町田町田天満宮の御朱印はコロナ対応として全て書置きです。町田三天神の一つとされており、天満宮だけあって学業成就はもちろん、家内安全・交通祈願・厄払いなどさまざまなご利益があるとされています。
町田天満宮の由緒とご利益
町田天満宮は本町田の菅原神社、南大谷(みなみおおや)の天神社と並び町田三天神の一つであるとされています。
室町時代の1430年頃、本町田村の大沢左近正次というものが守り本尊として大沢家に代々伝わる菅原道真の尊像を本町田の地に祀ったのが菅原神社の起源になります。この当時の本町田村は大変に広範囲をカバーしていましたが、1582年に分村が実施され本町田村から原町田村と大谷村がそれぞれ分離しました。
当時この地は農民一揆が頻発するような状況下にあり、人々を落ち着かせるためには心のよりどころとなるような神社が必要でした。そのため同じ菅原道真を御祭神として戦国期に町田天満宮、江戸期に南大谷天神社が順次成立してきたと考えられています。
明治5年(1872)に原町田村の大火の際に社殿が焼失し、27年4月に再建しましたが、この時の建物は現在境内社として保存されています。境内社に隣接した現在の社殿は昭和43年に建てられたものです。
学業成就はもちろん、家内安全・交通祈願・厄払いなどさまざまなご利益があるとされており、多くの参拝者で賑わっています。
町田天満宮の御朱印
御朱印所
御朱印は社殿向かって右側の社務所で頂けます。
初穂料 300円ほど
御朱印
新型コロナウィルス感染拡大防止策として御朱印は全て書置き対応でした。
過去に頂いた御朱印
平成29年12月27日付です。
アクセス
交通
小田急線町田駅徒歩約12分
横浜線町田駅徒歩約10分
地図
周辺の寺社
町田天満宮の境内
町田天満宮はJR横浜線の町田駅から徒歩10分の線路沿いに位置しています。線路の反対側にある町田駅前通りとは町田参宮橋で結ばれており、メインロードからスムーズに線路を渡ってスムーズにお参りすることが出来ます。
大鳥居
参宮橋は神社の鳥居に直結しています。
撫牛
自分の身体の調子が悪いところと同じ箇所を撫でると病気や怪我が治ると言われており、天満宮には欠かせません。
鳥居寄りには石造り、社殿寄りの場所には銅製の撫牛が置かれています。
社殿
昭和43年に建てられました。
神輿庫
毎年9月に開催される例大祭で町内を渡御する神輿が収められています。特に向かって右手の神輿は江戸時代中期に造られたもので、約180年経過しているといいます。
境内社
旧社殿
明治27年に社殿として建てられましたが、現在は大物主神(金比羅宮)、素盞嗚尊(八雲社)、蛭子大神(恵美須社)、聖徳太子の四神を祀る境内社となっています。
出世稲荷
伏見稲荷より勧請してきたもので、本家を思わせる千本鳥居がありました。
稲荷社
社殿向かって左手の梅林の中にありました。
神社の境内だけは異空間だった
町田駅周辺で特に横浜線の線路の西側は町田市と相模原市が入り混じったようなエリアで、様々な問題があって決して「良好な住環境」とは言えない場所です。しかしそんなことを全く感じさせない静けさで、ここだけ異空間のように感じられました。
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