弘前八幡宮では「版木押し」の御朱印を頂けます。弘前藩が丸抱えしていたという歴史を持つ神社で、唐門と本殿は重要文化財に指定されています。
御朱印以外にもいろいろやっています
御朱印は「版木押し」
御朱印所

弘前八幡宮の御朱印は社殿向かって右手の社務所で頂けます。こちらでは寺社名の書かれた印章を押す「版木押し」タイプの御朱印を頂けます。
受付時間 9:00~16:30
初穂料 500円
御朱印

弘前の神社だけあってリンゴが描かれています。
弘前藩が丸抱えしていた神社
弘前八幡宮の創建に関しては定かではありませんが、もともとは現在より西の津軽中学校周辺にあった神社です。16世紀から17世紀初頭にかけてこの地には大浦城があり、弘前八幡宮は城の鬼門の守護神として祀られていました。弘前藩第二代藩主である津軽信牧が弘前城を築城した際、丑寅(北東)の鬼門の抑えとして6㎞ほど東の現在地に遷座しました。
それ以降は津軽総鎮守・弘前総鎮守・弘前城鬼門守護として藩内で最も尊貴な神社とされ、弘前藩主が自ら参詣するような存在となります。藩から社領30石を与えられただけでなく、神社の運営にかかわる経費の全てが藩費から賄われていました。
江戸時代は参勤交代があるため藩主が領国にいるのは一年おきになり、このタイミングで実施される弘前八幡宮の祭礼は絵巻物に遺されるほどの華やかさであったといいます。「弘前ねぷた」はあくまでも町人の祭りであり、この時代は弘前八幡宮の祭礼が城下最大の祭りとして最も賑いました。
アクセス
交通
JR奥羽本線弘前駅徒歩約28分
青森は人が住む地域としては世界一の豪雪地帯ということで、当然ながら弘前にもとんでもない量の雪が降ります。毎年2月中旬に弘前公園で開催される「弘前城雪燈籠まつり」は「みちのく五大雪まつり」の一つとされており、公園内に500基に及ぶ大小様々な燈籠や雪像などが配置され蝋燭で灯されます。
そんな弘前でもこの冬の豪雪は度を越していたようです。「自家製うどん たいら」から弘前八幡宮へ向かう道は驚きの連続でした。

「冬になるとシベリアから白鳥が渡ってくる」というのは知識として知っていましたが、実物は初めて見ました。感動ものでした。


歩道と車道の間に巨大な雪の壁が出来ていました。

交差点はこんな感じです。

緊急事態であり、ライフライン確保のため懸命の除雪が行われていました。
地図
青森で頂く御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころ
社号標

一之鳥居

二之鳥居

ここが県道112号線の起点のようです。
狛犬


1664年に奉納されたものです。福井笏谷石でできており、当時の文化圏を知るうえで貴重なものです。
拝殿

重要文化財のある神社ということですが、拝殿は至って普通でした。
唐門(重要文化財)

1612年に建立されたもので、弘前八幡宮が現在地に移転してきたときの建物と思われます。中央が凸状にむくり両端が凹状に反った「唐破風」の形状が特徴で、桃山文化を現在に伝えていると言われています。「全体を弁柄塗、組物等が極彩色」という様子が伺えます。
拝殿の横に唐門~本殿へとつながる門があるのですが降雪のため閉まっており、ここまでしか見えませんでした。
本殿(重要文化財)

1612年に建立されたものです。弘前城築城と並行して造営が進められ、5年を費やして竣工しました。
唐門と同様にここまでが精一杯でした。各種解説には「向拝組物部分が極彩色に塗られ」と記されており、それが少しだけ見えます。
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