金閣寺として有名な鹿苑寺では豪快な直書き御朱印を頂けます。もともとは室町幕府第3代将軍足利義満が建てた山荘で義満の死後に禅寺となったもので、境内には様々な見どころがあります。
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意外なほど豪快な御朱印
御朱印所
金閣寺の御朱印は拝観コースの最後にある朱印所で頂けます。
こちらで頂ける御朱印は1種類で直書きです。一人につき御朱印帳一冊のみです。
受付時間 9:00~17:00
志納金 300円
御朱印
直書きで「舎利殿」と記されています。
オリジナル御朱印帳
金閣寺では8種類のオリジナル御朱印帳を扱っています。全て大型サイズです。
価格 1100円~2700円
足利義満が建てた金閣寺
室町幕府三代将軍足利義満が大文字山の山麓の土地を1397年に譲り受け、北山殿と呼ばれる山荘を築きました。現在金閣と呼ばれている舎利殿が完成したのは1399年で、金閣を中心とした庭園や建築により極楽浄土をこの世に再現しています。義満の死後に北山殿は遺言により臨済宗の禅寺となり、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられました。現在では大本山相国寺の境外塔頭となっています。
アクセス
銀閣寺と並んで京都観光の目玉である金閣寺は正式名称としては鹿苑寺金閣といい、京都市北区の大文字山の山麓に位置しています。
交通
京都駅より京都市バス205系統、四条河原町から12系統 59系統利用、「金閣寺道」バス停下車
北野天満宮の北門より徒歩約13分
地図
京都観光の花形スポット
境内の見どころ
黒門
こちらから境内に入ります。
境内案内図
臨済宗の寺院のお参りというより、特別史跡・特別名勝である鹿苑寺庭園の鑑賞といった感じになるのは仕方のないことなのかもしれません。
総門
鐘楼
鐘は鎌倉時代に作られたものとされています。
鏡湖池
特別史跡・特別名勝である鹿苑寺庭園の中心を占めています。中央の葦原島の他に畠山石、赤松石、細川石などの奇岩名石が数多く配されています。
舎利殿金閣
木造3階建ての楼閣建築で、二階は外面だけ、三階は外面に加えて内面も全面的に漆の上から金箔を張っています。一階は京都の貴族の住宅様式である書院造、二階は武家造り、三階は中国風の禅宗仏殿造りとなっています。
国宝保存法により国宝に指定されていましたが、1950年7月2日未明に放火により焼失しました。事件に際していち早く取材に駆け付けたのは産経新聞京都支局の福田定一(のちの司馬遼太郎)だったといいます。
明治に実施された解体修理の際に旧建物の詳細な図面が作成されており、その他に写真・古文書・焼損材等の資料があったことから、1955年に創建当時の姿に復元することができました。
方丈
鹿苑寺の本堂で1678年に再建されたものです。
陸舟の松
足利義満が盆栽の松を手植えしたと伝えられており、帆掛け船の形に仕上げられています。
巌下水(がんかすい)
足利義満が手洗いに用いたと伝えられる泉です。
金閣寺垣
石段の両脇の竹垣が左右で組み方が異なっており、小竹垣の代表例となっています。
龍門の滝
龍門の滝を鯉が登りきると龍に化するといわれる中国の故事に由来しており、跳ね上がろうとしている鯉魚石が置かれています。
安民沢
西園寺当時の遺跡で、小島にある石塔は「白蛇の塚」と呼ばれ西園寺家の鎮守だったといいます。
不動堂
弘法大師作と伝えられる石不動明王を祀っています。
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