西新宿の成子天神社では「版木押し」の御朱印を頂けます。千年以上の歴史があり、平成になってからの再開発でまっさらとなった境内には様々な見どころがあります。
是非こちらもご覧ください
御朱印は版木押し
御朱印所
御朱印は社殿向かって右側にある社務所で頂けます。
御朱印は小と大の2種類で、御朱印帳に書き入れていただけるのは小のみです。
受付時間9:00~16:00
初穂料 500円~1000円
御朱印
成子天神社は鎌倉の円応寺に匹敵するような超極太御朱印が特徴だったのですが、寺社名の書かれた印章を押す「版木押し」タイプに変わっていました。
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過去に頂いた御朱印
2018年(平成30年)1月18日付で、この時は直書きでした。「天」の部分の墨が完全に乾くまで時間がかかり、御朱印帳を開いたままその場で佇んでいた記憶があります。
オリジナル御朱印帳
成子天神社では1種類のオリジナル御朱印帳を扱っています。
大型サイズのみと思われます。
価格 1500円
成子天神社の由緒
現在の西新宿周辺はその昔は柏木村鳴子と呼ばれており、それが現在の成子になりました。成子天神社は成子坂に面した場所に位置しています。
創建は903年で菅原道真の死を悲しんだ家臣が生前に彫られた像を平安京から持ち帰って祀ったことがきっかけとなっており、鎌倉時代になって源頼朝が社殿を造営しました。
江戸時代になり、三代将軍家光より現在の地を与えられた春日局の勧請により天満天神社が建てられます。明治になって社号を成子神社に改め、昭和に入った1928年には成子天神社と改称しました。
先の大戦で焼失した社殿が1966年に再建されましたがそちらもまた50年以上経過して老朽化し、2014年に大手不動産会社による再開発計画の一環として社殿の建て替えと敷地内の施設の整備が実施されました。
学問の神様を祀る天神社ということで試験合格のご利益は有名ですが、その他に安産や交通安全、立身出世などのご利益があるといわれています。
アクセス
交通
丸ノ内線西新宿駅徒歩約2分
大江戸線都庁前駅徒歩約8分
地図
全国の天満宮(記事は下に続きます)
境内の見どころ
2014年に大手不動産会社の開発計画により神社の敷地内に分譲マンション及び賃貸マンションを建て、それに合わせて社殿の建て替えや境内の整備が実施されました。
老朽化と震災により荒廃が進行していたようですが、現在はまっさらの状態の境内をお参りできるようになっています。
社号標
青梅街道に面しており、こちらが表参道となります。
大鳥居
神門
左右に風神・雷神像が安置されています。
神輿庫
撫牛
天満宮に撫牛は欠かせません。
拝殿
北野天満宮・太宰府天満宮を祖として菅原道真を「天神様」として祀っています。
学問の神様として広く信仰を集めています。
本殿
大神宮
中央の大神宮は天満宮を祀る以前からこの地に祀られていました。
水神宮
井戸の神として知られており、祈雨や止雨のご利益があるとされています。井戸からは現在でも水を汲み上げることが出来ます。
区内最大規模の富士塚
本殿の奥には富士塚が設けられています。
境内にあった小山に富士山の溶岩を配して1920年につくられたもので、高さ12mで新宿区内では最大規模です。東日本大震災で被害を受けましたが、社殿と同様に再開発事業の中で整備されました。
登り口の前に浅間神社の社殿、頂上にも祠があります。
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