鳥取県の金持神社(かもちじんじゃ)では直書き御朱印と金色の御朱印帳を頂けます。全国で唯一の縁起のいい名前の神社で、境内は金運上昇のパワースポットとして大人気です。2022年6月12日作成、2024年5月4日改定。
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直書き御朱印は時間に注意
御朱印所
金持神社の御朱印は社殿向かって右手の授与所で頂けます。
こちらでは直書き御朱印に加え、2種類の書置き御朱印を頂けます。
受付時間 10:00~16:00
但し直書き御朱印に関しては10:00~13:00となります。
志納金 300円~500円
御朱印
見るからにご利益のありそうな御朱印です。
過去に頂いた御朱印
2022年(令和4年)5月8日付です。
金色のオリジナル御朱印帳
こちらでは金持神社の名前にふさわしく金の御朱印帳(2000円)を発売しています。
私の通算16冊目の御朱印帳となっています。
それ以外に御大典記念御朱印帳(5000円)も発売していました。表面は一層金ぴかに輝いており、間の蛇腹の紙も金色という信じがたいものでした。
金持神社の由緒
社伝によれば金持神社の創建は810年とされています。出雲国薗妙見宮(現在の長浜神社)の神官の次男が伊勢に出発する際、お守り代わりに身に着けていた玉石が急に重くなってこの地に残したといいます。ちょうどその頃現在の宮司の祖先の夢に神が現れ、この地に神社を建てることを命じたため、玉石を御神体として祀ったのが金持神社の起源です。
アクセスは徒歩かタクシーのみ
金持神社という日本一ご利益がありそうな神社は鳥取県日野郡日野町の「金持」という日本唯一の縁起のいい場所にあります。日本人は古より鉄のことを金(かね)と読んでいました。この地は真砂鉄が採れる谷が数多く持っていたことから、地名もまた「金持」と呼ばれるようになったと伝えられています。ちなみに「金持」は「かもち」と読みます。
交通
伯備線根雨(ねう)駅より徒歩約45分
地元のバス便もないことはないようですが、現実問題としては徒歩かタクシーしかなさそうです。
根雨駅には「金持おしどり駅」という名前も付いているようです。
根雨駅は特急やくもが一部停車します。
駅を出て役場の前の道を向かって右方向にひたすら道なりに進んでください。最終的に181号線と合流します。
役場が面した道はかつての出雲街道で、出雲藩主は参勤交代の際は必ず根雨に宿泊しました。宿舎である本陣の門が残っています。
明治初年に建てられた日野町公舎の横を通ります。
かつての宿場町を抜けたようです。
川の反対側から181号線が近づいてきました。
181号線と合流します。
「高尾」交差点は直進します。
交差点に面した壁に神社の案内看板が設置されていました。
セメント工場の横を通ると残り僅かです。
右手の橋を渡れば金持神社の参道です。
人が立っている場所の右前に鳥居があります。
地図
金運上昇のご利益
金運上昇のパワースポットである境内
大鳥居
扁額にしっかりと「金持神社」と記されています。
石段
社殿に向けてかなり長い石段があります。
鳥取県銘木
金持神社境内には鳥取県銘木100選の一つで樹齢600年と言われるサワラとチャンチンの2本があります。
チャンチンはセンダン科の薬木で目薬に用いるもので、鉄生産の予防薬として中国より取り寄せたものと考えられています。石段の下にあります。
サワラは神社の遷宮の際に屋根のコワ材として利用するために植えられたものと考えられています。石段の上にあります。
拝殿
石段を上がりきった場所に拝殿があります。
こじんまりとしてはいますが、何やら相当な由緒がありそうです。
正面に龍の彫刻が取り付けられています。
本殿
奉納展示
拝殿内には奉納された様々な絵が展示されており、社殿向かって左側から見ることができます。
筆を一切使わず手・指・爪で描かれた「龍神之図」(濱田珠鳳作)
上段が日本画「野菊」下段が「長寿桜」(共に三枝美津子作)
根雨駅の注意点
根雨駅は特急停車駅ではありますが、駅周辺に昼食を購入できそうな売店は一切ありません。
駅の反対側にローソンはあるのですが、近そうに見えてとんでもなく遠回りになるので避けるのが賢明です。
岡山駅まで我慢できないのであれば自販機でパンを購入するしかありません。
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