三峯神社の御朱印は狼が描かれた書置きです。三峯山の山上にある「関東最強パワースポット」と呼ばれるほどご利益が期待される神社で、アクセスはバスが便利です。
狼が描かれた書置き御朱印
御朱印所
三峯神社の御朱印は拝殿向かって左手の授与所でいただけます。何種類もの御朱印を頂けた時期もあったようですが、コロナのせいなのか現在は書置き御朱印が1種類のみとなっています。
受付時間9:00~16:00
初穂料500円
御朱印
右上に「登拝」と書かれているのが印象的で。三峯神社では狼が神の使いとされており、御朱印にも狼が描かれていました。
過去に頂いた御朱印
令和2年2月23日付です。
平成27年7月17日付です。
この頃は奥宮の御朱印も頂けました。
「関東最強」三峯神社のご利益
三峯神社は「関東最強パワースポット」であるともいわれており、秩父の山奥という立地にもかかわらず大勢の参詣者で常に賑わっています。
大変に強い気が流れるパワースポットで境内は独特の神秘的な雰囲気に満ちています。特に明確な願望実現、仕事運・金運、心身浄化の御利益があるとされ、そのため強い意思を持って進まれる経営者・自営業や、個人の才能で仕事をされる方に合っています。一方で心が弱っている状態でお参りすると強すぎるパワーにつぶされてしまうとまで言われています。
パワースポットとして知られた寺社
三峯神社へのアクセスはバスがお勧め
三峯神社は中央道からも関越道からも距離があるため、東京から日帰りでお参りする場合のアクセスは西武秩父駅からバスを利用することをお勧めします。
トイレは特急電車の車内であらかじめ済ませておき、駅を降りたらモタモタしていないでバス停にダッシュしましょう。
バスは5番乗り場から発車して曲がりくねった山道を1時間20分くらいかけて上っていくため、座れないと辛い思いをすることになります。
今回はそこまでしても列の中ほどで、最後まで空いていた左側のロングシートに辛うじて座ることができました。
「狼が神のお使い」境内の見どころ
社伝によれば第12代景行天皇の時代に東征に出た日本武尊が創建したとされています。後に東国を巡行した景行天皇が社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山を「三峯山」と名付け、神社に「三峯宮」の社号を授けたと伝わっています。鎌倉~江戸時代にかけて隆盛と荒廃を繰り返しますが、1720年に日光法印という僧が山主となって神社を復興させ、今日の繁栄の基礎が出来ました。
三ツ鳥居
明神鳥居の両脇に小さな鳥居が組み合わされたもので、全国的にみても珍しい鳥居です。両側に控える狛犬は何と狼で、日本武尊をこの地まで案内したのが狼であったことから三峯神社では狼を神のお使いとしています。
隋神門
江戸時代中期の1792年に建てられたもので、当初は神仏混交の仁王門でしたが、明治の神仏分離令の中で仁王を撤去しました。ここから先はかなり神秘的な雰囲気となっていました。
青銅鳥居
1845年の建立で、江戸深川から荒川を筏で引いて奉納されました。
手水舎
1853年の建立で、見事な龍の彫刻を施されていました。
手水舎の天井部分です。
八棟木灯台
1857年に建立された木製の飾り灯台で高さが6mあります。
拝殿
1800年に建立されたものです。
極彩色に彩られた繊細な彫刻が全面に施されています。
本殿
1661年に造営されました。
龍の模様
拝殿脇の敷石に浮かび上がった龍の模様です。辰年である平成24年に突如出現しました。
御神木
石段両脇にある巨大な杉の木は鎌倉時代に奉納されたもので、樹齢800年と推定されています。
以前お参りした時は多くの人が御神木に触れてご神木の気をいただいていたのですが、現在は触ることは禁止されています。御神木に向かって三度深呼吸をすることにより気をいただくのだそうです。
「縁結びの木」
中央の注連縄がかけられている木が「縁結びの木」です。「ヒノキとモミ」が寄り添うように見えることから、このように名づけられました。
「備え付けの紙に自分と好きな人の名前を書き、2枚をこよりのように巻き付けて納めると結ばれる」という願掛けが以前はこちらで行われていましたが、現在は何もなくただ木を拝むだけです。
御仮屋
三峯神社の御眷属(神の使い)である大口真神(お使い神、お犬さま)のお宮です。
境内社
拝殿の脇には数多くの境内社が置かれています。
祖霊社
開山以来の神社の勤山者、氏子総代又各地の三峯講社の関係者や講元、世話人などの霊を祀っています。
国常立神社
国土形成の神である国常立尊が奉られています。
日本武神社
伊勢神宮
その他摂末社
伊勢神宮の奥に小さい神社が全部21社あります。
その中で特に大きいのは東照宮と大山祇神社でした。
妙法ヶ岳山頂に鎮座する奥宮
三峯神社の奥宮は妙法ヶ岳山頂に鎮座しており、駐車場の近くにあるスタート地点から約2.5㎞の急な上りが続きます。「登山の装備」といった大げさな物は不要ですが、それなりにハードであることは間違いありません。
道中には急な上り階段や鎖場もあります。
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