谷保谷保天満宮(やぼてんまんぐう)では梅の花が描かれた書置き御朱印を頂けます。オリジナル御朱印帳は「日本一キレイでかわいい」と言われ、特に女性に人気があります。東日本最古の天満宮で、境内には意外な見どころで満ちていました。
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谷保天満宮の書置き御朱印
御朱印所
御朱印は社殿向かって左手の寶物殿で頂けます。
初穂料500円
御朱印帳
御朱印
天満宮は梅ということで、御朱印にも梅の花が描かれたカラフルなものとなっています。通常は御朱印帳に直書きしていただけるのですが、新型コロナウィルス感染防止の観点から書置きのみの対応となっていました。
過去に頂いた御朱印
2020年(令和2年)11月15日付で、購入した御朱印帳に記入済みだったものです。
2016年(平成28年)9月28日付で、まるで書道のお手本のような堂々とした書体の御朱印です。
「日本一キレイでかわいい」御朱印帳
谷保天満宮のオリジナル御朱印帳は「日本一キレイでかわいい」と言われており、特に女性に人気があります。
普通サイズと大型サイズの2種類あり、紙質は良好です。
通算で13冊目の御朱印帳として購入しました。
こちらが裏表紙です。
価格1500円~1700円
谷保天満宮の由緒とご利益
谷保天満宮の創建は903年で東日本最古の天満宮と言われています。
藤原時平の陰謀により菅原道真が太宰府に左遷された際、道真の三男であった道武も武蔵国多摩郡分倍庄栗原郷(現在の谷保)に配流されました。道真の死を知った道武が自ら道真の像を刻み天神島(現・府中市本宿)にお祀りしたのが谷保天満宮の創建起源とされています。
「道真の祟り」と恐れられる不吉な事件が相次ぎ、沈静化のために大宰府天満宮が創建されたのが919年ですから、それよりもはるかに古いことになります。
1181年に道武の末裔である津戸三郎為守が霊夢を見たことにより、現在の場所に遷座されました。
現在では亀戸天神社、湯島天満宮とあわせ関東三大天神と呼ばれています。天満宮ですからお参りする人の多くは合格祈願で、絵馬掛けには受験生の願いが込められた絵馬がうず高く掛けられています。
アクセス
交通
南武線谷保駅徒歩約3分
地図
各地の様々な天神様(記事は下に続きます)
境内の見どころ
一之鳥居
一之鳥居の北側は甲州街道に面しています。本来の甲州街道は神社の南側を通過していましたが、多摩川の流れが変わってしまった結果、江戸時代中期になって現在のような位置関係になりました。
参道の石畳
前方の二之鳥居の先に下りの石段があります。
下りの石段
神社は通常は高台にあるもので、境内に入る際は階段を上るのが普通ですが、谷保天満宮の場合は甲州街道から石段を下って境内に入っていくという「下り宮」で、天満宮としては珍しい構造となっています。
この石段ですが、実は学生時代にトレーニングの場として利用していました。改めて見上げてみて、思っていた以上に急な階段だったことに驚いています。
撫で牛
天満宮には欠かせません。
拝殿
1851年に造営されたものです。
本殿
拝殿よりさらに古く、1749年に造営されました。
滝
この辺りは多摩川の河岸段丘にあたり、境内には小さいながらも滝があります。
梅林
有栖川宮威仁親王殿下台臨記念碑
明治41年8月1日に「遠乗会」と称されたわが国初のドライブツアーが谷保天満宮を目的地として開催され、有栖川宮をはじめとする参加者は拝殿に昇殿参拝の後、故障や事故もなく無事に東京に戻られました。そのため谷保天満宮は交通安全発祥の地とされています。これを記念して石碑が建てられました。
境内を闊歩するチャボ(矮鶏)
境内にはチャボ(小型で足の短い鶏)が放し飼いされています。秋の例大祭で奉納する獅子頭の羽が足りなくなったことがあり、調達するためにいろいろな鳥を飼ったのがきっかけといいます。
どの鳥の羽も形が合わなかったことから全ての鳥を放したのですが、チャボだけは境内に残って今でも棲息しています。人に慣れていて、近づいても逃げません。
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