六本木天祖神社(龍土神明宮)は東京ミッドタウンに隣接した高層ビル群の合間に位置する神社で、金文字の御朱印を頂くには受付日と初穂料に注意が必要です。このあたりはこれまで度々ご紹介しているラーメン屋の「まる彦」がある関係で何回も訪れていますが、すぐ近隣にこのような由緒ある神社があるとは全く知りませんでした。
金文字の御朱印は受付日と初穂料に注意
御朱印所
御朱印は元旦から成人の日までと毎月の辰の日のみ、社殿左手の社務所で頂くことが出来ます。
受付時間9:00~17:00
初穂料1000円(見開き御朱印以外では、私の知っている限り最高額です)
御朱印
金文字の御朱印です。元旦から成人の日までの期間はこの他に港七福神の福禄寿の御朱印も頂くことが出来ます。
龍の胴体部分を一筆で描き【一繋ぎで途切れない】事から江戸時代より縁起物として重宝されてきた一筆龍
六本木天祖神社の由緒
六本木天祖神社が創建されたのは南北朝時代の1384年で、現在のホテルオークラのあたりであったと伝えられています。品川沖の海から毎夜竜が御燈明を献上しにきたという伝説から「竜燈」と呼ばれ、それがなまって神社の置かれた場所が「竜土」、そして神社の名称も「龍土神明宮」と呼ばれるようになりました。
17世紀前半の江戸城拡張工事に際して現在の地に遷座しています。
昭和20年の東京大空襲で社殿が焼失してしまい、現在の建物は昭和32年に再建されたものです。
隣接する複合ビル「TRI-SEVEN ROPPONGIの新築工事に連動し、平成28年に境内の整備と社務所改築工事が実施されました。
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六本木7丁目7番7号に位置する境内
神社の住居表示が「東京都港区六本木7丁目7番7号」ということで、縁起の良い「スリーセブン」となっています。
社号標
テレビ朝日が寄進したもののようです。
大鳥居
手水舎
手水舎だけは空襲の被害を逃れることが出来、江戸時代の1846年に設けられた水盤がまだ使用されています。
拝殿
昭和32年に再建されました。
本殿
近隣のビル工事に合わせて境内の整備が実施され、社殿周辺は植栽の整った遊歩道のようになっています。
境内社
境内には満福稲荷神社が鎮座しています。もともとは孫太郎稲荷という社号でしたが、近隣の稲荷社を合祀して現在の社号となっています。この満福稲荷神社には港七福神の一つである福禄寿もあわせて祀っています。
シャネル マツリ(CHANEL MATSURI)
外苑東通りから「バーニーズニューヨーク」六本木店の裏側に回った場所という特殊な場所に位置していることもあり、六本木天祖神社の境内はやはり普通の神社とは異なった雰囲気となっています。
9月28日~10月8日にはシャネル(CHANEL)のビューティーイベントであるシャネル マツリ(CHANEL MATSURI)の会場として六本木天祖神社が使用され、和モダンな空間の中に赤を基調としたシャネル風の屋台が数多く出店して大変に賑わったようです。
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