酒とうどんと御朱印の日々

過去にお参りした寺社を再度訪れるとまた新たな発見があって新鮮な気持ちになれます。

〖鎌倉〗光則寺の御朱印と日蓮の弟子が監禁された土牢

長谷の光則寺では法華経の中の言葉を記した御朱印をいただけます。1274年に創建された日蓮宗の寺院で、東慶寺や寶戒寺と並び鎌倉でも有数の花寺であるとともに、日蓮の弟子の日郎が捕らえられて監禁された土牢があることでも有名です。

法華経の言葉を記した御朱印

御朱印所

土牢に向かう道沿いに御朱印所はあります。

御朱印所気付きにくいので注意してください。ベルを押してお願いすると快く受けて下さいました。

志納金300円

御朱印

「寳樹多華菓 衆生所遊楽」と記された光則寺のこれまで見たことのないタイプの御朱印

これまで見たことのないタイプの御朱印でした。「寳樹多華菓 衆生所遊楽(ほうじゅけか多くして 衆生の遊楽する所なり)」と書かれています。法華経の言葉で、「宝樹の花、木の実は多くして、世界は衆生が遊楽する所となる」という意味のようです。

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光則寺の由緒

光則寺は鎌倉幕府第五代執権北条時頼の近臣である宿谷光則の屋敷跡です。光則は時頼の死の際に立ち会った1人とのことで、時頼との関係の深さが伺えます。

日蓮が立正安国論を書き上げた際、こちらの屋敷を訪れて光則の父の行時にこれを託しました。この立正安国論が原因となって龍の口法難と日蓮の佐渡流罪へとつながっていきます。その際北条時頼は日蓮の弟子の日郎も捕らえて光則の邸内の土牢に監禁するのですが、日蓮が弟子を案ずる姿に心を打たれ、やがて光則は日蓮に帰依しました。本来監視役であるべき光則が逆に日蓮の教えに心を寄せるようになってしまったのです。そして日郎を開基として自分の屋敷を寺にしたのが光則寺です。

アクセス

地図で見ると光則寺は高徳院に向かうメインロードから奥まった場所にあり、非常にわかりにくい場所に位置しています。

光則寺の石碑道路沿いにあるこちらの石碑が目印なので見落とさないようにしましょう。鎌倉によくある「光則寺まで〇〇m」というような案内は全くありません。

交通

江ノ電長谷駅徒歩約5分

地図

光則寺の境内

山門

山門寺号は行時山光則寺ですが、山号は光則の父の名、宿谷行時から、寺号は光則 (みつのり) から取ったということです。光則自身も当寺の3代住職に なっています。

立正安国論御勧由来山門をくぐると正面に日蓮聖人の真筆に基づく「立正安国論御勧由来」を彫った石碑が立っています。

本堂

本堂1650年に再建された光則寺の本堂です。その後、享保10年(1725年)から4回、堂宇が疲弊すると光則寺の仏像を、江戸の浅草や下谷・深川などに持っていき、「出開帳」と称し 改修資金を集めたとの記録があります。「出開帳」に持っていったのは、本堂に安置されている「日蓮聖人像」や「愛敬稲荷像」などです。

日蓮の弟子が監禁された土牢

土牢への道土牢は御朱印所のさらに奥の階段を上った先にあります。

土牢への道山の中腹に向かって進みました。

日郎が監禁されていた土牢日郎が監禁されていたという土牢で、何とも生々しいものを感じました。

「明日佐渡の国にいくけれども、今夜の寒さにつけても、牢の中の有様は思いやられいたわしい。」といった と弟子を思いやる内容の石碑があります。日蓮が弟子を案ずる姿に心を打たれ、やがて光則は日蓮に帰依しました。

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植物でいっぱいの境内

境内の植物

境内の植物境内は植物で溢れています。

ハス

光則寺のハス

光則寺のハス今回もっとも印象深かった光則寺のハスです。

カイドウ

カイドウ「かながわの名木100選」にも定められているバラ科のカイドウです。

庭園

光則寺の庭園

光則寺山野草と茶花マップ

山野草と茶花マップ一部を拡大してみました。

拡大図あれだけ数多く植えられている植物を全て記録していて、まさに驚嘆させられました。

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