アイリッシュウィスキーのタラモアデューを5種類の飲み方で試してみました。世界五大ウィスキーの一つとはいえアイリッシュウィスキーはまだそれほど知られていないと思いますが、一度飲んでみる価値はあると思います。全ての飲み方を試してみて、ハイボールが最も美味かったと思います。
- 世界五大ウィスキーの一つであるアイリッシュウィスキー
- ウィスキーの語源はアイルランド語
- 1829年に操業を開始したタラモアデュー
- ストレート
- ロック
- 水割り
- ハイボール
- ハイボールが一番美味かった
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世界五大ウィスキーの一つであるアイリッシュウィスキー
世界五大ウィスキーといえばスコッチ、バーボン、アイリッシュ、カナディアン、ジャパニーズです。しかし日本ではジャパニーズ、スコッチ、バーボンが主流でアイリッシュとカナディアンについてはかなりマイナーな存在になっているのではないかと思います。これまで相当な量のウィスキーを飲んできた私でも実はアイリッシュは今回が初めてで、カナディアンは1回飲んだもののそれっきりになっています。
ウィスキーの語源はアイルランド語
ウィスキーの語源である「ウシュクベーハー」はアイルランド語で「いのちの水」を意味します。1172年にアイルランドに侵攻したヘンリー2世の記録に「島民たちが我が国の酒より美味い酒を飲み、それをウシュクベーハーと呼んでいる」という記述があるようで、ウィスキーの起源は実はアイルランドであるという説も有力なのだそうです。
アイリッシュウィスキーは発芽していない大麦、小麦、ライ麦を大麦麦芽で糖化・発酵させるのですが、これは麦芽の量に合わせて税金がかかるイングランドの麦芽税対策から始まりました。そして大麦麦芽の乾燥にピートを使っていないためスモーキーさが全くなく口当たりが良いことが特徴となっています。19世紀に入り早期に醸造・蒸留産業が確立したアイルランドではウィスキー産業が巨大化し、ピートを燃料として小規模で生産するような状況になく、イングランドから大量に運ばれてくる石炭を使用するようになったからだといいます。
1829年に操業を開始したタラモアデュー
アイルランド中央部のタラモアでマイケルモーリーにより1829年にウィスキーの製造が始まりました。1897年に工場を継承したダニエル・エドモンド・ウィリアム(Daniel・Edmond・Williams)によりタラモアデューの開発が始まりましたが、デュー(DEW)は「露」であるとともに自らの名前の頭文字からとりました。
個性的なウイスキー
ストレート
飲んでみると確かにスモーキーさは全くありません。 アルコール度数40度にしては濃く、香ばしくてピリピリする甘さです。
ロック
氷を入れるとさらっとして口当たりが良くなりました。ねっとりとした甘さで氷を入れても厚みがあります。
水割り
次に水で割ります。
合わせる水は横浜市の水源のひとつである道志川の清流水を詰めた横浜市オフィシャルウォーター「はまっ子どうし The Water」です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない)
水を足すことによりまろやかな口当たりになりました。柔らかな甘さでほんのり香ばしいように感じます。
ハーフロック(1対1で氷を入れる)
滑らかな口当たりとスッキリとした甘さが特徴で、これぞ普通の水割りという印象です。
ハイボール
某元グルメタレントのCMで有名なソーダストリームを使用して作った完全に私好みの炭酸水を使用します。
甘みと酸味のバランスが最高で、かなり行けるのではないかと思います。
ハイボールが一番美味かった
初めてのアイリッシュウィスキーでしたが、重厚で力強い味わいで意外に飲みやすかったと思います。5通りの飲み方を試してみましたが、ハイボールが一番美味かったと思います。
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