滝尾神社ではカラフルな書置き御朱印を頂けます。日光の聖地と言われる日光市滝尾に鎮座する日光二荒山神社の別宮で、男体山、太郎山とともに日光三山を形成する女峰山の麓に位置しています。鳥居の中心に開けられた小さな穴に小石を3個投げ、通った数で判断する「運試しの鳥居」や「縁結びの笹」で有名です
滝尾神社の御朱印
御朱印所
滝尾神社と境内社の滝尾稲荷神社の御朱印はともに二荒山神社の御朱印所で頂けます。全て書置きです。
受付時間
4月~10月:8:00~17:00
11月~12月:9:00~16:00
初穂料300円
御朱印
滝尾神社
女峰山の名前が入った書置き御朱印です。
滝尾稲荷神社
大変カラフルな書置き御朱印です。
滝尾神社の由緒
男体山の神である大己貴命を祀る二荒山神社に対し滝尾神社は女峰山の神である田心姫命を祀っており、820年に弘法大師が創建したといわれています。 鎌倉時代以降、 新宮権現(男体山の神)・ 滝尾権現(女峰山の神)・本宮権現(太郎山の神)が修験道の信仰の 対象 になり、日光三社権現とよばれるようになりました。
アクセス
交通
JR日光駅・東武日光駅より東武バス日光・世界遺産めぐりバス「東照宮東参道入口 ホテル清晃苑前」下車徒歩25分
滝尾神社までは二荒山神社大鳥居と輪王寺の常行堂の間の道を進みます。
地図
周辺の寺社
運試しの鳥居
正面の階段を上がると遠く杉並木の間に「運試しの鳥居」が見えてきました。この辺りは別所跡と呼ばれ、東照宮が遷座してくる以前はこの滝尾周辺が日光参詣の中心であったといいます。
有名な運試しの鳥居は元禄九年(1696)に、三代将軍家光の忠臣、梶定良が奉納したものです。鳥居の額束(鳥居中央部分)の丸い穴に小石を三つ投げ、穴を通った数で運を試したといいます。
私も試してみましたが1個も通りませんでした。通りがかった全ての人が挑戦しますが、一個でも穴を通せたという人は誰一人としていません。ですから一個も通せなくても気落ちする必要はないのです。
滝尾神社の境内
楼門
運試しの鳥居をくぐった先にあります。もともとは参道正面石段付近にあったものを1697年に移築してきました。
拝殿
1723年に建立されたものです。
本殿と唐門
1713年に建替えられたもので、御神体山である女峰山を遥かに拝めるよう本殿の裏側に扉がついています。
縁結びの笹
唐門の両脇にあります。笹の葉を親指と小指だけで結ぶことができれば良縁に恵まれるという言い伝えがありましたが、現在では「笹の木が枯れてしまうので結ばないようにしてください」との注意書きがあります。
無念橋
本殿と御神木である「三本杉」の間にあり、自分の身を清め俗界と縁を切ることを意味する橋でしたが、いつの頃からか己の歳の歩数で渡ると女峯山頂奥宮まで健脚で登ったことになり、願が叶えられると言われるようになりました。そのため今では「願い橋」とも呼ばれています。
三本杉
鳥居の奥にあります。今の御神木は250~350年の樹齢で、それ以前のものは倒れたまま手をつけずに、今もそのままにしています。
滝尾稲荷神社
三本杉の脇にあり、820年に弘法大師が滝尾神社とともに創建したとされています。
酒の泉
滝尾稲荷神社の脇にあります。弘法大師が神に捧げたといわれる泉の水は酒の味があるといわれ、この水で酒を造ると良酒ができるといいます。
子種石
稲荷川に沿ってさらに進むと子種石と呼ばれる巨石が祀られています。子供が授かるように、安産でありますようにと、この霊石に祈れば霊験があるといいます。
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