青森の十和田神社では直書きの御朱印を頂けます。長らく神仏習合の仏教寺院で、明治になってから日本武尊を祀る神社となりました。十和田八幡平国立公園の中にあり、様々な見どころがあります。
是非こちらもご覧ください
十和田神社の直書き御朱印
御朱印所

十和田神社の御朱印は社殿向かいにある授与所で頂けます。こちらでは「青龍」と「十和田神社」の2種類の御朱印を頂けます。「青龍」は直書き、「十和田神社」は書置きのみのようです。
受付時間 9:00~16:30
※積雪の関係で御朱印所が開かない場合もあるようで、特に冬季はご注意ください。
初穂料 500円
御朱印

今回は「青龍」のみ頂きました。印象的な角ばった書体で、山の上にある神社の御朱印にだけ登場する「登拝」が記されていました。
十和田神社の由緒
十和田神社は十和田湖内の中山半島に鎮座する神社で、十和田湖観光の拠点となる休屋(やすみや)から徒歩約15分の森林の中に位置しています。
伝説によればかつてこの地には八郎太郎というマタギがおり、八頭の大蛇となって湖を支配していたといいます。そこで熊野で修業して諸国を巡礼していた南祖坊が大蛇を十曲(とわだ)に曲げて退治しました。その後に南祖坊は湖に入って龍に姿を変え、十和田青龍大権現となったと信じられています。
これが十和田神社の起源とされており、これにより青龍を祀る「額田嶽熊野山十灣寺」という神仏習合の寺院が誕生しました。征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の際に湖が荒れて渡れず、祠を建てて祈願したという説もあるようです。
こうして十和田湖は僧侶や修験者が修行する場となりました。現在の拝殿の場所には十和田御堂と呼ばれる仏堂が建ち、十和田湖自体が聖域で神の住む山と呼ばれていたといいます。
明治になって出された神仏分離令とそれに伴う廃仏毀釈により神仏習合による権現は排斥され、古事記や日本書紀の日本古来の神に戻すことが強要されました。そのため青龍権現を奥地の神泉苑に移して御堂は取り壊され、神仏習合の寺院は日本武尊を祀る十和田神社となりました。
アクセス
交通

東北新幹線八戸駅よりJRバス「おいらせ号」で約2時間20分、十和田湖(休屋)下車。

十和田湖行のバスは八戸駅西口(ビルの建っていない方)から発車しています。


八戸駅西口から乗車する場合のみ事前予約が必要ですが、それ以外の区間は自由に乗り降りできます。奥入瀬渓流に沿って走行するため遊歩道を散策する人の利用が多く、通路に立つ人が続出する区間も発生するほど途中は混雑します。トイレはありませんが、途中の道の駅でトイレ休憩があります。
ちなみに青森のバスは交通系ICカードが利用できますが、第三セクターの青い森鉄道では切符を買わなければいけません。
※この日はロシアのカムチャッカ半島で大地震が発生しており、まさにここにいる時間帯に八戸で津波警報が発令されました。一斉に鳴りだしたスマホの警報音が凄かったです。
地図
青森で頂いた御朱印(記事は下に続きます)
境内の見どころ
社号標・一之鳥居

鳥居の足下の看板が何とも不気味です。


一之鳥居をぬけるとしばらく神秘的な雰囲気に満ちた杉木立が続きます。
二之鳥居

手水舎

龍神をかたどったもので、ここまで来ると社殿はもうすぐです。

花手水が見事でした。
三之鳥居

社殿まで最後の階段を上がります。
拝殿

廃仏毀釈の中で取り壊された御堂の跡地に1941年に建てられたものです。建物もさることながら苔の生えた石垣が見事で、さぞかし歴史があるのだろうと思っていたら意外にも昭和の建物でした。

青森ヒバの白木造りで、約8年の歳月をかけて造られたものです。



周囲に施された彫刻も見事でした。
昭和になってからこれだけの建物を建てた経緯について知りたかったのですが、どこを調べても記載がなかったのが残念です。
本殿

十和田湖の見どころ
十和田神社は十和田八幡平国立公園の中にあり、様々な美しい景観を楽しむことができます。
奥入瀬渓流
十和田湖とセットになって青森観光の目玉的存在となっているのが奥入瀬渓流です。

手付かずの原生林の中を美しい川が流れているとイメージしている人も多いのではないかと思いますが、実際は十和田市と弘前市を結ぶ国道102号線が流れに並行しています。





そのため子ノ口から始まる奥入瀬渓流の大半は八戸駅からのバスの中からでも見ることができました。

十和田湖行の場合、進行方向右側の方が見える時間が長いようです。国立公園の特別保護地区を国道が通過するというのは全国でもここだけです。
十和田湖

周囲約46㎞のカルデラ湖で面積は日本の湖沼では12番目、最大水深326.8 mは3番目です。



遊覧船が運行されており、湖畔からだけでなく船の上からの眺望も楽しむことができます。
乙女の像

1953年に建てられたブロンズ像で、高村幸太郎最後の作品として知られています。

遊覧船の上からも見ることができました。
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