困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖大須〗万松寺で頂ける11種類の通常御朱印と特別御朱印

名古屋の万松寺(ばんしょうじ)では11種類の通常御朱印の他に特別御朱印もあります。名古屋を代表する繁華街に溶け込んだビルの中にあり、境内は周辺の商店街に完全に一体化していました。

万松寺で頂ける11種類の御朱印

御朱印所

万松寺の御朱印所

万松寺の御朱印は商店街から入ってすぐ左手の祈祷受処で頂くことができます。

万松寺の御朱印の見本

こちらでは11種類の通常御朱印の他、限定御朱印も頂くことができます。

志納金 私が頂いた通常御朱印は500円でした。

御朱印

万松寺の御朱印

今回は本尊である十一面観音の御朱印のみ頂きました。ありがたいことに直書き御朱印です。

織田家や徳川家と縁が深い歴史

万松寺は織田家の菩提寺として有名な寺院で、名古屋の歴史的観光名所となっています。

織田信秀によって創建されたのは1540年で、現在よりももっと北に位置していました。織田家と今川家の間で翻弄されていた幼少期の徳川家康が人質として1547年から3年間過ごした場所でもあります。

1522年に信秀が死ぬと長男で喪主の信長は袴もはかず、太刀と脇差を縄で巻いて万松寺の葬儀に現れ、位牌に抹香を投げつけてそのまま帰ってしまったという逸話はあまりにも有名です。

広大な寺領に七堂伽藍を備えた大寺院でしたが、家康が名古屋城を築城する際に現在の地に移されました。

1912年(大正元年)に第37世大円覚典和尚が寺領の山林の大部分を開放したことで大須商店街が誕生し、万松寺周辺は名古屋を代表する繁華街となります。しかし先の大戦における名古屋大空襲によって大須は焦土となり、寺も不動堂および稲荷堂を除いて再建さないままでした。

1994年になって鉄筋コンクリート造の本堂が再建され、また2017年には不動堂および稲荷堂の建て替えで白龍館が完成したことにより現在の姿となっています。

アクセス

交通

地下鉄鶴舞線・名城線上前津駅徒歩約3分

地図

名古屋を代表する繁華街に溶け込んだ寺院

名古屋を代表する繁華街

万松寺は現在でも大須一帯の大地主でビルなども数多く保有しており、周辺は名古屋を代表する繁華街となっています。

アーケードの面した万松寺

アーケードの左側がもう寺で、お守り売り場です。完全に商店街に溶け込んでいました。

万松寺の外観

万松寺の外観

横浜中華街における横浜大飯店のような外観です。

万松寺の天井

外観だけでなく内部も大変に華やかです。「比較的最近になって再建された鉄筋コンクリート造の寺院」ということで増上寺の大殿のような建物をイメージしていたのですが、全然違っていました。

ちなみに住職が将棋ファンであったこともあって内部は将棋のタイトル戦が開催できるような仕様となっており、実際に名人戦や竜王戦の対局場となった実績があります。

鉄筋コンクリート造のビルの内部にある境内

案内図

万松寺の案内図

本堂

万松寺の本堂

1945年の大空襲により大須一円は焦土となり、本尊も焼失してしまいました。1994年の再建の際には周囲の都市景観との調和を重視し、近隣商店街に合わせた耐火・高層建築とするために地下一階・地上五階建て鉄骨鉄筋コンクリート造りとなりました。

織田信秀公墓碑

織田信秀公墓碑

本道の前に安置されています。墓石は平和公園に移されましたが、供養塔は残りました。

稲荷堂

稲荷堂

白雪稲荷(はくせついなり)と呼ばれており、千年前に雪のように白い狐がお稲荷様となってこの地に祀られたと言われています。万松寺がこの地に移転してきた際に寺の鎮守として譲り受けました。

不動堂

不動堂

1570年の金ケ崎の戦いで浅井長政の裏切りによって撤退を余儀なくされた際、信長は至近距離から狙撃されます。しかし万松寺の住職より贈られた干し餅に弾が当たったことでかすり傷で済みました。

信長は万松寺の不動明王の加護のおかげと深く感謝したといいます。

天才的なものを感じた街づくり

名古屋に大須という繁華街があるというのはずいぶん以前から聞いて知っていましたが、今回初めて現地を訪れました。規模も賑わいも事前の想像をはるかに超えており、アメ横や築地の場外市場並みであったように思います。

その賑わっている街のど真ん中に周囲と完全に一体化するように再建されたのが万松寺です。荒廃してしまった神社が大手不動産会社の手による再開発で再生された事例はこれまでいくつも見てきましたが、万松寺の事例はこのどれとも違ったもので、何やら天才的なものを感じました。

「評価に値する」と思われたらワンクリックお願いします。読者登録とブックマークを頂けるともっと嬉しいです。

関連記事

www.goshuinbukuro.com

www.goshuinbukuro.com

www.goshuinbukuro.com