御朱印とうどんを極めたい!!

思うところがあってブログタイトルをリニューアルしました。今後とも一層の御贔屓をお願い申し上げます。

〖島根県雲南市〗光明寺の御朱印と境内の堂々たる建物

大嶽山の東南山腹に位置する光明寺では仏教の教えを記した御朱印を頂けます。奈良時代から平安時代に創建された歴史ある寺院で、山中にいきなり出現する堂々たる建物に驚かされます。

光明寺の御朱印

御朱印所

観音堂向かって左手の建物

光明寺の御朱印は観音堂向かって左手の建物で扱っています。奥にある玄関で声をかければ快く対応して頂けます。

加茂盆地と中国山地の眺め

御朱印を待つ間、加茂盆地と中国山地の眺めを堪能できます。

志納金 「印を押し間違えたのでお代は頂きません」とのことでした。

御朱印

「施無畏」と記された光明寺の御朱印

「施無畏」は、「せむい」と読みます。 仏教用語で三施(財施・法施・無畏施 )の一つであり、「畏れないで、施しなさい。」という意味だそうです。

奈良時代から平安時代創建の歴史ある寺院

「光明寺」という寺院は全国各地に存在しますが、その中でも特に島根県内に多いようで、ざっと調べただけでも出雲市内に3か所、その他に雲南市と大田市に1か所ずつ見つかりました。今回ご紹介する光明寺は島根県雲南市の光明寺です。

雲南市は島根県東部に位置する市で、北は松江市と出雲市に接し、南は広島県庄原市に接するという位置にあります。2回目の出雲の旅を締めくくるにふさわしい場所ということで探していて引っかかったのが光明寺です。

光明寺は永平寺や総持寺の流れを汲む曹洞宗の歴史の古い寺院で、奈良時代から平安時代の創建といわれています。寺宝である朝鮮渡来「新羅鐘」の銘文や様々な伝承などから、弘法大師が唐から帰朝した翌年の807年に随徒月桂上人が、この地を巡行し錫を留めたと言い伝えがあります。

現在では出雲観音霊場第七番札所となっています。

アクセス

交通

出雲大社より車で約47分

加茂中駅より車で約15分

加茂町の西端にある大嶽山の東南山腹に位置しています。公共交通機関はないようで、自家用車かレンタカーを利用するしかないと思われます。

地図

境内の堂々たる建物

光明寺ではこれまで相次いだ火災により寺伝、古記録等ことごとく焼失してしまったため境内のお堂その他の詳細はつかめていないようですが、それでも建物に興味がある方にはぜひおすすめしたい寺院です。

仁王門

光明寺の仁王門

すぐ前に駐車場があるため、山中の道路を車で走っているといきなり目の前に出現してたまげることになります。

両脇の金剛力士像

両脇の金剛力士像

両側に金剛力士像が控えています。

石段

長い石段

長い石段の先に堂々たる姿の観音堂の姿が見えます。

鐘楼

光明寺の鐘楼堂

口径に対する鐘身高の比率や文様意匠から、9世紀半ばに朝鮮半島で鋳造されたものと考えられています。14世紀に日本に渡来した後に所有者が転々と変わり、1492年11月に光明寺に遷されました。

日本に30現存する朝鮮鐘の一つで、1939年に国の重要文化財に指定されました。

観音堂

光明寺の観音堂

長い石段を上がりきると目の前にそびえています。

光明寺の観音堂

島根県下最大と言われる十一面観音像が祀られています。

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