来宮神社(きのみやじんじゃ)では3種類の直書き御朱印を頂けます。ご神木の大楠は「願い事が叶う」パワースポットとして大変に有名で、実際に「叶った」という人も多いようでっす。
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来宮神社の御朱印
御朱印所
御朱印は社殿向かって左側の参集殿内でいただけます。
何やらホテルのフロントを思わせるような雰囲気です。
芸術品を思わせる神輿が展示されていました。
来宮神社では3種類の通常御朱印に加えて特別御朱印も頂けます。
初穂料
通常御朱印 500円
特別御朱印 1000円
御朱印帳
来宮神社では楠をイメージした2種類の御朱印帳を頂くことができます。
サイズは小型のみで紙質は良好です。
価格 1800円~2500円
御朱印
今回は本社の御朱印のみ頂きました。やはり直書きの御朱印は有難さもひとしおです。
過去に頂いた御朱印
2017年(平成29年)8月10日付です。
「熱海隆昌」の一環として整備された来宮神社
社伝によれば来宮神社の創建は710年で、熱海湾の漁師の網に木像らしきものがかかったことがきっかけだったとされています。その夜に漁師の夢に五十猛命が現れ、波の音の来ない楠の祠に像を祀るよう告げられます。そこで村民たちが発見したのがこの地であったと言います。
後に征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地で戦勝を祈願し、神社の分霊を東北地方など各地に鎮座させたともいわれています。
かつて新婚旅行のメッカとして全盛時代を迎えていた熱海ですが、バブル崩壊後は衰退の一途をたどりました。しかし様々な取り組みがなされた結果、熱海は再びかつての輝きを取り戻しつつあります。
来宮神社もその一環として2010年から専門業者によるプロデュースのもとに、参道や施設などの場内整備が行われています。前回お参りした2017年よりもさらに整備が進行していました。
アクセス
交通
伊東線来宮駅徒歩約5分
東海道線熱海駅徒歩約18分
地図
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来宮神社の境内の見どころ
大鳥居
来宮神社には駅から徒歩5分で着きます。ここは新幹線の窓から見えます。
うっそうとした緑に囲まれた参道にはハイカラな神々しさがあり、若いカップルが大勢お参りに来ていました。鳥居の正面にはスマホ用のスタンドまであります。
第二大楠
御神木の大楠に次ぐ第二大楠です。
参道
うっそうとした森の中を一直線に伸びる参道です。神社の参道というより高級ホテルの日本庭園というようなものを感じました。
御神水
閑散時は自由にお水取りをしていいようです。
拝殿
本殿
来宮神社の社殿は拝殿・幣殿・本殿が連なる権現造です。
「願いが叶った?」大楠のご利益
本殿の左手奥にあるのが御神木である国指定天然記念物の大楠です。推定樹齢2100年、樹高約20m、幹周り約24mで、本州最大、日本全体でも第2位という巨木です。
幹の周りを1周すると寿命が1年伸びる、願いをひっそり唱えながら幹を回ると願い事が叶うといったご利益が伝えられており、TVでもしょっちゅう取り上げられています。
大楠をさらに近くに感じられる「紡來の縁(つむぎのえん)」が新たに設けられていました。定員2名で、そこそこ揺れます。
紡來の縁からはこのように見えます。
境内社
来宮稲荷社
大鳥居を入ってすぐ左にあります。
京都の伏見稲荷神社から勧請してきました。
末社七社
手前から柿本社・床浦社・雷電社・八坂神社・神武天皇社・秋葉社・小童社の七社で、1932年に不審火で焼失していたものを昨年に再建しました。
三峯神社
参道の右手には秩父から勧請してきた三峯神社があります。前回お参りした際はと比べ、社殿が真新しくなっていました。
来宮弁財天
本殿右奥の来宮弁財天です。立身出世に霊験あらたかとされています。
夜間でも楽しめるライトアップ
来宮神社では17時から23時まで境内のライトアップが実施されています。
御神木である大楠の周りに85個と境内に75個の計160個のLEDを仕込み、境内全体に宿る木霊を表現するプロジェクトです。
神社は明るい時間に来るものというイメージを一変させる試みですが、自然のぬくもりと幻想的な世界を感じることができます。
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