今回は秩父の聖神社(ひじりじんじゃ)の御朱印をご紹介します。秩父の和銅山は我が国で初めて高純度の自然銅が産出した場所で、そのため「お金に不自由しない」銭神様のご利益で知られています。アクセスは秩父鉄道が便利です。
聖神社の御朱印
御朱印所
御朱印は本殿内で頂きましたが、無人であることの方が多いようです。その場合料金箱に初穂料を入れて書置きを頂くセルフ方式となります。
初穂料300円
御朱印
素朴な美しさの御朱印で、和同開珎のスタンプも押されています。
「お金に不自由しない」銭神様のご利益
聖神社は和同開珎ゆかりの神社ということから「銭神様」とも呼ばれ、テレビで度々取り上げられたこともあって、金運上昇や宝くじの当選祈願、ビジネスの開運などを願って多くの方がお参りに訪れるパワースポットとなっています。現在ではこの神社で祈願すると、お金に不自由しないと言われています。
本殿左脇にはお礼参りに訪れた人々の報告がズラリと貼られていました。
宝くじの当選、臨時収入、競輪や競艇で的中、多額の支出が不要になったといった喜びの言葉がこれでもかと並んでいます。私の報告がここに貼られる日が来ることを信じています。
テレビでも頻繁に取り上げられているようです
金運のご利益で有名な寺社
聖神社の由緒
708年に和銅山で天然の銅塊が発見されて朝廷に献上されると、それを祝って年号が和銅に改元されました。和銅元年に朝廷は和銅山前の祝山に銅塊と銅塊で作ったムカデを御神体とした神籬(ひもろぎ)を建て祝典を挙げました。
祝典の後、神籬を現在の地に遷して聖神社を創建したといわれています。「聖」とは「何をお願いしてもよく聞き、よく叶えてくれる」神様がいるという意味です。
アクセス
交通
秩父鉄道和銅黒谷駅徒歩約5分
地図
聖神社の境内
参拝客で混雑する駐車場
なんとものどかな場所に位置する神社です。
駐車場の空き待ちの車列ができており、隣地のおばちゃんが自宅の敷地内に躍起になって誘導しようとしていました。(駐車料を取ろうという魂胆でしょう)
見るからに賑わっていそうな様子です。
参道
黄色い幟が艶やかです。
社殿
1709年に秩父今宮神社の本殿として建立されたものを1964年に移築してきました。
和同開珎のモニュメント
境内社の和銅出雲神社
1964年に旧本殿を移築したもので、出雲大社と同じ大国主命を祀り縁結びの御利益があるとされています。
御神木
本の杉が夫婦のように寄り添って立っています。
明るく陽気なパワースポット
聖神社から徒歩15分くらいの場所に「和銅採掘露天掘跡」があり、その横を銅洗堀と呼ばれる川が流れているのですが、ここで持ち金を全部洗って聖神社の賽銭にしたり、宝くじや馬券を買うとよくあたるということです。三峯神社や九頭龍神社に代表されるようにパワースポットといえば高い山の上にある霧に包まれた神秘的な場所というイメージがありますが、聖神社はお金という生々しいものにまつわるものでありながらも明るく陽気な雰囲気だったことが印象に残りました。
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