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〖目黒〗大鳥神社の御朱印はすべて書置きで通年で頂ける

大鳥神社の御朱印は以前は正月、例大祭、酉の市開催中に限られていましたが、最近になって通年に変わったようです。目黒は目黒不動尊や五百羅漢寺といった見どころの多い地域で、大鳥神社はその中でも古い資料に名を残している神社です。

御朱印は書置きで通年に変わっている

御朱印所

御朱印所である社務所脇の受付御朱印は社務所脇の受付でいただけます。以前は正月、例大祭、酉の市開催中に限られていましたが、通年で頂けるように変わっています。

受付時間9:00~16:00

初穂料500円

御朱印

大鳥神社の書置きの御朱印

御朱印は全て書置きです。

「長禄江戸図」と江戸九社

社伝によると大鳥神社の創建は806年で目黒区最古の神社とされていますが、何か根拠となるような資料は特にないようです。

太田道灌が江戸城を築いた室町時代の江戸の様子を描いたとされる「長禄江戸図」は江戸図における最古のものとされており、その中で「鳥明神」として大鳥神社の名前が記されています。

長禄江戸図には9つの神社しか描かれていないため、それらの神社を江戸九社と呼ぶそうですが、他に判読できたのは王子神社、湯島天神、神田明神だけでそれ以外は私には全く読み取れませんでした。

長禄江戸図には徳川家康の江戸入府前にはあったとされる「江戸前島」が描かれておらず、一方で江戸幕府が開かれて以降に造られた「溜池」が描かれています。そのため室町時代ではなく後世の作だと考えられていますが、それでも大鳥神社が歴史のある神社であることは間違いありません。

「大鳥神社」であるだけに毎年11月の酉の日には「酉の市」で賑わいますが、もともとは江戸時代にこの地の農家が熊手を浅草から取り寄せて売ったことがきっかけだったといいます。

アクセス

交通

山手線・目黒線目黒駅徒歩約10分

地図

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大鳥神社の境内

目黒通りと山手通り

大鳥神社交差点大鳥神社は目黒通りと山手通りが交差する交通の要所である「大鳥神社交差点」に面しています。

大鳥居

大鳥神社の大鳥居山手通りに面した鳥居です。明治通り側には別の鳥居があります。

神楽殿

大鳥神社の神楽殿

拝殿

大鳥神社の拝殿大鳥神社の社殿は昭和20年の東京大空襲で焼失し、昭和37年に再建されました。平成29年には「平成の御社殿保存修復事業」が行われ、かつての姿を取り戻しています。

「江戸消防第二区・第八区」として銅製の長提灯が一対奉納されています。毎年11月の「二の酉」の日には二区と共に大鳥神社の二の酉の日に参拝し木遣り奉納を行なっています。

本殿

大鳥神社の本殿

切支丹灯篭

キリスト像を仏像形式に偽装した切支丹灯篭灯籠の形状は十字架を表現しています。竿石の下部に刻まれた像には足がありませんが、キリスト像を仏像形式に偽装したといいます。キリシタンへの弾圧と迫害が強くなった江戸初期から中期にかけて造られたものと考えられています。

境内社

境内社の目黒稲荷神社境内社の目黒稲荷神社です。4体の神様を祀り様々なご利益が期待できそうな神社です。

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