江島神社では数多くの御朱印と御朱印帳を頂けます。お参りには自力で階段を上るかエスカーを利用するか2通りのアクセス方法があり、厄除け、縁結び、学問上達などさまざまなご利益が期待されています。
御朱印は10種類でクッキリとした書体
御朱印の場所・種類・時間・値段
御朱印所は辺津宮の八坂神社の向かいにあります。
こちらでは確認できるだけでも10種類の御朱印を頂けます。
①江島三宮総称 江島神社
②日本三大弁財天 弁財天
③辺津宮
④中津宮
⑤奥津宮
⑥江島大明神
⑦奥津宮境内内鎮座 龍宮
⑧奥津宮天井画 八方睨みの亀
⑨八臂弁財天
⑩八坂神社 蘇民将来
江島神社と江島弁財天は直書きで、それ以外の8種類は書置きのみとなっています。
受付時間9:00~17:00
初穂料300円
御朱印
今回は①の江島神社と②の弁財天の御朱印のみ頂きました。寺社名の書かれた印章を押す「版木」押しかもしれません。朱印の上にクッキリと浮かび上がってくるような御朱印でした。
過去に頂いた御朱印
平静27年5月3日付です。この頃は2つの御朱印を並べて、真ん中に「奉拝」と直書きで書かれた見開き形式でした。
オリジナル御朱印帳は8種類
御朱印帳は全部で8種類あり、価格は2000円~2500円です。紙質は良好でした。
江島神社への2通りのアクセス
江島神社をお参りする場合、ひたすら階段を上がるかエスカーを利用するか2通りのアクセス法があります。
階段を上がる
中津宮まではひたすら上がり、その後は奥津宮までアップダウンがあります。その後、岩屋までは下りです。
エスカー
江島神社へはエスカーを利用すると楽です。
江の島の麓から山頂まで3基のエスカレーターで結んでおり、高低差46メートルを約4分で結んでいます。
地図
江島神社の境内
江島神社の創建は533年で、欽明天皇の勅命により神様を祀った洞窟は弘法大師や一遍、日蓮など名だたる高僧の修行の場となりました。814年に空海が岩屋に本宮を造り、853年には慈覚大師が上之宮を創建します。1206年には慈覚上人良真が鎌倉幕府三代将軍の源実朝に願って下之宮を造りました。
1649年には仏教との習合により金亀山与願寺と号し、明治になると仏式を全廃して改めて「江島神社」と号します。そして本宮は奥津宮、上之宮は中津宮、下之宮は辺津宮と改称して新たに御祭神を祀りました。
一番低い辺津宮
辺津宮
江島神社に祀られた三女神のうち一番低い位置にあるため下之宮と呼ばれています。鎌倉幕府三代将軍の源実朝が創建し、1675年に再建された後、1976年に大改修が実施されました。江島神社に祀られた三女神のうち、田寸都比売命を祀っています。
奉安殿
八臂弁財天と妙音弁財天が安置されており、弁財天信仰が盛んだった江戸時代には江の島詣の人々で大変な賑わいを見せました。
江の島の中腹にある中津宮
拝殿
三女神の内の市寸島比売命をお祀りしています。853年に慈覚大師により創建されたものを1689年に徳川五代将軍綱吉が再建し、本殿・幣殿・拝殿からなる元禄時代の権現造りの姿を再現しました。
本殿
権現造の拝殿の裏には御祭神を祀る本殿があります。
江の島の頂上に位置する奥津宮
石鳥居
源頼朝が寄進したといわれています。
拝殿
八方睨みの亀
拝殿の天井に描かれており、本当にどこから見てもこちらを睨んでいるように見えます。これは平成6年に復元されたもので、実物は社務所にて保管されています。
本殿
三女神の内の多紀理毘売命をお祀りしています。現在の社殿は1842年に再建されたもので、1979年と2011年に改修が実施されました。
龍宮
岩屋本宮の真上にあたるところに平成五年に崇敬者により建てられたお宮です。
必見の岩屋
岩屋は島の最奥部にある洞窟で、奥行152mの第1岩屋と56mの第2岩屋があります。
弘法大師や日蓮上人も修行した場所といわれ、江島神社発祥の地として崇められてきました。
長い年月をかけて波の浸食によりつくりあげられた薄暗い洞内は岩がむき出しで、天井が低くかがまなければ通り抜けられないような場所もあり、神秘的で興味深い場所でした。
第1岩屋の奥にある日蓮上人の寝姿石です。
同じく第1岩屋の奥にある江島神社発祥の場所です。
第2岩屋の奥にある龍神像です。
岩屋から江の島弁天橋の入り口までは遊覧船「べんてん丸」で結ばれており、島の中心部を通らなくても楽に帰ることができます。
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