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東寺の9種類の御朱印と境内の見どころ

東寺(とうじ)の御朱印は9種類ありその内で直書きは1種類です。平安時代から皇室や武家の信仰を集め続けた寺院で、境内には様々な見どころがあります。

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御朱印は超達筆で「弘法大師」

御朱印所

食堂

御朱印所の看板

東寺の御朱印は食堂(じきどう)内にあります。御朱印は9種類あり、その内の1種類のみ直書きです。

受付時間 8:30~16:30

初穂料 300円

御朱印

東寺の2024年3月16日付御朱印

「弘法大師」と記されていると思われます。やはり直書き御朱印は有難いものです。

オリジナル御朱印帳

東寺では全部で9種類のオリジナル御朱印帳を扱っています。全て大型サイズで紙質は良好でした。

価格1800円

東寺は平安京鎮護のために796年に創建された官寺で823年に嵯峨天皇から空海に下賜され、この時から東寺は国家鎮護の官寺であるとともに真言密教の根本道場となりました。

東寺だけでなく西寺もあった

桓武天皇が築いた平安京では南面中央に設けられた羅城門から北に向かって朱雀大路が伸びており、正門である羅城門の東西にそれぞれ東寺と西寺が設けられていました。

朱雀大路は現在の地図ではJR嵯峨野線や千本通り付近が該当し、西寺があった場所は現在では「唐橋西寺公園」となっています。

源平が争うようになると東寺も衰退しますが、「お大師様の寺」として皇室や武家から信仰を集めていたために各方面からの支援を受け続けました。

これまで何度も火災に遭ってきましたが、それぞれの時代の有力者の支援によりその都度再建が図られます。現在の東寺には創建当時の建物は残っていませんが、南大門・金堂・講堂・食堂(じきどう)が南から北へ一直線に整然と並ぶ伽藍配置や建物の規模は空海が整備した平安時代のままといいます。

アクセス

交通

JR京都駅より徒歩約15分。

近鉄東寺駅より徒歩約10分。

東寺と西寺

 

地図

弘法大師ゆかりの寺院

www.goshuinbukuro.com

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境内の見どころ

境内案内図

境内案内図

慶賀門(重要文化財)

慶賀門

京都駅の方向にあり、ほとんどの人がこちらを利用すると思います。

宝蔵(重要文化財)

宝蔵

東寺創建時に近い頃の建物と考えられており、境内で最古の建物です。

講堂(重要文化財)

講堂

創建時の建物は1486年に発生した一揆による火災で焼失しましたが、1491年に再建されました。21体の仏像群による立体曼荼羅が最大の特徴で、所狭しと並べられた大小の仏像が全て国宝か重要文化財です。堂内の空気が外部と全く異なっており、仏像から受ける圧のようなものを感じました。

金堂(国宝)

金堂

講堂と同様に1486年に発生した一揆による火災で焼失し、1603年に豊臣秀頼の寄進で片桐 且元を奉行として再建されました。講堂と対照的に馬鹿でかい空間に薬師如来像と日光菩薩像・月光菩薩像の三体だけです。その分だけ各仏像の存在感が凄まじかったように思います。

国宝・五重塔は京都のシンボル

東寺の五重塔

高さ54.8メートルは木造塔としては日本一の高さです。

新幹線から見える東寺の五重塔

新幹線が京都駅に入る際に見えるのがこちらで、東寺のみならずもはや京都のシンボルと言ってもよい存在と言ってもよいのではないでしょうか。落雷や不審火により過去4回焼失し、現在の建物は1644年に徳川家光の寄進によるものです。

特別公開の入り口

ちょうど五重塔の内部が特別公開されていました。丸いとばかり思っていた心柱が実は四角く、安置されている仏像や壁画が印象的でした。

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