「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」は販売数量が想定を大幅に上回り、全国販売開始後たった1日で一時休売となってニュースに取り上げられるほどになっています。クリーミーな泡が人気の秘密のようですが、中身は従来のスーパードライのままです。ビールはグラスに注いで飲むべきものであり、そんなに大騒ぎする商品ではないと思います。
1日で一時休売となるほどの売れ行き
アサヒビールの新商品「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」が話題になっています。中身は従来のスーパードライそのもののままですが缶に様々な工夫が施されており、開栓するときめ細かい泡が自然に発生してジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめると謳われています。
酒類を取り扱うコンビニエンスストアでは4月6日から先行発売となりましたが、たちまち欠品状態となってニュースで取り上げられるまでになります。(私はここで新商品のことを知った)
4月20日に全国販売が開始されると販売数量が想定を大きく上回り、またたく間に品薄の状態となってしまいます。結局「今後の販売数量見込みに対し商品供給が追い付かない」ということによりたった1日で4月製造分を出荷後の一時休売が決定され、6月中旬以降に数量限定で再発売ということになりました。
「ジョッキで飲んでいるような感覚」が楽しめるらしい
先行販売の期間はあちこちのコンビニを探しましたがどこにもなく、私が新商品を入手できたのは全国販売の初日で、この時すでに「お一人様3点限り」となっていました。
従来の缶ビールと違ってフタが全開できるようになっています。それにより麦芽の香りが感じやすくなるとともに、口に流れる液量が多くなることでこれまでより飲みやすくなっています。
缶の内側には特殊塗料が塗られており、通常よりもきめの細かいクリーミーな泡が発生します。泡が無くなっても缶を手で包むなどすればまた新たな泡が発生するようです。
これらの工夫により「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」はジョッキで飲んでいるような感覚が楽しめるといいます。
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大騒ぎする商品ではない
泡で炭酸が適度に抜けることにより缶ビール特有のピリピリ感が抜け、確かにジョッキで飲んでいるのと似た感覚です。しかし缶の縁の部分が邪魔で謳われているほど口に流れる液量が多くなったとは思えず、ゴクゴク飲んでいるという感覚にはなれません。
缶ビールをそのまま飲むとどうしても舌や唇が缶に触れることが多くなり、ただでさえ金属っぽいスーパードライの味を悪い方向に膨らませています。
品不足となっていることからメルカリに多数出品されて転売されているようですが、「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」はそんな大騒ぎするような商品ではないと思います。
やはりビールはグラスに注いで飲むべき
「新商品」とはいえ変わったのは缶だけで中身は全く同じです。
そこで従来品のスーパードライをグラスに注いで飲んで比べてみました。
数年前のキャンペーンの際にスーパードライを飲みまくって手に入れたグラスです。
まずは勢いよく注ぎます。
泡が落ち着くのを待ちます。
再び勢いよく注ぎます。
再び泡が落ち着くのを待ちます。
最後にそっと注ぎます。今回もいい感じの泡になりました。
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★未成年の飲酒は法律で禁じられています。飲過ぎには十分に注意しましょう
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