大宮の安楽寺の御朱印は御朱印帳2ページにわたって仏教の教えを見開きでダイナミックに書いたもので、ただ書くだけでなくその意味についても懇切丁寧に解説してくれました。「御朱印を通して浄土真宗の教えや仏教に興味をもってほしい」という考えから、浄土真宗でありながら御朱印対応をしている寺院です。
ダイナミックな見開き御朱印
安楽寺では仏教の教えを表す言葉を見開きでダイナミックに書いた御朱印を頂けます。
御朱印所
御朱印は堂内の寺務所で受け付けています。
志納金 お気持ちで
御朱印
「至誠心」(しじょうしん)と書かれています。
見開き御朱印の記事
大宮の駅前にある安楽寺
安楽寺は大宮駅西口のビックカメラのすぐ裏にあります。
すんなりとたどり着きました。外見だけだとお寺と言うよりビルに近い感じです。
本堂は法要の真っ最中だったためこちらでお参りしました。
アクセス
交通
大宮駅徒歩約5分
地図
浄土真宗でも御朱印をいただける安楽寺
安楽寺は浄土真宗の寺院です。「浄土真宗では御朱印はしない」というイメージがありますが、それを方針として定めているのは本願寺派と大谷派だけのようです。朱印をしない理由として「お寺とは朱印を集めるためにお参りするところなのでしょうか。それならば、一度朱印をもらえば、二度とお参りすることはないでしょう。大事なのはお参りしたことがあるかどうかではなくて、お参りして教えに出遇あったかどうかです。また、どんな教えに出遇ったかということであるはずです。」と東本願寺のHPに書かれています。
今回安楽寺に頂いた資料によると浄土真宗においては御朱印は親鸞聖人の御旧跡を参拝した際いただく記念スタンプのようなもので、他の宗派における「御本尊の分身」という意味合いはないということです。ただ、その御朱印を通して浄土真宗の教えや仏教に興味をもっていただければそれが本当の御利益であるとのことでした。
御朱印に込められた仏教の教え
「御朱印でお待ちの方」と呼ばれ、御朱印帳を受け取って終わりかと思っていたら、意味についてその場で一生懸命に説明してくださいました。
「至誠心」は真のまごころを指します。まごころが大切で悪事を働いたりウソを言ったりしては絶対にいけないのですが、実際の人間はそうはいきません。それができるのは仏様だけであり、人間は悪いことをしたりウソを言ってしまったりする弱い存在で、そういう者であるという事を受け入れることが大切だという意味のようです。
心の準備ができておらず驚きましたが、私も一生懸命聞きました。その場で理解しきれなかった分はネットで調べたのですが、仏教における「至誠心」という教えはかなり難しく本当にこの内容で良かったか自信はありません。
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