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〖御朱印〗瑞泉寺の500年の眠りから覚めた庭園は一見の価値がある

今回は国の史跡になっている瑞泉寺の庭園と御朱印をご紹介します。

これまで鶴岡八幡宮の前から東に延びる金沢街道は何度も往復してきましたが、道一本隔てた場所にある荏柄天神社や鎌倉宮はまだ訪れたことはありませんでした。いよいよこの2社をお参りしようと思い地図を見るとさらに奥に由緒ありそうなお寺があるようです。それが瑞泉寺を知ったきっかけでした。

瑞泉寺は1327年に夢窓国師により創建された寺院です。
夢窓国師はこの時代を代表する高僧で、円覚寺、浄智寺、南禅寺といった寺院の住職を歴任し、その間に天龍寺、恵林寺といった寺院を開きました。鎌倉時代には最後の執権である北条高時の尊崇を受け、鎌倉幕府が倒れると後醍醐天皇や足利尊氏からも帰依されました。
また庭づくりの名手としても知られており、瑞泉寺の庭園の他永保寺、恵林寺、天龍寺、苔寺の庭園が現在では国の特別名勝・史跡に指定されています。


金沢街道から分岐した道を進み、鎌倉宮を抜けた一番奥に瑞泉寺は位置しています。

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四季折々の「花の寺」として知られていますが、参道の脇に梅が一直線に植えられていました。花が咲いたらさぞ綺麗でしょう。

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夢窓国師は紅葉ヶ谷が三方の山に囲まれたこの地を選択しました。境内の配置はこのようになっています。

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山門まで急な階段を登らなければなりません。

 

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階段の周囲はうっそうとした森になっていました。

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吉田松陰の記念碑がありました。下田で密航を企てる直前に叔父である竹院和尚に会いに来たとされています。

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山門です。

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多くの文人が訪れたという瑞泉寺の境内には幾つもの文学碑が残されていますが、大宅壮一氏の有名な「男の顔は履歴書である」が刻まれた碑です。

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本堂です。

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足利尊氏による室町幕府開府後、嫡男の義詮は鎌倉において関東を統治しますが、尊氏と弟の直義の骨肉の争いが激化する中で京都に呼び寄せられることになります。代わりに次男の足利基氏を鎌倉府として送り込みますが、これが鎌倉公方足利家の起源です。第4代の持氏が幕府と対立して永享の乱を起こして敗れるまで瑞泉寺は菩提寺となりました。

江戸時代には徳川光圀がこの地に滞在し「新編鎌倉誌」を編んだといいます。


地蔵堂です。

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名勝瑞泉寺庭園です。天台山、錦屏山を背景とした鎌倉石の岩盤を地形・地質に応じて削り出して作ったものです。滝・池、中島等すべて彫刻的手法により制作されたまさに岩庭と呼ぶべき庭園です。

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瑞泉寺の庭園に関する記事を見ると必ず「荒廃していたものを発掘復元した」とあります。これほどの庭園が荒廃し、全域にわたって埋没してしまうということは何か事件か大災害のようなものがあったのか、いろいろ調べましたがそれらしいものはありませんでした。
どうもこういった遺跡のようなものは手入れを怠って放置すると、案外簡単に地中に埋まってしまうものだそうです。永享の乱の後鎌倉公方足利家が滅びてから約500年放置したということでしょうから、その間に発掘をしてみなければならないくらい埋まってしまったということのようです。

500年の眠りから覚めた瑞泉寺の庭園は一見の価値があります。


「三方を山に囲まれ、わずかに開けた西の空に富士山を望む」という光景です。天気が良ければこの先に富士山が見えるのでしょう。

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現在は白梅が咲いていましたが、秋になれば見事な紅葉が楽しめるのではないかと思われ、今から楽しみです。

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大変に力強い御朱印をいただきました。

 

◆当日併せてお参りした荏柄天神社・鎌倉宮の記事

minamimachida0706.hatenablog.com

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  最後まで読んでいただきありがとうございました。