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〖必見!〗鎌倉で抹茶と和菓子を楽しめる寺院5選+α

今回は鎌倉の寺院で味わうことが出来る抹茶と和菓子をまとめてみます。

鎌倉の寺院の中には境内で抹茶と和菓子を楽しめる「お寺カフェ」のような場所がいくつかあります。
落ち着いた雰囲気の寺院で美しい庭園を眺めながらいただく抹茶と和菓子は格別の味わいであり、それにより鎌倉という歴史のある街の良さをより深く理解することができると思います。

アメリカのオバマ前大統領は日本訪問時に、少年時代の思い出として「鎌倉大仏で食べた抹茶アイス」の話をしていますが、やはり鎌倉は抹茶が似合う街なのです。

オバマ前大統領の思い出に残る鎌倉大仏と抹茶アイス今回は観光客が群がる有名な場所からほとんど知られていないと思われる穴場スポットまで、私が自分の足で入手した情報をご紹介します。

ミシュラン三ッ星である報国寺の「休耕庵」

鎌倉の寺院でいただく抹茶として最も有名なのが「竹寺」として知られる報国寺ではないでしょうか。「縁切り寺」として知られる東慶寺と並び鎌倉で2カ所しかないミシュラン三ッ星を獲得した寺院だけあって、境内は常に多くの参詣客で賑わっています。

多くの参詣客で賑わうミシュラン三ッ星の報国寺鎌倉駅前の5番バス停には「報国寺は浄明寺バス停下車」という掲示があり、バス停で下車した大勢の客のほとんどが浄妙寺ではなく報国寺に向かいます。

ミシュラン三ッ星の報国寺を訪れる大勢の人の目的である竹林

孟宗竹が生い茂った竹林報国寺を訪れる大勢の人の目的は約2,000本の孟宗竹が生い茂った竹林だと思います。

竹林の中に設けられた茶席の休耕庵

休耕庵で竹の庭を観ながらいただく抹茶と和菓子

竹林の中に設けられた茶席の休耕庵では、この竹の庭を観ながら抹茶と和菓子をいただくことができます。

客をさばかねばならない休耕庵の店側も大変次から次へとやってくる客をさばかなければならないので店側も大変です。後ろを振り返ると茶碗にやかんで湯を注いでいる様子が丸見えだったりするので、茶席に入ったらひたすら竹の庭を鑑賞しましょう。

◆報国寺の記事

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アジサイ寺として知られる明月院の「月笑軒」

明月院はアジサイの時期は平日朝の渋谷駅のように混雑します。

アジサイの時期は特に混雑する明月院しかしアジサイの時期を外せば落ち着いて美しい庭園を鑑賞することができます。

明月院の有名な「悟りの窓」有名な「悟りの窓」は常に公開されています。

明月院で抹茶と和菓子を頂ける茶寮「月笑軒」拝観口を抜けると本堂に向かって坂を上っていきたくなりますが、そこをぐっとこらえて左手の時頼廟の方向に進むと茶寮「月笑軒」があり、落ち着いた雰囲気の中で抹茶と和菓子が頂けます。

「月笑軒」でいただける抹茶と和菓子の「出雲三昧」和菓子の「出雲三昧」は干菓子と粒餡と求肥を3層にしたお菓子で、和三盆糖のまろやかな甘みが特徴です。

明月院の「月笑軒」敷地内の水琴窟敷地内の水琴窟では美しい水音を楽しむこともできます。

◆明月院の記事 

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林家木久蔵作の苔庭を観ることが出来る佛日庵

円覚寺の塔頭である佛日庵は円覚寺の開基である北条時宗をお祀りした寺院で、生前の時宗はこの地に小さな庵を結んで禅の修行をしたといいます。

北条時宗が禅の修行をした円覚寺の塔頭である佛日庵

境内には川端康成の小説『千羽鶴』の舞台になったことでも知られる茶室・烟足軒(えんそくけん)が残されています。

佛日庵の茶室・烟足軒を囲む苔庭

佛日庵の茶室・烟足軒を囲む林家木久蔵作の苔庭茶室を囲む苔庭は林家木久蔵作とされています。(恐らく現在の林家木久扇のことと思われる)

佛日庵の境内に並べられた赤い毛氈を敷いた茶席

佛日庵で頂く抹茶と和菓子境内には赤い毛氈が敷かれた茶席が並べられ、こちらで抹茶と和菓子を頂くことができます。

◆佛日庵の記事

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究極のお寺カフェである円覚寺の「安寧」

円覚寺山中で佛日庵の向かいにある如意庵には究極のお寺カフェと言われる「安寧」があります。※「安寧」は2020年5月15日をもって終了となりました。新型コロナウィルスの影響でしょうか。誠に残念です。

円覚寺山中の究極のお寺カフェと言われる「安寧」

究極のお寺カフェ「安寧」の地味で目立たない看板地味で目立たない看板しか出していないため、ここにカフェがあることなどほとんどの人が気付いていないと思います。

究極のお寺カフェ「安寧」の美しい庭園

究極のお寺カフェ「安寧」の庭園を前にしたテーブル水・木・金・第二土曜日だけ営業しており、美しい庭園を前にしたテーブルで庭園を鑑賞しながら抹茶やコーヒーを楽しむことが出来ます。(第二土曜日だけはランチ営業ですが、ほとんど予約で一杯になる)

究極のお寺カフェ「安寧」で頂く抹茶と和菓子雰囲気、見た目の美しさ、和菓子の美味しさ等、鎌倉でもトップクラスではないかと思っています。

◆円覚寺の記事

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「安寧」と双璧をなす浄妙寺の茶堂「喜泉庵」

浄妙寺は鎌倉五山第五位という格式の高い寺院であり、「浄明寺」という地名の範囲を見れば最盛期の敷地の広さが想像できます。

格式の高い寺院である浄妙寺の境内しかし現在では寺の前のバス停で下車した観光客のほとんどが報国寺に行ってしまうため、境内は静かで落ち着いた雰囲気となっています。

日本庭園を鑑賞しながら抹茶と和菓子を楽しむ茶堂「喜泉庵」浄妙寺の境内にある茶堂「喜泉庵」では枯山水の日本庭園を鑑賞しながら抹茶と和菓子を楽しむことができます。

茶堂「喜泉庵」の書院造りの和室の向こう側に見える枯山水庭園中に入ると、書院造の和室の向こう側に美しい枯山水の庭園を望めます。

茶堂「喜泉庵」で頂く抹茶と老舗和菓子屋「美鈴」の上生菓子御朱印集めで神社や寺院をまわるようになってからあちこちで抹茶と和菓子を頂いていますが、喜泉庵は円覚寺の安寧と並び鎌倉でもトップクラスだと思います。和菓子は上生菓子と干菓子から選べますが、上生菓子は鎌倉の老舗和菓子屋「美鈴」のものです。

◆浄妙寺の記事

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〖番外〗鶴岡八幡宮でも抹茶が楽しめる場所がある

寺院でいただく抹茶と和菓子を並べてきましたが、神社である鶴岡八幡宮でも抹茶と和菓子を味わうことが出来る場所があります。

東側の鳥居の近くにある齋館東側の鳥居の近くにある齋館は内外からの賓客をもてなす場のようですが、普段はここで抹茶とお菓子を味わうことが出来ます。

内部は撮影禁止であり、また施設の性格から言ってもこれまでご紹介してきた寺院の茶席とは全然雰囲気が違い、正直なところ戸惑う事の方が多かったように思います。

人によって受ける印象は変わってくると思いますので、皆様も一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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