北野天満宮の御朱印はシンプルで格の違いが感じられます。秀頼が造営したという社殿は見事で、アクセスはバスが便利です。
是非こちらもご覧ください
「格が違う」御朱印はシンプル
御朱印所
北野天満宮の御朱印は三光門をくぐって右手奥にある授与所で頂けます。
通常御朱印の他に梅の時期限定の御朱印、特製フェルト付き御朱印、刀剣押型付御朱印等々、授与終了の物も含めて全て数えると何と合計19種類もありました。御朱印帳に書き入れて頂けるのは1種類だけで、他は全て書置きです。
受付時間 9:00~16:30
初穂料 500円~1000円
御朱印
熱田神宮や出雲大社といった格の高い神社によくあるシンプルな御朱印です。直書きで頂けるのはやはり有難いものです。
オリジナル御朱印帳
北野天満宮では全4種類のオリジナル御朱印帳を扱っています。全て小型サイズです。
価格 2000円
こちらでは御朱印帳袋も扱っており、これまで使用してきたものがボロボロとなっていたので新しく購入しました。
上質な手触りと質感で満足しています。
価格 2000円
大宰府とどちらが格上?
北野天満宮は学問の神様として知られる菅原道真を祀る神社で、全国に約12000社あるという天満宮・天神社の総本社です。太宰府天満宮に関する記述にも同じようなことが書かれていますが、この両社は「どちらが格上か?」ということはとても言えないような存在のようです。
政変により901年に大宰府に左遷された菅原道真が903年に現地で無念の死を遂げて以降、京都では天変地異が相次ぎ、これが道真の怨霊による祟りだという噂が広まります。朝廷は919年に道真の墓所の上に後の太宰府天満宮となる社殿を造営し、没後20年の923年には左遷を撤回して名誉回復を行いますが、それでも異変は収まりません。
そんな時期に「北野に自分を祀る社を建てるように」という道真の託宣を受けた者が出現し、そこで947年に朝廷の命により北野に菅原道真を祀る社殿が建てられました。
アクセスなバスが便利
交通
JR京都駅より京都市バス50系統「北野天満宮前」バス停下車
地下鉄二条駅より京都市バス55系統「北野天満宮前」バス停下車(私はこちらを利用した)
地図
各地の天満宮
見どころは秀頼が造営した社殿
一の鳥居
花崗岩の一本柱で造られており、高さ11.4mあります。大通りに直接面しているせいか、非常に明るく感じられました。
参道
色鮮やかな松並木です。神霊となった菅原の道真が北野天満宮の地に降臨し、一夜にして千本の松を生じさせたという伝説があるようです。
梅園
50種・約1500本の梅の木が植えられており、ちょうど見ごろとなっていました。
楼門
絵馬所
1699年に建てられたもので、規模と歴史は現存する絵馬所の中で随一の物です。
撫牛
全国の天満宮の総本社ということになれば撫牛も全然違います。
三光門(重要文化財)
日・月・星の彫刻があるから三光門と呼ばれていますが、実際には星の彫刻は無いとも言われています。
拝殿(国宝)
石の間で拝殿と本殿を結ぶ「権現造」です。豊臣秀頼により1607年に造営されたもので、日本最古の権現造の建物とされています。
本殿(国宝)
本殿と石の間は国宝。周囲を囲んでいる廻廊は重要文化財です。
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