困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖2023~2024年〗混雑する世田谷ボロ市で待ち時間1時間半!名物の代官餅が人気

年末年始恒例のイベントである世田谷ボロ市に行ってきました。土曜日であったので大変な人出であり、名物の代官餅は1時間半待ちでした

酉の市に続く年末の伝統行事

世田谷ボロ市は年末の12月15日・16日と年明けの1月15日・16日の年に2回開催されます。

ボロ市のポスター

2020~2021・2021~2022の2年間はコロナ禍で中止となりましたが昨年の12月に3年ぶりに復活し、今年もめでたく開催されました。

ボロ市通りの地図

世田谷中央病院から西に約500m延びる通称「ボロ市通り」が会場となっています。

臨時ダイヤのお知らせ

毎年11月の酉の日に開催される酉の市に続く伝統行事であり、東急世田谷線臨時ダイヤのお知らせを見るといよいよ年末が迫ってきたことを感じます。

450年近い歴史を持つボロ市

最初は毎月6回開催される市だった

1578年に小田原城主北条氏政が掟書を発し、この地に市を開いたことがボロ市の起源とされています。当時世田谷は小田原と江戸を結ぶ矢倉澤往還の中間に位置した交通の要所であり、市はその振興策でした。

北条氏政の掟書

この市は誰もが自由に出入りできて市場銭を徴収されない楽市で、掟書には一の日と六の日の毎月六日開かれる六斎市であることが定められています。

世田谷の衰退により年に一度の「歳の市」に

北条氏の滅亡後に関東を支配した徳川家康は江戸を起点とする五街道を整備したため、矢倉澤往還にかわって東海道が交通の中心となり世田谷は衰退します。その後は近郊農村の需要を満たすため農具市として年末に開かれる歳の市に形を変えて存続しました。

近隣住民の正月準備の場に

ボロ市はもともと農村で使用する農具市でしたが、年末であることから近隣住民が正月の準備をする場ともなり、商品としては農具の他に正月用品や日用品を扱う店が多かったと言います。

明治の後半になると、大都市東京の古着屋・屑屋が集めた古着・ボロの割合が大きくなって「ボロ市」と呼ばれるようになり、戦後になって正式名称となりました。現在では古着だけでなく日用品、骨董品、古道具、食品、神棚等々様々な物が売られています。

ボロ市が年2回開催になった意外な理由

もともと年1回開催だったボロ市は明治の太陽暦導入以降、現在のように年2回開催される行事となりました。

それまで使われていた暦から現在の太陽暦への切り替えというものはかなり強引に行われたもので、「明治5年12月3日を明治6年1月1日として新暦に切り替える」という決定が発表されたのは何と明治5年11月9日です。12月が2日しかないことから、この年の市は臨時に11月25日に開催されました。

十分な検討もされず突然の変更だったため国民に定着するまで時間がかかり、農村では切り替え後も依然として約1ケ月遅れの旧暦で年中行事が行われていました。新暦で年末にあたる12月15日は旧暦ではまだ11月中旬で、これでは正月の準備をする「歳の市」になりません。そのため旧暦で生活する人にとっての年末である1月にも開かれるようになったのです。

混雑は尋常じゃなかった

混雑するボロ市通り

この地域の大幹線道路である世田谷通りから一歩奥まった場所にあるそれほど広くない通りに700近くの露店が軒を連ね、各日20万人近くの人が集まるので混雑は尋常ではありません。

本来扱っていた商品

本来扱っていた商品

本来のボロ市で扱っていたのはこういう商品なのかもしれません。

吟味していたミニカー

私と同世代の男性客が群がって商品を入念に吟味していました。

マニアックな店

マニアックな店

マニアックな店もなかなか魅力があります。じっくり探せばいい物も見つかったと思いますが、代官餅の行列に一刻も早く加わらなければならないため全てスルーしてしまいました。

「代官餅」は1時間半待ち

代官餅の看板

世田谷ボロ市の名物といえばなんといっても代官餅です。

3種類の代官餅

つきたての餅を6個パックに入れて味付けしたもので、「あんこ」「きなこ」「からみ(大根おろし)」の3種類あります。1975年に地元商店街の手によって生まれましたが、当時は代官屋敷の駐車場で発売していたためこのように呼ばれたようです。

代官餅の注意書き

完全手作りで食材も徹底的にこだわっているためきめが細かくて柔らかく、しかも年に4日しか発売しないということもあって常に長い行列ができるような超人気商品となっています。

代官餅の販売所

現在では代官屋敷の正面の世田谷信用金庫の駐車場で販売しており、平日だった2016年12月で40分待ち、土曜日だった2017年は1時間半、同じく土曜日だった2018年は2時間待ちとなりました。

代官餅の行列

代官餅の行列

地元商店街の方の完全手作りとはいえ何の変哲もない餅なのですが、やはりボロ市に来るからには代官餅を無視するわけにはいきません。12月16日が土曜日ということもあって案の定相当な行列ができていましたが、たとえ2時間待ちとなってもいいような覚悟と備えがあったためそれほど苦にならず、最終的には1時間半待ちくらいで購入することができました。

購入した代官餅

購入したのは今年も「からみ」で、大根おろしとネギと鰹節がたっぷりと入っています。

購入した代官餅

しかし以前なら買ったその場で食べることができたのですが、久しぶりに来てみるといつの間にかそのスペースがなくなっているではないですか。そのため全ての予定を変更して自宅に飛んで帰り、美味しく頂くことができました。餅以外の商品を吟味して買うことができなかったのが残念です。

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