新宿の瑞光寺では季節に応じて内容が変わるカラフルな書置きの御朱印を御朱印帳に貼ってくれます。安土桃山時代である1595年に創建された歴史ある寺院で、境内の松が名物です。
御朱印はカラフルで季節に応じて内容が変わる
日蓮宗の御朱印
日蓮宗の寺院の場合、他の宗派の寺院や神社における御朱印にあたるものは御首題と呼ばれていますが、これは法華経に対する信仰の証という意味も持っています。独特の書体で「南無妙法蓮華経」と書かれた「御首題」は日蓮宗のみの「御首題帳」だけが受けることができるもので、他の宗派の寺院や神社の御朱印が混ざったものには「妙法」と書かれた「朱印」を揮毫するというのが原則です。ただ実際面では書き手の方の考えによるようです。
御朱印所
瑞光寺の御朱印は書院内の社務所で受け付けています。
インタホンを押すとすぐに中へ通され、事務員服を着た女性の方がにこやかに対応して下さいました。
瑞光寺ではカラフルな御首題を数種類頂ける他、バレンタインデー、ホワイトデー、小江戸シャカシャカ(釈迦☆釈迦)祭りといったイベント時には当日限定の御首題を頂けます。
御首題は全て書置きで、他の寺社と違って寺院の方で御首題帳(御朱印帳)に貼ってくださいます。そのため帳面がないと御首題は頂けません。これはネットオークション等への転売に対する寺院としての防止策のようです。
志納金:「お気持ちで」
御朱印
日蓮宗というと「厳格」というイメージを持っていますが、そのイメージを覆すようなカラフルでユニークな内容の御朱印を頂きました。御朱印は季節によって変わり、この日はお月見をイメージしたものでした。
過去に頂いた御朱印
この日は花見をイメージした御朱印でした。
瑞光寺の由緒
瑞光寺は安土桃山時代の終わりである1595年に創建されました。この地域は大名や旗本が住む山の手の住宅地で、江戸時代には「武家の寺」として知られていました。もともと恵光寺と称していましたが明治時代に現在の瑞光寺と称するようになり、現代においても小さいながらも歴史が息づく寺院となっています。
アクセス
交通
大江戸線牛込柳町駅徒歩約1分
地図
周辺の御朱印
境内の見どころ
山門
コンパクトにまとまった境内が印象的です。
境内の松
本堂を隠さんばかりに横に伸びた松の枝が瑞光寺の名物です。
妙福稲荷尊天
本堂
大正時代末期に改築され、100年以上の歴史があります。
山号を「蓮紹山」と号しています。
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