大窪寺では直書きの御朱印を頂けます。四国八十八ヶ所霊場の結願所であり、奥深い山中の境内には数多くの見どころがあります。
御朱印以外にもいろいろやっています
結願所の直書き御朱印
御朱印所

大窪寺の御朱印は本堂左手にある納経所で頂けます。こちらでは直書きの御朱印を頂けます。
受付時間 8:00~17:00
志納金 500円
御朱印

「結願所」と大きく押された朱印が印象的です。四国八十八ヶ所の御朱印には日付が入りません。
大きな谷間の窪地にある寺
大窪寺は四国八十八ヶ所霊場の第八十八番札所として知られています。

四国八十八ヶ所は徳島県鳴門市の霊山寺からスタートして高知・愛媛と巡り、およそ1200㎞の距離を経て結願所である香川の大窪寺にたどり着くのです。

但し、納経軸は高野山奥の院の朱印がないと完成しません。(上から6段目の中央、天蓋の真上が高野山の朱印)無事結願出来たことを高野山の空海に報告しなければ巡拝は完結しないのです。

大窪寺は徳島県の県境に近い矢筈山(標高788m)の東側中腹に位置しており、717年に行基がこの地で霊夢を感じて草庵を建てたことが起源とされています。唐から帰国した空海も815年にこちらで修業し、谷間の窪地に建てた仏堂に自ら刻んだ薬師如来坐像を安置しました。
大窪寺という寺号はこのあたりの地形に由来しており、大きな谷間の窪地にあることから空海が名付けたといいます。
女性の入山を早くから認めていたことから女人高野としても栄え、最盛期には百以上の堂宇を構える大寺院であったといいます。戦国時代になって兵火と長曾我部氏の侵攻により寺は衰退しますが、江戸時代に入ると歴代高松藩主の保護により再興しました。
1900年の火災により二天門以外の建物が全焼しますが、本堂・大師堂・阿弥陀堂はすぐに再建されました。
アクセス
交通
「ことでん」長尾線長尾駅より車で約45分
八十七番札所長尾寺から大窪寺までは15㎞以上続く山道であり、登り下りが続くことにより道半ばで力尽きて行き倒れになるお遍路さんも多かったといいます。この区間はかつての「へんろ道」が良好な状態で保存されており、行き倒れになったお遍路さんの墓が道沿いに並んでいるといいます。
地図
四国八十八ヶ所の主な札所(記事は下に続きます)
境内の見どころを徹底紹介
私は1996年から97年にかけて仕事の関係で松山に住んでおり、この間に四国八十八ヶ所巡りを行っています。休みの度に札所を何カ所か巡っては松山へ戻るを繰り返し、2カ月かけて大窪寺にたどり着いた時は感慨深いものがあリました。
うどん食べ歩きが主目的の今回の旅ではそこまでの感慨はありませんでしたが、奥深い山中の境内に満ちていた神秘的な雰囲気には心惹かれるものがありました。
門前にあるうどん屋「八十八庵」にも立ち寄りたかったのですが、腹がはちきれそうだったので断念しました。
二天門

駐車場からは一番遠くにあります。仏法の守護神である梵天と帝釈天を祀っており、元禄時代の姿を現在にまで伝えています。
本堂

礼堂・中殿・奥殿によって構成されており、本尊の薬師如来は奥殿に祀られています。元々の建物は1900年の大火で焼失しましたが、明治のうちに同じ場所に再建されました。
寶杖堂

八十八の霊場を無事に巡り終え結願した遍路の金剛杖が奉納されており、毎年春分の日と8月20日に柴灯護摩供の焚き上げが行われます。
大師堂

1階には通常姿の大師像と両脇に四天王像、地下殿には剣を持った秘鍵大師坐像が祀られています。

私がお参りした時に周囲は外国人だらけで、ひょっとしたらこちらが本堂だと思っていたのかもしれません。
仁王門

1990年に竣工した鉄筋コンクリート造の建物です。

二天門と仁王門のどちらから入っても問題はないそうですが、駐車場に面しているのでほとんどの人はこちらから入ってしまうかもしれません。
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