今回は「キリン秋味」をご紹介します。酒好きにとっては秋の到来を告げる風物詩で、今年で28年目を迎える定番商品です。他社からも「秋限定」という商品は発売されていますが、飲み比べてみると全く格が違っていました。
「キリン秋味」は夏の終わりを告げる風物詩
狂ったような暑さが続いた今年の夏もようやく終わりが見えてきたようで、今年も酒屋の店頭に「キリン秋味」が並ぶ時期を迎えました。紅葉を意識したデザインの缶は酒好きにとって季節の変わり目を示す風物詩であり、暑さが苦手で夏が嫌いな私にとっては待ちに待った過ごしやすい日々の到来を告げるものとなっています。
まだまだ暑さは厳しいものがありますが、8月に入ったばかりのころに比べると随分と楽になったように思います。日頃ウィスキーばかり飲んでいる私もこの夏は随分とビールを飲みましたが、最後の締めくくりとして2018年版の秋味を飲みたいと思います。
27年続く秋の定番商品
「キリン秋味」は1991年に発売開始された秋の定番商品で、麦芽を通常の1.3本分使用し、少し高めのアルコール度数6%にすることにより豊かな味わいと飲みごたえの実現を目指しています。これまでの27年間の累計で13億本売れた(350ml缶換算)ということですから相当なもので、私と同様に発売開始も待ち望んでいる人も多いのではないかと思います。
缶のデザインは毎年同じであるように感じますが、秋だけの贅沢なビールとしての品質感を高めるようデザインの微妙なリニューアルが繰り返されてきました。
https://www.kirin.co.jp/products/beer/akiaji/
キリンのHPには歴代のパッケージが並べられており、28年の間に実は大きく変化していたことに驚かされます。
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濃厚で深い味わいのビールだった
今年は金色がベースとなっており、「秋味」という表示とキリンのマークを紅葉が囲むようなデザインとなっています。
前回から使用し始めたグラスを今回も使います。とあるモデルルームを閉鎖する際にこっそりかっぱらってきたグラスで、ビールを350ml注ぐのにぴったりの大きさです。
理由はよくわかりませんが一気に注いでもちょうどいい感じの泡となり、これまでのように勢いよく注いでは泡が治まるのを待つということが不要なので重宝しています。
今回もいい感じの泡となりました。
豊かな苦みと豊かなコクが印象的で、濃厚で深い味わいとなっています。麦芽の量が多くアルコール度数が高いことから、しっかりとしたのど越しと飲み応えを感じることができました。
グビグビと一気飲みするのではなくしっかりと味わって飲むビールであり、様々な秋の味覚に合わせて楽しむことができるようになっています。
他社の「秋限定」とは全く格が違っていた
「秋限定」と銘打ったビールは他社からも出ていますが、飲み比べてみるとコクや味の力強さの点で「キリン秋味」は格が違っていたように思います。街にクリスマスソングが流れ札幌から「冬物語」が出るまで当分「秋味」ばかり飲むことになるかもしれません。
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★最後までお読みいただきありがとうございます。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。健康のため飲み過ぎに注意しましょう。
◆この夏飲んだ印象的なビール