息栖神社(いきすじんじゃ)では直書きで貫禄のある御朱印を頂けます。アクセス面で難がある神社ですが電車とバスと徒歩でお参りしてみました。
貫禄のある直書き御朱印
御朱印所
息栖神社の御朱印は1種類で拝殿向かって左手の社務所で頂けます。
受付時間 9:00~15:30
初穂料 500円
御朱印
息栖神社の最新の御朱印で、知らない間に変わっていました。以前のものと比べて随分と貫禄が出てきたように思います。
過去に頂いた御朱印
平成29年10月5日付です。
オリジナル御朱印帳の種類・値段
息栖神社ではカラフルな御朱印帳を扱っています。全て小型サイズで紙質は普通です。
価格800円~1200円
東国三社巡りをしてみよう
電車とバスと徒歩によるアクセス
東国三社巡りの最大の難所
息栖神社をお参りする際に最も問題になるのがアクセス面で、東国三社巡りをする場合には息栖神社をどうするかで頭を痛めることになるかと思います。
公共交通機関のみを利用する場合は体力勝負となることを覚悟しなければなりません。私は小見川駅から神社を経由して鹿島セントラルホテルまで歩きましたが、「災害級の暑さ」の中だったので大変なことになりました。
交通
JR東京駅八重洲南口より高速バスかしま号(鹿島神宮駅行き)「鹿島セントラルホテル」下車徒歩約30分
JR成田線 小見川駅下車徒歩約60分
息栖神社をお参りする際、鹿島セントラルホテルは様々な点で重要ポイントとなります。
ホテルから息栖神社行、あるいは息栖神社経由小見川駅行というバス便もあるにはあるようです。(本数がかなり少ない)
小見川駅から歩く場合、小見川大橋(上)と息栖大橋(下)という2本の橋を渡ります。
地図
息栖神社の境内
社伝によれば息栖神社の創建は応神天皇の時代で、807年の神栖市日川にあった祠を現在の地に移したと伝えられえています。飛鳥時代から平安時代にかけて編纂された歴史書に「於岐都説神」という記述があり、これが息栖神社を指していると考えられています。
案内図
一の鳥居
息栖神社の一の鳥居は常陸利根川に設けられた船だまりに面しています。お伊勢参りが全国的な大ブームとなった江戸時代、関東以北の人の間では伊勢神宮の帰りに東国三社を巡る「下三宮参り」の習慣がありました。河岸にあった息栖は参詣客が利用する水運の拠点となり、その繁栄は大正時代まで続いたといいます。
忍潮井
一の鳥居の両脇に井戸が掘られています。社伝によれば194年に造られたもので、この辺りがまだ海水に覆われていた時代に真水の支脈を発見し、噴出させたところ海水を押しのけて湧き出したとされています。
川に向かって右側が男甕、左側が女甕で、女甕の水を男性が、男甕の水を女性が飲むと二人は結ばれるという言い伝えがあり、縁結びのご利益もあるとされています。(ただし井戸の水は現在では飲めません。)
二の鳥居
神門
1847年に造営されたもので、1960年の火災の際にもこちらだけは焼失を免れました。
力石
御神木
夫婦杉とよばれ、樹齢1000年で夫婦円満と安産の御利益があるとされています。
拝殿
厄除招福の神で井戸の神でもある岐神(クナドノカミ)を主神とし、航海・航空の守護神である天鳥船神と住吉三神が合祀されています。息栖神社は明治維新後には勅使が派遣されるほどの神社として栄え、社殿は1722年に造営された華麗なものだったといいますが、1960年の火災で焼失してしまいました。現在の建物は1963年に再建された鉄筋コンクリート造です。
本殿
境内社
稲荷神社
二の鳥居をくぐるとすぐ左手に稲荷神社があります。仕事を引き寄せてくる御利益があるといわれています。
境内社二社
左が鹿島神社、伊邪那岐神社、高房神社、奥宮を祀り、右が香取神社、手子后神社、八龍神社、江神社、若宮を祀っています。
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