代々木八幡宮は初詣の穴場スポットとして、また芸能人がこっそりとお参りにくるほど出世開運のご利益がある場として最近よく取り上げられるようになっています。 こちらでは神社にしては珍しい書体の御朱印を頂けます。
代々木八幡宮の御朱印
御朱印所
御朱印は拝殿向かって左側の授与所で頂けます。
受付時間9:00~17:00
初穂料300円
御朱印
神社にしては珍しい、仏教の寺院を思わせる書体の御朱印です。
代々木八幡宮の由緒
代々木八幡宮は1212年に源頼家の側近であった近藤三郎是茂の家来である荒井外記智明が創建しました。頼家暗殺の後はひたすら主君の菩提を弔って暮らしていましたが、霊夢の中で八幡大神の託宣と宝珠の鏡を感得しました。そこで元八幡の地に小さな祠を建て、鶴岡八幡宮を勧請したのが創始とされています。
神仏習合の時代に神社を管理するために置かれた寺を別当寺と呼びますが、代々木八幡宮においては別当寺の福泉寺の僧によって管理されてきました。
1644年に伝養律師が中興開山として天台宗に改め、次いで二世の僧が社殿、植林などの整備を行い、 三世の長秀法師の代に現在の場所へ移転したといわれています。
明治新政府による神仏分離令により福泉寺と別れ、現在は地元の氏神として存続しています。
アクセス
交通
小田急線代々木八幡宮駅徒歩約5分
千代田線代々木公園駅徒歩約5分
地図
代々木八幡宮の境内
代々木八幡宮は縄文時代の史跡も発見され、自然豊かで木々に囲まれている神社です。「代々木八幡遺跡」として渋谷区の史跡に指定されており、渋谷区の神社と思えない神秘的な雰囲気を漂わせています。
一の鳥居
大幹線道路である山手通りに面しています。
二の鳥居
正面に社殿を望みます。左手に縄文時代の住居跡が残されています。
拝殿
明治5年に造営された建物で、関東大震災も東京大空襲も切り抜けました。八幡神として応神天皇を祀り、武将が戦いの前に参拝する神社なので勝負事や縁結びの御利益があると言われています。
本殿
神楽殿
神輿庫
大正12年に制作された神輿が保管されています。
御神木
境内社
稲荷社・天神社・榛名社
富士塚
芸能人もお忍びでお参りする出世のご利益
境内社の出世稲荷社はその名の通り出世のご利益で知られています。
東京大空襲で神社周辺は焼け野原になり、焼け跡に散乱していた各家の祠や神使の狐を拾い集め合祀したものです。
出世開運のご利益があるとして最近よく取り上げられています。「近くに引っ越すと人気者になれる」という話が関係者の間に広がり、芸能人がお忍びでお参りに来るような場所となっています。
出世のご利益で有名な寺社
代々木八幡遺跡
竪穴式住居
境内には縄文時代の竪穴式住居が復元されています。直径約6mの円の中を約20cm掘り、柱を立ててその上に屋根を設けています。内部は冬は外部より約10℃温かく、夏は約10℃涼しく、また内部で火を焚けば地面はすぐに乾くのだそうです。
代々木八幡遺跡出土品陳列館
遺跡から出土した土器や石器が展示され、また縄文人の生活様式が再現されています。
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