にたまっており、飲んでみると力強くどっしりとしたスモーキーさがありました。しっかりとしたコクがあり、舌先の部分でほんのりとした甘さを感じました。
ロック
氷を入れて冷やしたことによりストレートが圧縮されたような味わいになりました。スモーキーさが際立ったように思います。
水割り
次に水で割ります。
合わせる水は「箱根の森の天然水」です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない)
水を加えることによりさらさらした飲み心地となり、スムーズに喉に流れてこんでいきます。ストレートで感じたスモーキーさ、甘さが柔らかくなり、程よく調整された柔らかいウィスキーになりました。香ばしさも出てきたように思います。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
滑らかではあるのですが、コクがなくなってしまいました。スモーキーさはほんのりとしたものとなり、どちらかというとスッキリとした味わいになりました。
ハイボール
某元グルメタレントのCMで有名なソーダストリームを使用してつくった完全に私好みの炭酸水を使用します。
本来持っているスモーキーさに甘みと酸味が加わり、より複雑で深みのある味わいとなりました。一言でいえばスモーキーなファンタグレープです。
※ソーダストリームについて詳しくはコチラ
〖必見〗「ソーダストリーム」で自分好みのハイボールをつくってみた - 酒とうどんと御朱印の日々
1,000円台のウィスキーの中ではトップクラスの味わいだった
1,000円台のウィスキーの中ではトップクラスの味わいだったのではないかと思います。程よいスモーキーさがいかにもスコッチらしく、さすが「ハイランドの精髄」と言われるだけのことはありました。今後もちょくちょく飲むことになると思います。
★最後までお読みいただきありがとうございます。
未成年の飲酒は法律で禁じられています。健康のため飲過ぎには注意しましょう。
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