秩父神社の御朱印は直書きです。境内は関東でも屈指のパワースポットで、最大の見どころは左甚五郎作の彫刻です。
- 伸びやかで上品な書体の御朱印
- オリジナル御朱印帳は2種類
- 特急電車「ラビュー」によるアクセスが最高
- 古代から重要だった秩父神社の境内
- 細大の見どころは御本殿の彫刻
- 境内社
- ユネスコ無形文化遺産に登録された秩父夜祭
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伸びやかで上品な書体の御朱印
御朱印所
御朱印は社殿向かって右手の授与所で頂けます。通常御朱印(直書き)に加え、秩父神社の例大祭である秩父夜祭の期間中は特別な御朱印が授与されます。(書置きのみ)
受付時間 9:00~17:00
初穂料 500円
御朱印
伸びやかで上品な書体の御朱印です。コロナ禍が一段落しても「御朱印は書置き」という寺社が多い中、直書きの御朱印が頂けるのはありがたいです。
過去に頂いた御朱印
令和2年2月23日付です。
平成29年8月27日付です。
秩父夜祭特別御朱印です。(書置きのみ)
オリジナル御朱印帳は2種類
2種類あり紙質は良さそうです。(小)は1500円、(大)は2000円です。
特急電車「ラビュー」によるアクセスが最高
交通
秩父鉄道秩父駅徒歩約3分
西武秩父線西武秩父駅徒歩約15分
西武鉄道の001系特急電車「ラビュー」に乗って気分よくお参りに行くのがベストと考えます。
地図
近隣の寺社
古代から重要だった秩父神社の境内
秩父神社は実在した可能性がある最初の天皇とされる崇神天皇の時代に、初代知知夫国造である知知夫彦命が祖先の八意思兼命を祀ったことに始まります。秩父という名前はこの知知夫彦命からきており、それ以降秩父の総鎮守として現在に至っています。武蔵国の主要な6つの神社を総称した「武州六大明神」の一つにも数えられるほどの神社であり、秩父はこの頃から武蔵国でも重要な意味を持つ地域でした。
境内案内図
大鳥居
西武秩父駅からレトロな街並みを抜けた突き当りにあります。
神門
神降石
神様が降り立つ石だとされ、木々の木漏れ日から光が差す位置を撫でると御利益があるそうです。稲荷神社側には蛇のような模様があり、見つけると幸運があるといわれています。
御本殿
もともとの社殿は武田信玄の侵攻によって1569年に焼失してしまい、現在の社殿は関東に入った徳川家康によって1592年に寄進されたものです。
本殿・幣殿・拝殿が1つにまとめられた権現造の形式で、豪華な彫刻が施された豪華な作りが特徴的です。
細大の見どころは御本殿の彫刻
御本殿は日光東照宮の眠り猫でも有名な左甚五郎の作とされるものを含む多くの彫刻で飾られています。秩父神社の最大の見どころはこの彫刻だと言っても過言ではなく、どの作品も見事の一言に尽きます。
子宝、子育ての虎(左甚五郎作)
虎を徳川家康の威厳と御祭神を守護する神使として彫ったとされています。
お元気三猿
本殿の西側にあります。
日光東照宮の三猿と違い、「よく見て、よく聞いて、よく話す」元気な三猿が彫られています。
北辰の梟
現在秩父神社では令和5年12月31日までの予定で社殿の保存修繕工事が実施中で、私がお参りした時点では本殿の北面だけまだ足場がかかった状態でした。
足場がとれればこうなっているはずです。本殿北側中央に彫られているのが北辰の梟です。
「見返り美人」のように体は本殿の方を向き、顔は正反対の真北を向くことで御祭神を守っています。
つなぎの龍(左甚五郎作)
本殿東側にあります。
近くの池に住む龍が暴れるため、こちらの龍の彫刻を鎖でつなぎとめたところ、それ以降龍が現れなくなったと言います。本当に鎖がかかっています。
境内社
柞稲荷神社
商売繁盛の神様です。
諏訪神社
長野の諏訪大社が御本社です。境内には御柱も立てられています。
日御碕宮
スサノオを祀っています。
豊受大神宮
伊勢神宮外宮の神を祀っています。
天神地祇社
全国の一ノ宮75座の神様を祀っています。それぞれをお参りすることにより全国の一ノ宮をお参りしたことになります。
皇大神宮
伊勢神宮内宮の神を祀っています。
東照宮、天満天神社、禍津日社
右から東照宮、天満天神社、禍津日社となっています。天満天神社は菅原道真を祀る学業成就の神様、禍津日社は災禍を治す神様です。
ユネスコ無形文化遺産に登録された秩父夜祭
毎年12月1日から6日にかけて行われる例祭は秩父夜祭と呼ばれおり、300年以上の歴史のある日本屈指の豪華な祭りです。
特に2日の宵宮、3日の大祭りでは提灯で飾り付けられた山車の曳きまわしや花火大会で大変に賑わいます。
平成28年には全国の国指定重要無形民俗文化財の山・鉾・屋台行事32件と共にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
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