箱根神社では御朱印を御神印と呼び、以前は直書きでしたが「版木押し」に変わりました。芦ノ湖の水中鳥居は「平和の鳥居」と呼ばれており、箱根を代表する光景となっています。※2019年11月9日作成、2024年9月5日改定。
箱根神社の御朱印は「御神印」
箱根神社では御朱印を「御神印」と呼んでいます。
御朱印所
箱根神社の御朱印所は第四鳥居の脇にある御神印受付です。こちらでは箱根神社、九頭龍神社、箱根七福神の恵比寿社の御朱印を頂けます。
以前はお参りの前に御朱印所に御朱印帳を預けていましたが、その場で頂けるようになりました。
受付時間9:00~16:00
初穂料500円
御朱印
以前は直書きでしたが、「奉拝」と記された印章を押す「版木押し」に変わっていました。
過去に頂いた御朱印
箱根神社
令和元年11月4日付御朱印です。
平成27年5月2日付御朱印です。
九頭竜神社
令和元年11月4日付御朱印です。
平成27年5月2日付御朱印です。
恵比寿社
御朱印帳も「御神印帳」
御朱印が御神印である箱根神社では御朱印帳も「御神印帳」です。
価格 1500円
源頼朝が崇敬した箱根神社のご利益
奈良時代に創建された箱根神社は時代を超えて箱根を訪れる様々な人々の信仰を集めてきましが、最近では関東有数のパワースポットとしても紹介されています。
険しい地形である箱根では古来より山岳信仰が盛んで修行僧が数多く往来していましたが、757年に万巻上人が来山し、勅願を受けて創建されたのが箱根神社です。箱根に街道が整備されると、旅人の道中の安全を祈願する場所としても有名になりました。
その後心願成就・勝負の神として源頼朝や徳川家康といった戦国武将の信仰を集め、現在では安産祈願や家内安全など多くの人々の崇敬を集めています。
アクセス
交通
東海道線・小田急線小田原駅より
伊豆箱根バス「元箱根・箱根町」行「元箱根」下車
箱根登山バス「元箱根・箱根町」行「元箱根港」下車
地図
周辺の寺社
箱根を象徴する「平和の鳥居」
富士山と芦ノ湖と鳥居のセットは箱根を象徴する景色です。
芦ノ湖の水中鳥居は皇太子(現上皇)の立太子礼と講和条約締結を記念して1952年に建てられたものです。
東京オリンピック開催を記念して1964年に吉田茂の真筆による「平和」の扁額が掲げられたことから「平和の鳥居」と呼ばれています。扁額は湖側にあるため、船の上からしか見えません。
パワースポットとして人気の箱根神社の中でも屈指の撮影スポットとなっており、箱根神社も外国人観光客が大幅に増加しています。鳥居の下で写真を撮ろうという人で大変な混雑となっていました。
箱根神社の境内
第一鳥居
元箱根の入り口に建てられており、国道1号線をまたぐ鳥居としては最大規模になります。箱根駅伝の際には滅茶苦茶に目立ちます。
第二鳥居
第三鳥居
境内の入り口となっており、社号標も建てられています。
矢立の杉
東北平定に向かう坂上田村麻呂が心願成就・武運長久を願って矢を奉じ、願いが成就したことから願掛けのパワースポットとなっています。
第四鳥居
こちらから89段の石段が続いています。
「89」=「やく」ということで、上ることにより厄落としになるというパワースポットです。
第五鳥居
石段を上がりきった場所に建てられています。鳥居と神門の間の空間は元旦の朝は初詣客で埋め尽くされます。
神門
神々しい雰囲気が漂っています。
拝殿
堂々たる姿に圧倒されます。
本殿
九頭竜神社新宮
箱根神社の社殿に隣接して九頭竜神社本宮が鎮座しています。
本宮は箱根神社から4kmほど離れた場所にありますが、よりお参りしやすいように箱根神社境内に本宮から勧請したのが九頭龍神社新宮です。
九頭龍神社の龍神水はパワースポットとして有名で、口に含むと不浄を清め良い物を引き寄せると言われています。
九頭龍神社は、恋愛の神様を祀っていることから、このお水を飲むと恋愛運が上昇するとも言われています。
尚、授与所でお持ち帰り用のペットボトルを買うことができます。
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