東京の愛宕神社では格が高そうな直書き御朱印が頂けます。御朱印帳にも描かれた出世の石段があまりにも有名ですがそれ以外に商売繁盛や縁結びといった意外なご利益があります。境内の整備が進行中で雰囲気が一変していました。
- 格が高そうな直書き御朱印
- オリジナル御朱印帳
- 「出世の石段」が有名
- アクセス
- 境内の見どころと出世以外のご利益
- 境内社
- 境内の雰囲気が一変した
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格が高そうな直書き御朱印
御朱印所
御朱印は1種類で拝殿向かって右奥の授与所で頂けます。かつて紙の御朱印が踏まれて落ちていたということがあり、御朱印帳への直書きのみ対応しているようです。
受付時間9:00~16:00
初穂料300円
御朱印
右上に「伏火之総本社(ひぶせのそうほんしゃ)」と書かれています。「火を伏せる」ということで防火の神を主祭神として祀ることに由来します。熱田神宮や出雲大社といった格が高い神社に似た御朱印です。
過去に頂いた御朱印
令和4年7月23日付です。
平成27年6月6日付けです。
オリジナル御朱印帳
愛宕神社のオリジナル御朱印帳は表紙の部分に出世の石段が描かれています。
小型サイズのみのようで、紙質は良好でした。
価格1700円
「出世の石段」が有名
愛宕神社の創建は1603年で、征夷大将軍になって江戸に幕府を開いた徳川家康が街の防火のため火の神様である火産霊命(ほむすびのみこと)を祀ったことがきっかけとなっています。
正面の坂(男坂)は「出世の石段」として有名で、出世を夢みる多くの人が毎日上り下りしています。ちなみに右手には傾斜の緩い女坂があります。
1634年に三代将軍家光が増上寺の参詣の帰りに通りがかり、愛宕山の山上で満開になっていた梅の花を馬で取ってくるよう命じたといいます。丸亀藩の家臣である曲垣平九郎がこれに応えて馬で石段をのぼり降りし、見事に山上の梅を家光に献上したことでその名がたちまち全国にとどろいたといいます。
「出世の石段」は全部で86段、傾斜角は約40度あり、石段というよりもむしろ壁に近い感覚です。
アクセス
交通
日比谷線神谷町駅徒歩約5分
日比谷線虎ノ門ヒルズ駅徒歩約5分
銀座線虎ノ門駅徒歩約8分
都営三田線御成門駅徒歩約8分
地図
階段が話題の寺社
境内の見どころと出世以外のご利益
社号標
大鳥居
白鳥居
出世の石段を上がりきった場所に位置しています。
丹塗りの門
招き石
社殿左手にあります。撫でると福がつくといいます。
拝殿
火災や震災、空襲等に因り社殿は度々焼失し、現在ある建物は1964年に再建されたものです。
本殿
「出世の石段」があまりにも有名ですが、それ以外に防火・防災、商売繁盛、縁結び等のご利益もあります。
将軍梅
江戸時代に曲垣平九郎が将軍徳川家光に献上した梅だとされています。
境内社
左から太郎坊社・福寿稲荷社・恵比寿大黒社です。
弁財天社です。
境内の雰囲気が一変した
現在愛宕神社では境内の整備が進められており、以前お参りした時とは雰囲気が一変しています。
虎ノ門ヒルズ開業に伴い境内からの景色も大きく変わりました。
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