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〖町田〗菅原神社の御朱印と昔と変わらぬ重要な立地

町田の菅原神社は町田三天神の一つとされており、いかにも天神様という御朱印を頂けます。鎌倉時代には幕府防衛のための重要な拠点であり、現在では幹線道路が交差する、今も昔も重要な場所に位置する神社です。

菅原神社の御朱印

御朱印所

菅原神社の御朱印所御朱印は拝殿左手の授与所で頂くことができます。

菅原神社の参集殿出来上がるまでは隣接した参集殿の中で待ちます。(私は約30分待った)

参集殿に展示されている北大樹の化粧まわし参集殿の内部には地元出身の北大樹(現小野川親方)の化粧まわしが展示されていました。本場所開催中は市役所に星取表が出るほどの力士でしたが、いつの間にか引退していたようです。

初穂料300円

御朱印

菅原神社の天神社特有の御朱印

天神社特有の御朱印です。

昔と変わらぬ重要な立地

菅原神社は町田市の中央部にある鎌倉街道から鶴川街道が分岐する場所に位置しており、東京都旧跡「井手の沢古戦場」に建てられています。

古戦場の石碑北関東から鎌倉へ出るには府中付近から起伏のある丘陵地帯になりますが、町田からは平坦となって一気に兵を進めることができるため、かつてこの地に砦のような城が築かれていたといいます。鎌倉時代には幕府防衛のための最重要地点のひとつであり、鎌倉幕府滅亡後の1335年には幕府再興を図る北条時行と足利尊氏の弟直義がこの地で激突しています。

現在では町田から多摩や稲城に出る際に必ず通る交通の要所であり、昔と変わらぬ重要な地点です。

1430年頃、本町田村の大沢左近正次が、祖先が北野天満宮で得た菅原道真の尊像を戦場跡であるこの地に祀りました。1630年に子孫の大沢玄蕃が新たに天神像を刻んで祀り、本町田の鎮守としたのが菅原神社の起源とされています。現在では原町田の町田天満宮、南大谷(みなみおおや)の天神社と並び町田三天神の一つであるとされています。

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アクセス

交通

小田急線町田駅より鶴川駅行・藤の台団地行・本町田団地行バス「菅原神社前」下車

地図

菅原神社の境内

大鳥居

 

菅原神社の大鳥居

町田に住んで17年になる私は鳥居の前を何度も通っていましたが、お参りするのは実は今回が初めてです。

参道

菅原神社の参道

「神恩感謝」の下をくぐると急な階段です。

拝殿

菅原神社の拝殿平成24年に改修された建物です。明治35年に国の施策により、千眼天神社、大六天社、七面社、稲荷社、白山社の五社を合祀しています。毎年8月25日のお祭りでは、地域の子供達を中心に約250基の絵灯籠が奉納されます。

本殿

菅原神社の本殿

境内社

社殿脇の「井出の澤」史跡に愛宕社と藤木稲荷社、階段の下に弁天社があります。

愛宕社

愛宕社火の神(火伏の神)である迦具土神(かぐつちのかみ)を祀っています。

愛宕社創建年代は不明ですが、少なくとも明治期以前より鎮座しており、毎年五月中旬の休日を選んで例祭を行っています。

藤木稲荷社

藤木稲荷社

弁天社

弁天社水の神である弁財天(習合神)を祀っています。平成26年に年今井地区より境内に遷座してきました。

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