鎌倉の御霊神社(ごりょうじんじゃ)では4種類の御朱印を頂けます。五霊から転じて御霊という名になったという歴史がある神社で、眼病平癒のご利益で知られています。境内は現在撮影禁止です。
御霊神社の御朱印
御朱印所
御朱印は鳥居をくぐってすぐ右手の社務所でいただけます。こちらでは御霊神社と鎌倉武士の祖「鎌倉景正公」、面掛行列の福禄寿、鎌倉江ノ島七福神の福禄寿の4種類の御朱印をいただけます。
初穂料500円
御朱印帳
御霊神社のオリジナル御朱印帳は表紙に江ノ電を描いたものと猫を描いたものの2種類です。
江ノ電 1500円
猫 2000円
御朱印
今回は御霊神社の御朱印のみいただきました。繊細な書体の御朱印で、前回頂いた際の書体とは全然違っていました。
過去に頂いた御朱印
平成28年12月26日付です。
眼病平癒のご利益で有名
御霊神社は「ごりょうじんじゃ」と読みます。「みたま」ではなく、従って戦争とは何の関係もありません。
もともとは関東武士団であった鎌倉氏、梶原氏、村岡氏、長尾氏、大場氏の5家の祖先の霊を祀った神社で、平安時代後期になって五霊から転じて御霊神社になったと言われています。後に祭神が鎌倉権五郎景政に集約されますが、眼に矢が刺さってもひるまず相手を倒したということから、眼病平癒の御利益があると言われています。
ちなみに鎌倉氏以外の4氏とも現在の地名に残されています。
アクセス
交通
江ノ電長谷駅徒歩約5分
地図
「撮影禁止」境内の見どころ
御霊神社の境内は現在撮影禁止となっています。そのため撮影禁止になる前の写真で境内の見どころをご紹介します。
大鳥居
鳥居のすぐ前に江ノ電の線路が敷かれています。
ご神木の「たぶの木」
拝殿
手玉石と袂石
御祭神の鎌倉権五郎景政が手玉に取り袂に入れたといわれています。手玉石が約105㎏、袂石が約60㎏です。
夫婦銀杏
社殿に向かって左が雄、右が雌。毎年多くの銀杏の実を結ぶことから、夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとなっています。
境内社
稲荷神社・秋葉神社
稲荷神社(左)は伏見稲荷神社から勧請した食物の神。秋葉神社は秋葉山本宮から火災鎮護を願い勧請しました。
祖霊社
坂ノ下地区の戦没者を祀っています。
地神社と石上神社
石上神社はかつて多くの船を座礁させた巨石の一部を御神体とした海上安全の守護神です。
御霊神社の意外過ぎる見どころ
「寛政三年」に建てられた道標
御霊神社は地名で言うと鎌倉市坂ノ下という場所に位置しています。成就院が面している切通しの坂は江戸時代に江の島から鎌倉へ抜けるためのメインルートでしたが、御霊神社はこの道からやや奥まった場所に位置しており、注意しないと素通りしてしまうことになります。
そのため坂から降りてきた場所にある「力餅屋」の前に「五霊社鎌倉権五郎景政」と刻まれた道標が建っています。
左側面には「はせくわんのんへの道」と書かれ、裏側には「寛政三年(1791年)」と書かれています。
江ノ電の絶好の撮影スポット
神社の敷地に沿って江ノ電の線路が敷かれており、鳥居のすぐ前には踏切があります。
そのため江ノ電が通過する際はこのようになります。
境内には絶好の撮影スポットもあります。
電車が通過する際はこのようになります。
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